【番外編】2012年Facebookアプリの動向を探る

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新年あけましておめでとうございます。
みなさん良いお年をお迎えでしょうか?
Pickup!アプリのコーナーは、今年第1回目の更新ということで、前回に引き続き、番外編でお送りしたいと思います。
テーマはずばり、”2012年Facebookアプリの動向”です。
データや事例をご紹介しながら、私の妄想も織り交ぜつつ、Facebookアプリの今後について考えてみましょう。
キーワードその1:「モバイル対応」
2012年、Facebookと同じく目が離せないのが、スマートフォン普及の加速度です。
コムスコア社の「モビレンズ(MobiLens)」調べによると、2011年10月時点で日本国内のスマートフォン利用者数は、1456万人だったとのこと。(メインで利用している携帯電話端末のみで、2台目以降のサブ機は含まず。)
依然として「男性」「35歳以下」「関東甲信越在住」という属性に偏りはあるものの、「女性」「全国地域(特に関西、中部、九州圏)」におけるスマートフォン利用が毎月確実な上昇傾向にあるようです。
調査時での男女比も約6:4となっており、ビジネスユースに留まらず、一般にフィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えが進んでいることが伺えます。
さらに米国の利用動向を見てみると、Nielsen社の調査結果によれば、米国でAndroidユーザーがダウンロードしているアプリは、Androidマーケットに次いでFacebookのモバイルアプリの利用率が最も高いことがわかりました。
昨年末のTechCrunchでも、「Facebookユーザーの40%がモバイルアプリを使っている」というエントリが公開されており、Facebookとモバイルの切っても切り離せない現状が見て取れます。
そこで問題になってくるのが、Facebookアプリのモバイル対応です。※以降、モバイル対応の”モバイル”とは、フィーチャーフォン(ガラケー)ではなくスマートフォンを指します。
これまでFacebookアプリは、基本的に、というか暗黙の了解で、モバイルには非対応というのが当たり前でした。
しかし、このトレンドを見ると、そうも言っていられなくなるのは明らかです。
国内ではアライドアーキテクツ社がいち早く、同社の提供するFacebookアプリ「モニプラファンアプリ」のキャンペーンアプリをモバイル対応させたことを発表しました。
モニプラファンアプリ、Facebookキャンペーンアプリがスマートフォンに完全対応 ~iPhone/Androidユーザーに向けてキャンペーン情報のリーチが可能に~
しばしば利用者が仰天するような大幅な仕様変更を行ってきたFacebookですから、今後すべてのFacebookアプリが自動的にモバイル対応するなんていう可能性もゼロではないと思いますが、そうならない限り、Facebookアプリを使う前に、同じ機能でモバイル対応しているものがあるかどうか、チェックしておきたいポイントになってきそうです。
キーワードその2:「カスタムアプリ」
これまでPickup!アプリでご紹介してきたFacebookアプリは、Facebookページを作る際に便利なものばかりでしたが、多くのキャンペーンコストをかけられる大企業やBtoC企業では、ユーザーが楽しめるようなオリジナルのFacebookアプリを次々と投入しています。
数ある企業のオリジナルアプリの中から、お正月にちなんだものを2つだけご紹介しておきましょう。
例1:チューリッヒ保険会社の「のりもの新聞
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名前、車種、画像を登録すると、見出しと組み合わせてFacebook上に自分だけの新聞画像をシェアして遊べるアプリ。年始はお年玉キャンペーンということで、このアプリを使ったユーザーに、抽選で50名様に2,000円分の図書カードをプレゼントする企画も実施しています。
例2:ドクターシーラボの「お年玉付き年賀状アプリ
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「お年玉付き年賀状アプリ」を使ってFacebookの友達に年賀状を送ると、送った方と送られた方の両方に、お年玉くじ番号が発行され、後日公式ショッピングサイト上で抽選結果を確認するしくみ。ドクターシーラボ公式ショッピングサイトで10万円分お買い物できるポイントや多機能美顔機など豪華賞品が当たるそうです。
こういったオリジナルアプリを作るには、ほとんどの場合、代理店やアプリ開発会社に相当のお金を払って、制作してもらうしかなかったものですが、2012年はもう少しハードルが下がって、ASPで柔軟にカスタマイズできたり、オリジナル風に見せられるアプリがたくさん出て来てほしいなと思っています。
もしくは、ちょっと変化球で、ヤマサ醤油のFacebookページ「醤油の魔術師(ヤマサ醤油 鮮度の一滴)」で展開されている「お雑煮グランプリ2012」のように、モバイルアプリ開発会社とのタイアップキャンペーン。
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「お雑煮グランプリ2012」は、iPhoneアプリの「SnapDish」を使ってお雑煮の写真を投稿してもらうと、ヤマサのFacebookページにも連動し、双方のいいね!総数でグランプリを決めるというもの。
先に挙げたモバイル対応の問題もクリアし、ユーザービリティも向上させた、素敵なキャンペーンだと思います。
いずれにせよ、こうしたキャンペーンやタイアップなどの取り組みがもっと増えると、多くの企業がFacebookをマーケティングやブランディング施策の一部に組み込みやすくなってくるのではないのでしょうか。
と、長々と2012年のFacebookアプリ動向を探ってみましたが、いかがでしたか?
次回からは通常に戻り、またFacebookページで活用できる、新たなFacebookアプリをご紹介していきたいと思います。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします!

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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