幼児のいるパパママにスマホは必需品。幼児教育にイノベーションを起こしうる3つのスタートアップ

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かの有名な起業家(投資家)マーク・アンドリーセンの
ソフトウェアが世界を飲み込む」という言葉が表す通り
インターネットの登場により多くの業界が変革を迫られました。
音楽、出版、電話、決済、映画などなど数えればきりがありませんが
インターネットによってここ2~30年の間に世の中の産業構造が
大きく変わってきているのは事実です。


そして今、インターネットによる変革のまっただ中に
あるのが「教育産業」であると言えるでしょう。
その市場はなんと世界で20兆円にのぼるといわれています。
以前、「ITで教育を変える。シリコンバレーを中心とした
「EdTech」というトレンド
」という記事でも紹介している通り、
今、米国を中心に教育系のスタートアップは
世の中から大きな注目を浴びています。


上の記事で紹介しているのはコーセラユーダシティなど、主に大学の講義を
オンラインで閲覧できるサービスですが、今回はまた切り口を変えて、
幼児教育に特化した日本発のスタートアップを紹介したいと思います。
スマホやタブレットが子供にとってのおもちゃとしての地位を確立している今、
以下に紹介する3社がもつポテンシャルはビジネス的にも、
そして社会的観点からも注目に値するものでしょう。



スマートエデュケーション

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おやこでスマほん」「おやこでリズムダンス」など
そのアプリ名からわかる通り“親子で”楽しめるアプリを
中心に展開しているスタートアップです。
親と子のコミュニケーションを重視したアプリを
8つも展開しており、子供が遊ぶ道具、というよりも家族間の
絆作りを意識している点がユニークな点だと言えるでしょう。
というのも彼らは家族をつなぐコミュニケーションツールとして
これら知育アプリを捉えており、たとえ離れて暮らしていようとも
家族みんながアプリを通して遊んで楽しめる世界を作っていきたいと言います。
LINEが提供する「LINE キッズ」にも自身アプリを提供していくなど
これから展開にも、期待できる注目の教育系スタートアップです。



ファンタムスティック

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こちらは「キンダーパン」というアプリで幼児教育に
変革を起こそうとしているスタートアップです。
こちらもスマートエデュケーション社同様、
親子のコミュニケーションを重視しているのですが、
ポイントは他の国の利用者とも簡易的な交流が可能に
なっているという点ではないでしょうか。
ファンタムティック社はアプリ自体の展開というよりも
2-6歳に限定した教育プラットフォームという切り口で
このキンダーパンを捉えており、世界中の知育コンテンツを
販売するための場所として、このアプリを成長させていくとのことです。



Quipper

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個人的に最も注目しているのがDeNAの共同創業者でもある
渡辺雅之氏がロンドンを拠点として展開しているQuipperです。
知の分散」をミッションとして、どんな場所でも平等な教育が
受けられる世界を作るために起ち上げられた同社のアプリは
すでに世界中で400万ダウンロードを達成しています。
質問に答えていく「ドリル式」のクイズを採用しており、
1回の学習単位の中に10問くらいの問題が用意されています。
注目すべき点が、そのクイズの約半分がサードパーティによって
制作されたクイズであるということ。
つまりQuipper自身が教育コンテンツそのものを
つくるのではなく、教育クイズを配信するプラットフォームとして
機能するように作りこまれているのです。
ベネッセやスカイプの創業者が出資をしており、
株主になっているという点も興味深い点でしょう。




以上、主に小学生未満の子供を対象にした
知育アプリを提供するスタートアップを3社ご紹介しました。
本文でも少し触れましたがあのLINEも「LINEキッズ」という形で
Quipperやキンダーパン同様、知育アプリのプラットフォームの座を
狙おうと攻めの姿勢に入っております。
日本だけを見ても、このような有力なプレーヤー達が
次なる巨大な市場を作り始めてきています。
あとはタブレットやスマホの普及を待つだけでしょうか、
ほぼ確実に起こるであろう、インターネットによる教育の
パラダイム・シフト。その変化を今後とも注視していきたいと思います。



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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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