ポイントはソーシャルとデザイン。新しい時代のお手本とも呼べる4つのコマースサイト

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先日ですが個人的に面白い記事が飛び込んで来ました。
それは「AppleがTheFancyの買収に向けて交渉中」というニュースです。

Appleはもちろんご存知かと思いますが、
The Fancyに関しては「?」と感じる方がほとんどでしょう。
このThe Fancyというのは簡単にいうと写真共有のSNSであり
あのPInterestのライバルとして挙げられることの多いサービスです。
Pinterestと差別化できるポイントとしてはよりEコマースに力を
入れているということでしょう。

それを踏まえちょうど一ヶ月前にこのThe Fancyという
サービスはアフィリエイトネットワークを提供しました。
具体的には他のWEBサイトで見つけた商品を
このThe Fancyで共有し、他の誰かがそれを買うと共有した
人に収益がもたらされる仕組みです。

スクリーンショット 2012-08-07 11.22.35.png

他にも友人を招待すれば収益を得られるなど、
もはやPinterestと同じように写真共有SNSという
文脈ではなく、ソーシャルコマースという見方で
このサービスを捉えるべきと言えるでしょう。
それはマネタイズが難しい写真共有サービスで一週間に
70,000ドルもの売上を出しているという点からも明らかです。

ユーザー数や認知度ではPinterestに大きく劣りますが、
上記の数値のようにビジネス面ではPinterestの
遥か先を行っているといっても過言ではありません。
さらに興味深いのがPPRというグッチ、イブ・サンローラン、
バレンシアガなどの多くのラグジュアリーブランドを展開する会社が
The Fancyの主要株主として名を連ねているところです。
さらにこのPPRはグローバル版ZOZOTOWNとも呼べる
ファッションコマースサイト、ユークス.comを展開するYOOXgroup
共ににオンラインストアのジョイントベンチャーを起ち上げるなど
アパレルのEコマース市場において大きな流れが到来するのは
確実と言えると思います。

話を戻すと、このPRRだけならずFacebookの共同創業者である
クリス・ヒューズやTwitterのジャック・ドーシーも株主として
名を連ねているところからAppleが早い段階から、
このThe Fancyに注目するのもうなずけます。
またiTunesに登録されている4億人もの
クレジットカードデータとこのサービスの仕組みを
結びつけることができればEコマースの分野において
大きな展開をもたらすことが出来るのではないでしょうか。
(Appleはソーシャルが苦手とも言われているので、
The Fancyがしっかり機能してくれればよいのですが)

このように今、Eコマースの分野は「ソーシャル」が
台頭してきたことにより大きな転換期に来ていると言えます。
そこで今回は以下に新しいタイプのEコマースサイトを3つ紹介します。

①Etsy(エッツィー)
スクリーンショット 2012-08-07 11.27.56.png
Etsyはハンドメイドの商品を自由に買ったり打ったりできる
ものづくりに携わる人たちのためのマーケットプレイスです。
単なる売買だけではなく、出品者と購入者の交流が盛んに行われている
ことで注目を集めている人気のECサイトです。
非常に順調な成長を見せており、Pinterestも初期段階からこの
Etsyとアフィリエイトの契約を行なっておりました。
世界の経済の仕組みを変える」というミッションの元に集まった
クリエイターによる個性あふれるハンドメイド商品は一見の価値があります。

②Fab.com(ファブドットコム)
スクリーンショット 2012-08-07 11.31.03.png
Fab.comはデザイン志向のEコマースサイトであり、
サイトのデザイン性の高さに裏打ちされるように、センスのいい
商品(主に雑貨や家具)に溢れたEコマースサイトです。
公開から1年も経たずに500万近いユーザーを抱えるほどの
人気を博すFab.comですが、フラッシュセール的な仕組みから
最近はソーシャルショッピング色を強めたものになっています。

元々はゲイ専用のSNSから始まったチームによって作られた
Fab.comの洗練されたデザインがどうして多くの人々を
虜にするのか、サイト設計を勉強する上でも一見の価値アリです。

③AHA Life(アハライフ)
スクリーンショット 2012-08-07 11.33.25.png
AHALifeは「あなたの人生をアップグレードしよう」という
コピーを掲げていることからも分かる通り、ちょっと贅沢な
商品を紹介するEコマースサイトです。
これまでは1日1点、選びぬかれた商品をメールアドレス登録者に
対して紹介するサービスだったのですが、現在は
商品数も増えてきたのかサイトには多くの
洗練された“商品が並んでいます。

こちらの仕組みとして面白いのが商品をシェアしたり、
レビューを書いたり、友人を招待したりすればするほど
ディスカウントが受けられるようになっている所です。
また商品を選ぶ担当者の顔も前面に出しており、
ソーシャル×キュレーションの時代においては
お手本となるサービスと言えるでしょう。

以上、The Fancyに始まり、
Etsy、Fab.com、AHA Lifeを紹介致しましたが
お気に入りのコマースサイトはありましたでしょうか?
これらを紹介して共通して感じるのが

①デザイン性の高さ
②ソーシャルの活用
③Eメールの活用
(どのサービスも毎日素晴らしい
商品入荷メールを送信してきてくれます。)

などでしょうか。
特に②のソーシャルの活用については
シェアするごとにポイントが貯まっていくプログレスバーの
魅せ方など、ゲーミフィケーションの考えを取り入れて
効果的にユーザーの心理をくすぐる仕組みがあります。

FacebookやTwitterなどで個人がメディアに
なっている今の時代、ユーザーといかにエンゲージメントを
高めてサービスの”“をしてもらうかがEコマースサイトは
もちろん、あらゆるサービスの肝になってくるでしょう。

そのポイントをまずは最先端をゆく
今回紹介したソーシャルコマースサイトたちから
勉強してみるのもいいかもしれませんね。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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