LINE初の大型イベント「Hello,Friends」で見せた人と人のその先を繋ぐプラットフォームの姿

LINEで送る
Pocket

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさまご存知人気No.1スマートフォンアプリの
LINEが初となる大型イベントを開催致しました。
その名も「Hello,Friends in Tokyo 2012」というタイトルで
内容はこれまでのコミュニケーションツールとしての
サービスから大きく舵を切り、プラットフォームとして
今後LINEを展開していくというものです。
今回のイベントの内容をご紹介したいと思います。

このイベント、最後の参加者による質疑応答だけを
みても雑誌、WEB媒体はもちろん新聞社、TV局の
方々も積極的に質問をされており各種メディアからの
非常に強い注目度を感じました。
また、USTREAMでも常時視聴者は英語放送合わせて
3,500人オーバーとなっており、平日の13時からにも
関わらず世界中から注目されているということに
改めてLINEのポテンシャルを感じることが出来ました。

まずこのカンファレンスの冒頭では
LINEを運営するNHN Japanの森川代表がリリースから
ちょうど1年経つLINEのこれまでを数字で振り返りました。
x2_jpg
・月間アクティブ率は82%
・1日に10億メッセージがやりとりされている
・FacebookやTwitterの成長スピードを超えている
・LINEのスタンプは総額3億5,000万円の売上。
・4月からスタートしたスタンプの月毎に5,000万ずつ増えている
・2012年の3月時点でスマホユーザーの44%がLINEを利用
・日本では2,000万、世界では2,500万LINEはダウンロードされている


どれをとっても驚異的な数字が並びます。
その背景には人々のコミュニケーション手段の
多くがスマートフォンに移行しているという事実があり、
同時にLINEは他SNSと違い、完全にそのスマホに合わせて
つくられたサービスでありつつ、シンプルさを
徹底追求していったことが要因として挙げられます。
そして「「LINEこそがスマホ革命」と自信をもって
森川代表は語られました。

LINE CHANNEL

このような圧倒的な成長で人と人を繋いできたLINEですが
今回の発表を持って今後はプラットフォームとして
人と人だけではなく、コンテンツ、サービス、ビジネスを
繋げていくと言います。
その決断の理由としては実際にLINE cameraやスタンプの
販売で検証してきた結果、成功の要因が見えたということで、
PCブラウザが未だメインのFacebookと差別化
していきながら事業を成長させていくことでしょう。
スクリーンショット 2012-07-03 17.24.14.png

それをLINE CHANNELと呼び具体的な
コンテンツとしては
LINE ゲーム(KONAMI、グループスなど)
LINE トークノベル(講談社)
LINE 占い(マガジンハウスなど)
LINE クーポン(リクルート)
LINE サウンドショップ(レコチョク)
LINE サーチ/Q&A
LINE ショッピング/ギフト
LINE ロケーション
LINE ミュージック
LINE コミック/ブックス
LINE ニュース

などが上げられます。
※( )部分はパートナー企業

ポータルサイトのようにスマートフォンコンテンツへの
ゲートウェイとして機能していく仕組みを
LINEで構築していきたいと考えているとのことで
このシステムの中ではLINE COINという仮想通貨
使ってデジタルアイテムを購入して
いけるようになるとのことです。

Social Network

スクリーンショット 2012-07-03 17.29.12.png
さらに上記のLINE CHANNELをより加速させていく
トリガーとしてLINEはソーシャルネットワークの要素を
機能として取り入れていきます。

一つ目がHOME
LINE上での自分のアイデンティティとなる場所で
ログを見たり、デコレーションができたりする場所です。

2つ目がTIME LINE
友人のアクティビティがフィードで
流れる場所。Facebookでいう
ニュースフィードといえるでしょう。
面白いのが友人の投稿にたいしては「いいね!」ではなく
スタンプで様々な感情を与えることができるとのことです。

あくまでも、これまで同様コミュニケーションを中心にし
それをCHANNEL、HOME、TIMELINEで囲い込む形にしていくものです。
この新しいプラットフォームで今後はアメリカ、中国にも
積極的に展開していくということで、FacebookやWeChat
どう戦っていくのかが注目されます。

LINEマーケティング

スクリーンショット 2012-07-03 17.30.46.png
マーケティングプラットフォームとしてのLINEについては
先月公開したばかりの企業の公式アカウントや
スポンサードスタンプを具体例として挙げながら
話しを進めていきました。
例えばローソンの公式アカウントでは
クーポンによって3倍以上の来店があったと言います。
またスパイダーマンのスタンプは1日平均100万回使われている
と言いユーザーとの間でのエンゲージメントの
高さを訴求しておりました。

今後はテレビ朝日、マツモトキヨシ、ゲオといった
公式アカウントが出てくるとのことで、
このようなLINEマーケティングにはまだまだ無限の
可能性があると、こちらも自信に満ち溢れたプレゼンでした。

KDDIとの業務提携

Aw2ssM_CQAAzkM2.jpg-jpg
そして最後には”One more thing…”という
スティーブ・ジョブズのプレゼンでおなじみの一言が
表示されたスライドの後、株式会社KDDIの高橋代表が
ご登壇されNHN Japanとの業務提携を発表されました。

今後、auが作り上げていくプラットフォームと共に
LINEと相乗効果をあげていきたいと言います。
未成年保護やトラフィック対策の件においても
非常に心強いパートナーといえるでしょう。

まとめ

7月3日のカンファレンスではご覧いただいた
内容がアナウンスされたわけですが、何よりも
驚かされるのがこのスピード感です。

単なる一つのスマホアプリがほぼ1年で
世界中で4500万ものユーザーを獲得するのはもちろん
KDDI、リクルート、講談社、TV局などの日本の
大手企業を巻き込みながら新しい作戦に打ってでる
この柔軟性と展開の速さに目をみはるばかりです。

全ての人々がスマホというツールを手にしていく中で
友達とのコミュニケーション」というコアバリューに
フォーカスしながら突き進むLINEが、FacebookやTwitterといった
外国の巨人サービス相手にどのように切り込んでいくかという
方向性をみせてくれたのがこのイベントでした。

個人的に印象に残ったのは
日本のサービスを世界に、世界のサービスを日本に“という
言葉です。ソーシャルゲームとは違った軸で日本がITで
世界に打ってでるロールモデルとしてこれからの
LINEの成長に期待せずには要られません。

The following two tabs change content below.
Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

Facebookマーケティングの教科書

お問合せ

Tags: