バンドマンが作った無料のファンクラブ開設サ―ビス「フリクル」

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今回ご紹介する「フリクル」は、メリディアンローグというバンドのメンバーが立ち上げた、無料のファンクラブ開設サービスです。
メリディアンローグは、2008年にメジャーデビューを果たすも、思ったよりCDが売れず、お金ももらえないという現実に直面し、悩み抜いた結果、音源は無料で配信するが、mp3データと引き換えにメールアドレスを教えてもらい、そこに今後の新曲とともにライブ・グッズ・ファンクラブの情報を届けていくのが、これからの音楽活動でメシを食っていく方法だという結論に至り、フリクルを立ち上げたそうです。さらに詳しい情報は発案者からのメッセージよりどうぞ。
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そして実際どんなサービスになったかは、フリクルを使いながら見ていきましょう。
まずはサイトの右上からFacebook・Twitter・mixiのソーシャルコネクトを使ってログインします。
すると、未登録の人は普段よく使っているメールアドレスを入力してくれというメッセージが。じゃぁなぜソーシャルコネクトでログインさせたの?という違和感を感じつつもメールアドレスを入力したら、「リスナーとして登録」するか、「アーティストとして登録」するかを選びます。
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ここで「アーティストとして登録」を選ぶと、こんなページを作れるようになるようです。
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ちなみに「リスナーとして登録」しても、自分で好きなアーティストを探さない限り何も起こらないので、ここからはアーティスト目線でフリクルのメリットをお伝えしていきます。
①自分のページの「楽曲ダウンロード」をリスナーの誰かがクリックすると、そのリスナーにメルマガを送れるようになります。(楽曲はメルマガに添付されます。)
②月額525円から2100円の間で有料のプレミアムサポーターを募ることができます。プレミアムサポーターの特典はアーティストが自由に決めることができます。(会費の一部はフリクルが手数料として徴収。)
③ソーシャルメディアで宣伝するのに加え、「フリクルで宣伝する(=他のアーティストのメルマガに挿入する広告枠を買ってあげる)」や「投げ銭」機能を使って、リスナーに応援してもらえます。
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これらの機能をアーティストは基本的に無料で利用できるようになっていますが、送信回数や文字数などで優遇されたPROプランも用意されており、2012年10月1日現在、フリクルを利用しているアーティストは約700組だそうです。
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フリクルの最大の売りは“有料のファンクラブを無料で開設できる”というところだと思うのですが、まずはリスナーが増えないと、アーティストはただメルマガを配信するという苦労が増えるだけということになりかねません。
ただ、現状リスナーの楽しみ方が「アーティストから届くメルマガに付いてくる楽曲を聴く」というだけなので、一度フリクルのサイトを訪れてメルマガを登録してしまえば、その後またリピーターとしてサイトに戻る必要性がまったくないのです。
さらに、”もともとインディーズのバンドのおっかけをやっていて、その自分の好きなバンドがフリクルで楽曲配信を始めたから登録してみよう”というモチベーションでもない限り、700組もいるアーティストの中から、自分の好みに合った音楽をわざわざ探そうと思う人がそんなにたくさんいるのか、という疑問も残ります。
けれども、フリクルは成功すればアーティストの支援にもなりつつ、音楽との新しい出会いを生み出すとっても素晴らしいアイデアだと思うので、ぜひもっとソーシャルコネクトを活かしたリスナー目線の改善を重ねて、リスナー同士でつながることで、みんなで一緒に応援する楽しさを共有できるようなサイトになってほしいという願いを込めて、今回ご紹介させていただきました。
「俺も昔バンドやってて、音楽で食ってく厳しさはわかるから、応援してやるよ!」「次に来るアーティストを自分で探してみたいんだ!」という方は、ぜひ一度フリクルを訪れてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介したサービスはこちら ▷ フリクル

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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