ソーシャルコマースのヒントがFacebookの新機能にある

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ソーシャルコマースという言葉が産まれてから2,3年ほど経ちますが、成功例を耳にすることってほとんどありません。紹介される海外事例もほぼ一緒。
これは、ソーシャルコマースが流行らないのではくてやり方が間違っていただけの話しだと思う。
今まで、Facebookを共に語られるソーシャルコマースというのは、Facebookページにショッピングカートアプリを導入して、「はい、ソーシャルコマースの出来上がり」というものがほとんどでしたよね。
でも、これってFacebookを従来のメディア同様に見ていて、ソーシャルグラフなどを活かすことなんて何も考えていないものでした。これでは、楽天、Yahoo!Shopping、そしてFacebook店を店舗が増えただけですよね。
これは全然ソーシャルコマースではないと思いませんか?
先週のFacebookのニュースリリースから、これからのソーシャルコマースのあり方を考えてみましょう。
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Facebook、モバイルのニュースフィードに誕生日とギフト購入通知を表示開始


Facebook、Pinterest風の「Collections」機能をテスト開始–Eコマース事業の強化を図る

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Facebook、モバイルのニュースフィードに誕生日とギフト購入通知を表示開始

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これは、モバイルのニュースフィードに友達の誕生日が流れ、そこからギフトを購入できるというFacebookの新機能(現在では、まだ一部のユーザしか利用できない)だが、キーになってくるのはニュースフィードで情報が見れるということ。
従来のショッピングカートアプリでは、まず運営しているFacebookページにユーザを連れてこないといけなかったので、その為に宣伝っぽい投稿をするしかなかった。これではページに「いいね!」していても離れていってしまう。
しかし、『自分の友達の誕生日』が『ニュースフィード』に流れてきて、プレゼントを贈ってあげようという『気持ち』にさせることで購買につながっていくのである。

Facebook、Pinterest風の「Collections」機能をテスト開始–Eコマース事業の強化を図る

これは、Facebook上にアップした画像に対してユーザが「collect」「want」「like」などの操作をしてコメントも入力できるという機能(これも、まだテスト中)。
これも『ニュースフィード』に表示され、Pinterestのように画像をコレクションしたり『友達と共有』することができる。Facebookでは、今後、この機能に購入機能も加えそうだ。
自分が「want」した商品はwishlistとして表示されるようになるようなので、これが『ニュースフィード』に流れるようになると、友達の事をより知ることができるようになるのだろう。
Facebookを利用している人のほとんどがニュースフィードを見て過ごしている。そして、そこに流れてくる情報のほとんどが友達のアクティビティだ。ここを無視してソーシャルコマースを語ることはできない。いかに自社の商品をニュースフィードに流すかが最大のポイント。
そして、それは企業からの投稿ではなく、自分の友達のアクティビティであれば効果は全然違ってくるだろう。そして、更にそれを購入するだけの動機づけがクリックには必要になってくる。結構、最後の動機付けが重要だ。
「友達が誕生日だから、、」これは、動機づけには十分だ。ただ、友達が「wishlist」を更新した、これだけでは、動機づけが不十分。その「wishlist」がついつい見たくなる、そして「買いたく」なるようなものであればカートへと移動する人も多くなるだろう。
『ニュースフィード』『友達のアクティビティ』そして、『動機づけ』の3点が表現できるようなサービスができれば、ソーシャルコマースというのも本格化されてくるのではないだろうか?

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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