Facebookページを始める前に覚えておくべき5つのポイント

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1000 Words / Shutterstock.com

Facebookは、いまやマーケティングを語る上では非常に重要な位置を占めるようになってきま

した。今からスタートしようと考えている企業も多いとは思いますが、従来のウェブメディアとは

大きな違いがいくつかあります。これを押さえておかないと大きな誤解を持ったまま運営し、上

手く効果が得られずに運用がストップしてしまうということがありますので、要注意です。

ここでは、Facebookをマーケティングに活用していく前に、従来のウェブメディアとの違いを

おさえ、Facebookの特性を活かした運営をしていくためのポイントをお伝えいたします。

 

1.従来のメディアとの違い

 

「Facebookページというウェブメディアで、今までのように情報を発信したい」と考えている企業が

非常に多いと思いますが、最も大きな運用の誤解を生むポイントです。従来のウェブサイトという

のは情報を発信していれば、その情報を探している人が検索などで探して目にするものでした。

 

Facebookページの場合は、いいね!をしてくれた人のニュースフィードに投稿が表示されるよ

うになります。否応なしに。。。。

 

企業の立場からしたら、わざわざ検索しなくても情報が届くので非常に便利だと感じるでしょう。

ただ、ユーザからしたら、確かに「いいね!」をしたからと言っても、ホントに欲しい情報が投稿

されなければ、どのように感じるでしょうか?面白くない・関心のない投稿が続けば、そのページ

に対して反応をしなくなることでしょう。ファンになってくれた人が、どのようなことに興味・関心が

あるのかを常に考えて投稿をしなければならないのです。それは、従来のメディアと違い、

一方的に企業側が伝えたい内容を投稿するのではなく、ファン本位になって投稿を考えること

が重要です。

 

2.どのような目的で利用すればいいのか

 

イメージしてください。

上司から、至急、ウェブサイトの制作依頼がおりてきました。あなたは、どのようにして発注

先を探しますか?

今、使っているビジネスバッグが壊れてしまい、すぐに新しいものが欲しい時に、どのように

して探しますか?

 

いずれも、インターネットを使って探すのであれば、すぐに検索エンジンをフル活用する

のではないでしょうか?

一方、半年後に、ウェブサイト制作の発注先を決める場合、バッグを購入する場合は、

どうでしょうか?

検索エンジンで探すとしても、サービス・商品を詳しく知るために、Facebookページを

持っていたら「いいね!」しませんか?

 

ページを運営する立場で、このことを考えると、ファンになっている人って、すぐに購入して

くれるお客様よりも検討段階にいるお客様も多いと想像できるかと思います。

 

また、その商品を実際に使っている、元々のブランドのファンの人が「いいね!」してくれている可能性も高いでしょう。

そのような人たちに、日々情報を提供することが、どのような効果が得られるのでしょうか?

ここに、海外で実際にソーシャルメディアを利用して実感しているベネフィットのアンケート結果があります。

 

 

SMIR2013_benefit

 

 

これを見ると、露出が増えたトラフィックが増えたという回答が1,2位ですね。あとは、

市場に対する知識が高まった、ロイヤリティの高いファンを育てたという回答が続いています。

ページに「いいね!」を付けるときのユーザの状況を考え、そこから、どのようなベネフィットを

享受できるのかを考えると、どのような目的で運営すればいいのかもわかってくるのではない

でしょうか?

 

3.個人アカウントとの違い

 

Facebookでマーケティングしようとするときに、Facebookページを作るのではなく、

個人のアカウントで企業ページを運用する方がいますが、それは大きな間違いです。

Facebookは、あくまでも現実の世界の延長線上にあるサービスです。個人のアカウントは、

あくまでも友達とのコミュニケーションを楽しむために設計されています。

 

ですから、FacebookはFacebookページという、個人のアカウントとは異なる性質のサービスも提供しているのです。

ここに、個人アカウントとFacebookページアカウントとの違いをまとめました。

account_different

 

大きな違いは、「つながり」の部分ですね。個人のアカウントでは、検索エンジン対策も

できませんし、マーケティング活用していくためのツールなどの利用ができません。

また、管理も一人でやるしかないので、どうしても運営していく上で無理が出てくることになるでしょう。

 

他にも、個人アカウントでは、Facebookページ向けに作られているアプリが利用できない、

広告が一部のメニューしか利用できない、投稿の予約設定ができない、、、などなど

Facebookページでしか利用できない機能がいくつかございます。

 

個人のアカウントとFacebookページは、しっかりと切り分けて使いましょう。

 

4.ユーザとの距離感

 

みなさんは、日ごろ、どれだけの情報に接触していますか?

 

テレビ、ウェブ、雑誌だけに限らず、交通広告、店頭、また、友達との会話の中から様々な

商品・サービスの情報が入ってきているはずです。無意識のうちに、非常の多くの情報に

接触しています。そのような中で、自社のサービスを消費者の頭の中に残しておくという

のは非常に難しくなってきています。印象に残るような大規模なキャンペーンを実施しても、

キャンペーン慣れしてきている消費者には、目新しさを感じることもなくなってきている

のではないでしょうか?

 

そこで、Facebookは「Always On」という考え方を提唱しています。

つまり、「いつでもそばにいる」と感じてもらうことが重要だというのです。確かに、

大きなキャンペーンが実施できるのであれば、それに越したことはありませんが、

それと同時に常にメッセージを投げかけることで、消費者の頭の中に、少しずつ印象を

植え付けていくことも重要です。

 

そして、それを無理なく実現できるのがFacebookページです。

日々、投稿して、ファンのニュースフィードに、その存在を印象付けることが最終的な

サービス理解、そして購入などのアクションに結びつくものだと思います。いつも自社の

周りにファンがいる状態を作ること、それがFacebookマーケティングを実践していくことで

重要なことになるのです。

 

5.他メディアとの役割分担

 

Facebookは、これからのマーケティングには欠かせないサービスです。

ただ、これだけでは何をするにしても片手落ちです。

というのも、Facebookを通じてすぐに消費者にアクションをさせることは非常に難しいからです。

 

Facebookは、あくまでも消費者との関係性を構築していくためのツールだと認識しましょう。

Facebookページの弱点は、情報を整理すること、また、検索することです。これは、

通常のウェブサイトを考えると結構致命的ですよね。それだからこそ、他に運営する

自社サイト、ECサイト、ブログ、Twitterなどとの連携が重要になってくるのです。

「情報を整理する」「検索する」というFacebookページの弱点は、ブログでは簡単に実現

させることができます。また、サービスの情報を詳しく多角的に説明をするためのEC

サイトがあるのであれば、同じような内容をFacebookページで投稿していくのではなく、

もっと、ファンとの距離を近づけるための投稿に専念すべきですよね。

yakuwari

 

 

Facebookページは、無料で設定し、運営することも可能です。

ただ、従来のメディアとの違い、Facebook特有の仕様などを把握しておかないと、

十分に活用することができません。

まずは、この5つのポイントを理解した上で、どのように活用していけばいいのかを考えてみてください。

 

 

 

 

 

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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