どうなる?2012年のFacebookページ

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新年あけましておめでとうございます。
こないだお正月を迎えて箱根駅伝を見たと思ったらもう1月も10日になってしまいましたね。
仕事始めの挨拶や初詣、新年会を済ませ、今週からフル稼働、という方も多いのではないでしょうか。
この「ライバル対決」も本日が年明け一発目の更新になります。「ソーシャルメディアマーケティング」といってしまうと何やら難しそう、固そう、というイメージもありますが、本コーナーでは「Facebookページ」に対象を絞りながら参考になりそうな点を紹介できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
※そういえば去年の今頃はまだ「ファンページ」という名称でしたね。これ自体はあまり大きな変更ではありませんが、今年はモバイル環境の強化なども予想され、Facebookページを取り巻く環境にも大きな変化がありそうです。
さて、先週はここかしこで2012年の予測、みたいな記事を目にしました。このライバル対決もちょっと普段とは違う形式にしてみたいと思います。ただ、いきなり予想するのも難しいので、これまでに取り上げたページ例を整理しながら見えてくるものはないか、考えてみました。

ピックアップしたページから読み取れる類型

2011年は全部で18エントリーでしたが、取り上げたページにはいくつかタイプがありました。
ざっとカテゴライズしますと、
1)ウェブサイト補完型
従来からあるウェブサイトと同じ内容、もしくは外部サイトへのリンクという形式。ソーシャル的な特色や仕組みは少なくFacebookという大きな媒体があるのだからとりあえず作っておこう、というものが多い。ダメな例のように聞こえるが、普通にやるとこれに当てはまってしまうことも多いので、この形態のうちに「今後も本気でリソース割いて運用すべきか」「今後どんな方向に発展させるか」を見極める事が大切。
2)コミュニケーションの場型
専任のスタッフやキャラクターと、主にウォールへの投稿を通じてやりとりをするもの。ページ全体の作り込みやギミックよりも、頻繁な投稿、コメントや「いいね」への反応を重視。知名度はあるが顧客との接点を持ちづらいサービス(不動産サイトやフィットネスジムなど)や予算をかけずにFacebookでプロモーションしたい、というケースが多い。工夫次第でがんばれるので地方の飲食店や中小企業の好事例では大半がここを強化している。
3)キャンペーンサイト型
新サービスや新商品のプロモーション目的で、ゲームやキャンペーンのアプリを作り込んで提供しているタイプ。自動車メーカーや映画などが多い。ほとんどのケースでアプリは友人に拡散する仕組みをもっており、突発的なファン拡大が起きる場合がある。
厳密にいうともっと細かい累計や、まだ取り上げていないタイプのページもありますが、本コーナーでの過去エントリーからこの3つに分けてみました。
この3タイプ、よく見るとけっこう「普通」なんですよね。従来のウェブサイトであった取り組みをFacebookに移したようなイメージともいえます。上記2についてはうまくコアユーザーとのコミュニケーションに役立てている例もあるのでこれはこれで大切だと思いますが「ソーシャルメディアらしさ(=ウェブ上で日常会話が成り立っているような状態)」に食い込んでいるような例はまだまだ少ないようです。とはいえ、奇をてらえばいいわけではありませんので上記類型に当てはまりながらもしっかり費用対効果を合わせるという取り組みは着実に増えてくると思います。

どうなる?2012年のFacebookページ

今まで以上にソーシャルメディア投資に対する費用対効果の把握が重要になってくる、ということを考えると一過性のキャンペーン、ゲームといったものは徐々に減ってくるのではないでしょうか。映画やゲームなど、ユーザー体験そのものがプロダクトになるような商品はともかく、とりあえずFacebookページでアプリをやってみよう、というフェーズから一歩進めてどうするか?どうやるか?が問われてくるのだと思います。ただし、フルスクラッチで作り込む大規模なアプリに代わって、ASP的に使えるキャンペーンアプリは引き続き成長が見込めそうです。
反対に、コストをあまりかけない運用だと、上記2のようなケースは定番化してくると可能性が高いです。本コーナーでもこの分野でうまく工夫できている事例などピックアップしていきたいと思っています。
また、Facebookありきで企画を立てるのでなく、「ソーシャル」をその会社、プロダクトなりに解釈して、そこにどうやって各種ソーシャルメディアを組み込むか、という流れが一般化してくるのではないでしょうか。
この年末年始、もうご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、トヨタ自動車の新しいハイブリッド車「AQUA」のCMでは、「AQUA SOCIAL FES」という単語が目につきます。とにかくSNSのプラットフォームを使うのでなく、時代や商品の特性を鑑みた上で、どう「ソーシャル」という概念を使用すべきか検討した先に行き着いた事例だと思います。
AQUA SOCIAL FES
aqua.png
以上、Facebookページに絞って考察してみました。
Facebook全体ではモバイル強化や新機能追加など話題に事欠かないですが、だからこそ「Facebookページはどうなる?」に着目していければと思います。2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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