忘年会対決 豚とんびょうしVS 温野菜

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こんにちは、ベーシックの有賀です。
こないだ12月に入ったと思ったら、あっという間にクリスマスも過ぎてしまいましたね。もうどこもすっかり年末ムードという感じですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、年末と言えばなんといっても忘年会シーズン。ちょうど先日お店を選んだこともあり、飲食店のFacebookをいくつか調べてみました。今日はそこからピックアップした2つを紹介します。どちらもお肉がメインのお店ですね。
そういえば飲食店対決と言えばカレーの大原屋 VS 「はやたろう」らーめん 以来です。特に、今回のお店に近いところでいうと「豚組」のようなソーシャルメディア活用の先輩もいるジャンルですが、はたして今回の2店はどんな取り組みをしているのでしょうか?

ウォールで予約できる!がウリの豚とんびょうし

豚とんびょうし
のっけからおいしそうなサムギョプサルが迎えてくれます。これはインパクトありますね!
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「いいね」するとプレゼントとあるのですが、、おっ、出てきました!特典をここで紹介しちゃうのもつまんないので、興味ある方はぜひアクセスしてみてください。
このFacebookページ、いたるところに「ウォールから予約できます」の記載があります。
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これがウォールなのですが、ぱっと見どうやって予約するかちょっとわからなかったです。それよりもリンクにある「予約&お問い合わせ」のほうがカンタンですね。ウォールを読んでいる限り、こちらからの予約も多そうです。
投稿の内容は、メニューの紹介はもちろん、何気ない店外の風景やFacebookアプリの紹介など多岐にわたっています。また、親しみやすい「ブタキャラ」がいるのと、こまめな反応をされているようで、ちょうどいい距離感です。
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また、KAUPONでのクーポン販売も行っていて、
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今だとマッコリのフリーパス(毎日2杯飲める)を売っています。これは来店・接触頻度を上げるには良いツールですね。会社の近くにあったらつい購入してしまいそうです。これに複数人数の視点を組み合わせると、グループの誘致なんかにも発展できそうです。
数値面で見ると、ファン数896に対して222チェックイン、単純比較だと24%程度です。一店舗として896ファンというのは多い方ですので、どうやってこの数字を両輪で増やしていけるか、が短期的にはFacebookページの成否になると思われます。
また、ファン数の推移をみていくと、いくつか節目となるポイントがあったようです。こういうポイントでいかに実際に来店してもらえる仕組みを盛込めるか、を検証していくとPDCAサイクル化や費用対効果のチェックもできそうですね。

価格&行きやすさ重視の温野菜

しゃぶしゃぶ 温野菜
さてこちらはしゃぶしゃぶ温野菜です。ご存知牛角と同じグループのしゃぶしゃぶ店です。私も以前住んでいたところでは近所にあったのでよく行ってました。豚とんびょうしに比べると店舗数も多いので最寄りの店舗への送客が狙いになりますが、どんな取り組みをしているのでしょうか?
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こちらがウェルカムページです。どうしてもチェーン店的な画一感がでてしまいますが逆に安心感があります。
あまりメリットないのにとりあえずいいね!するようになっています。自分でも最近何でもかんでもいいねしているような気がしていますが、ウェルカムでどんな印象を与えられるかは意外に重要ですよね。
こちらがウォールなんですが、けっこう活発です。TV出演情報やキャンペーンのお知らせ、チェックインクーポンの対象店舗告知など、リーズナブルさを重視する人には刺さるのではないでしょうか。
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とくに、このチェックインクーポン対象店舗一覧はグッときました。事務的な感じが「急遽決めました」的な感じがして逆に新鮮です。首都圏にすんでいる方ならどこかしら近いお店がありそうな安心感があります。
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キャンペーンについても「半額」などわかりやすい物が多いです。しゃぶしゃぶという一見高級そうなジャンルですが、価格弾力性を活かしたマーケティングの場としても活用されているように見えました。
ファン数が3183人、チェックインが758と、比率でいうと豚とんびょうしと同程度ですが、実際の数としては多い方ではないでしょうか。
その他にも、グランドメニュー、食べ放題、セットメニューと一通りのコンテンツが揃っています。ソーシャルメディアそのものではありませんが、あるとやはり眺めてしまいますね。

ニーズの違いにどう答えるか

この2つのFacebookページ、一見同じようなことをしているようなのですが、元々置かれている状況を考慮するといくつか違いがあります。
豚とんびょうし:専門店的
・店舗数が少なく、ある程度目的を持って食べにいく
・単純なクーポンより来店回数を増やす(マッコリフリーパスなど)施策
・リードとして、まずは予約をしてもらうことを重視
しゃぶしゃぶ温野菜:ファストフード的
・店舗網が広く、アクセスはしやすい。リーズナブルなので「今日行こうか」というノリにも対応できる。
・チェックインクーポンや各種キャンペーンなどダイレクトな値下げで短期的な来店数アップを促進
・予約よりも今日来てもらえるような施策を重視
という違いがあるようでした。
前者は店舗数や価格の面では訴求しづらいのでファン一人一人と深めの関係を築き、ここぞというときに選んでもらえる店。そのためにも行きたいと思った気持ちをすぐキャッチできる予約しやすさが重要、というところでしょうか。
後者はどちらかというと質より量といったところですね。(とはいえけっこうおいしいんですけどね)既存メディアでの十分な認知がありますし、キャンペーン自体はFacebookページとは別のものなので直接の比較は難しいですが、キャンペーン効果を増幅させるという点では一定の効果があるように見られました。
これでは結局体力勝負じゃん!ということになりそうですが豚とんびょうしの運営からも参考になる点がいくつかありました。単なる値下げでなく、来店回数を増やせる施策やクーポンを作ったり、とことんまで予約しやすい(=行きたい、という思いをすぐキャッチできる)作りにしたり、とソーシャルメディアで深めた関係をいかに実際の来店や購入につなげるか、ハードルを下げるか、ここの工夫にもこだわっていきたいところですね。

本エントリーが2011年最後の更新になります

2011年のレッキスは本エントリーが今年最後の更新です。
来年は1/4の記事から開始となります。
それではみなさまよいお年を。また来年お会いしましょう!

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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