英会話スクール対決 Gaba VS ベルリッツ

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楽天やユニクロでの英語の取り組みが報じられるようになって大分経ちました。みなさんの周りでも自発的に勉強したり、スクールに通ったりする人が増えてきたのではないでしょうか?
はたしてこの千載一遇のチャンスにソーシャルメディアは活用できるのか?
というわけで今回ピックアップしたのはビジネスマン向け英会話スクールとしては1、2を争う「Gabaマンツーマン英会話」と「英会話の ベルリッツ・ジャパン」です。

まだまだ始まったばかり「Gabaマンツーマン英会話」

Gabaマンツーマン英会話
※一部SSL非対応のページがあるためリンクを外しています。
こちらは、9月にスタートしたばかりのFacebookページです。
gaba1.png
まずはWelcomeページです。まだできたばかりだけあって現在のところキャンペーンやアプリなどの展開はしていないようです。独自コンテンツは大きくわけて以下の3つがあります。
Gabaの広告:最新の電車広告が見れます。
Gaba style:映画のフレーズなどを利用して無料で英語を学べるサイト「Gaba Style」にリンクしています。
ジョンもんじろうFacebookページ:「Gaba Style」のキャラクタージョンもんじろうのFacebookページ(なんと独立しているのです!)です。ファン数も446とGaba本家ページ(45)よりも多いんですね。
基本的には既存コンテンツを流用することでシンプルな構成を実現しています。
gaba2.png
そしてこちらがウォールです。ファンは少ないですが、積極的な情報発信をされています。キャンペーン、教室の様子、Podcast等コンテンツの更新が中心です。まだコメントはなく、投稿あたりに数件の「いいね」がつく程度ですが、ざっと見たところリアクションが良い/そうでない、の傾向が早くもでているようなので、今後のコンテンツ強化に期待したいところです。
gaba3.png
これがジョンもんじろうのFacebookページです。基本的には「Gaba Style」の更新情報を投稿されているのですが、サイトに訪問してすぐ取り組めるものも多くウォールとの相性もよさそうです。
最初に見たときはもんじろうと本家Facebookページが分かれているのが不思議だったのですが、Gaba全体のイメージとの整合性などを考えた結果なのかもしれません。とはいえ、この2つのページを関連づけて露出していくのも難しいですよね。例えばビジネス英語を中心としたtipsコンテンツを配信しながらGabaの情報を差し込むなど、一つのFacebookページにリソースを集中することで有益な情報を発信しながらファンとの関係性が強化されるのではないでしょうか。

Wordmaster一点推しのベルリッツ

英会話の ベルリッツ・ジャパン
ちょっと寂しい(?)Welcomeページです。「Wordmaster」というオリジナルの英語コンテンツを配信しているとあって期待ができます。さっそく「いいね」してみましょう。
ber1.png
「いいね」するとこんなページに遷移します。
ber2.png
肝心の「Wordmaster」なんですが、クリックするとウォールに遷移します。よく見るとウォールの中に【Wordmaster】という投稿があり、日替わりでちょっとしたビジネス単語tipsを発信しています。いくつか読んでみたんですが、意外に知らないことがばかりでおもしろいですね。普通にファンになってしまいました。
ber3.png
一通り見てみて思ったのですが、Welcomeページには教室・レッスン一覧といったコンテンツはあるものの、基本はWordmasterの単語tipsが中心となっています。他の情報はほとんど発信していませんが、2388人のファンがいますので「まずは興味を持ってもらう」ところまでは成功しているようです。ただ、有用なコンテンツである反面、運営者の顔はほとんど見えてきません。ファンになっている人も割り切って利用しているのだと思われます。

まとめ

今回は英会話スクールのFacebookページを比較してみました。ページに訪れる前は「いろいろやっているんだろうなぁ」と予想していたのですが、意外にコンパクトな取り組みだったのが印象的です。
Gaba:
まだスタートしたばかりだが、様々な情報を発信して反応をチェックするフェーズ。告知的な投稿をしながら、Gaba Styleからのコンテンツを差し込む。
ベルリッツ・ジャパン:
Wordmasterを目玉にして、ファンを獲得。このコンテンツ以外の情報発信はほとんどない。
どちらも教室に通っている生徒さんはもともと関係ができていることもあり、潜在的な生徒候補を獲得するために教育系のコンテンツを採用されているようです。ただ、基本は「英語」を対象にしているため、コンテンツ内容での差別化は難しいという印象を受けました。普通に考えると、もっとウェブサイトや広告で訴求しているようなメリットをアピールしそうなものですが、本家ウェブサイトとの役割を分けて効果検証しているのかもしれません。
考えてみれば英会話スクールというのは高額ですし、十分に検討してから決めるサービスです。今までに紹介した食品や外食といったサービスに比べると大きく異なりますので、コミュニケーションのしかたも変わって当然ですよね。一般消費財に比べると気軽に訴求がしづらい分野ですが、「英会話スクールどこがおすすめ?」というのはオフィスでもよくある会話であることは間違いないので、ソーシャルメディアを活用しながらこの文脈とどう関わっていくか、今後も注目していきたいと思います。
今回あえて(結果的にですが)コンテンツが限定されたFacebookページを見てみましたが、「自社商品・サービスがどんな文脈で会話に出てくるか」を深堀りする一つのきっかけになればと思います。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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