伊東「こころね」 VS 箱根「けやき荘」

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こんにちは。
近頃はずいぶんと秋らしくなってきましたね。これから冬本番まで、短い間ですがレジャーなど楽しみたいものです。
さて、今回のライバル対決ではそんな秋のイベントとしてポピュラーな、温泉や紅葉などを楽しむのにピッタリな宿をピックアップしてみました。
実は今回取り上げる「こころね」さんは今年5月に家族で出かけた宿です。当時からFacebookを使ったプロモーションを取り入れられていたので、いつかライバル対決に取り上げたいと思っていました。秋本番ということで満を持しての登場です!

雰囲気が伝わる、コミュニケーション重視のこころね

伊豆・伊東 金目鯛の宿 こころね
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ページにアクセスするとまずウォールが表示されます。最近はキャンペーンやウェルカムページをトップにするケースも増えていますが投稿内容が濃いので違和感もありません。ファンも406人と、単一の宿としては多い方ではないでしょうか。安定して2〜3%のリアクションを獲得しており、「宿」という非日常的な場であることを考えるとかなり高い数値といえます。
とはいえ他のコンテンツもしっかり作り込まれています。特に名物である金目鯛料理を筆頭に、写真コンテンツやブログ、Twitterと多面的に情報発信されています。この金目鯛の煮付けですが、私も実際に行ってみて体感しました。余談ですが本当に凄かったです。
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写真コンテンツですが、よく見ると人が写っているシーンが多いです。一般的に温泉とか宿の写真は人がいないものが多いので珍しいですね。格調高さの表現は難しそうですが、親しみやすさやわかりやすさという点でメリットも多いのかもしれません。
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宿のことはもちろん、オーナーのプライベート的な投稿や周辺スポットの案内など精力的に活動されており、中小規模の会社やお店におけるFacebookページ運営としては一つの目標となる高いレベルだと感じました。
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のっけから特典キャンペーンのけやき荘

箱根強羅温泉 けやき荘
※現在、https対応していないページがあるためリンクを外しています。
アクセスするといきなりの「特典キャンペーン」。「いいね!」するまで何があるのかわかりませんが、つい見たくなってしまう魅力があります。
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「いいね!」すると特典が見られるのですが、今はドリンクプレゼント、日替わりプラン割引などがあるようです。泊まらなくても行ける日替わりプランが対象になっているのはうれしいですね。箱根という競合も多いスポットで、まずユーザーと接触できる、差別化要因になっているのではないでしょうか。
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さらに今だと宿泊券のプレゼントキャンペーンもやっています。注目Facebookアプリでも紹介した懸賞アプリを利用して手間をかけずに運営できているようですね。このアプリ、現在の応募者数も見れるようになっていて、現在なんと107人!思わず私も応募してしまいました。
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このけやき荘のFacebookページ、本家ウェブサイトにも劣らない情報量があるのも特徴です。「基本情報」「当館の特徴」といったタブには、お知らせや温泉・客室の写真が掲載されています(クリックで本家サイトに遷移します)。一度来訪されたユーザーに最大限の情報を提供する、という点での工夫ですね。ファーストビューを温泉メイン(しかも5種類)にしているのも好印象で、もちろん空き室検索もこのページからできます。
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さて、次はウォールを見てみましょう。161人のファンがいますが、100名を超えたあたりから投稿を始めたようです。おそらくキャンペーン応募で急増したのだと思われますが、この位の数になってきて投稿しがい?がが出てきたというところでしょうか。
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まとめ

今回は伊東、箱根と都内からも行きやすい温泉宿をピックアップしてみました。それぞれエリア面の特徴もあると思いますが、
こころね:伊東というエリアにおいて、指名買いで来てもらえるようにコミュニケーションでマインドシェアを高める
けやき荘:箱根という激戦区で、クオリティの高さを表現しつつ、キャンペーンで集客(たくさん宿がある中でまず日帰りでもいいので選んでもらえるきっかけ作り)
という違いが感じ取れました。これはFacebookページだけでなく、宿自体の運営方針になってしまいますが、両者ともまずは意図した印象を与える事ができているのではないでしょうか。
また近年は、楽天トラベルやじゃらんなど予約サイトでもクチコミはだいぶポピュラーになっていますよね。選ぶ際にも参考にされている方は多いと思いますが、クチコミに加えてFacebookページがあると、ユーザー評価と顔の見える運営、の両輪で説得力を強化できるのではないでしょうか。少ないスタッフでは労力がかかる運営スタイルですが、本家サイト・外部サイト・ソーシャルメディアの3軸における意味の持たせ方を再確認できるいい事例だと感じました。特にこころねさんは楽天トラベルでも表彰経験が多いようですのでこのあたりの今後の使われ方の発展を期待していきたいところですね。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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