カレーの大原屋 VS 「はやたろう」らーめん

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今回はちょっと趣向を変えてみました。地方から情報発信する飲食店を取り上げてみようと思います。カレーの大原屋 VS 「はやたろう」らーめん、です。それぞれ長野県、静岡県に拠点をおいており、運営形態や規模は若干異なるのですが、地に足の着いたFacebookページ運営をされているようです。特に大原屋さんはレッキスの開始時からいつか紹介したいと思っていたのですがずっとライバルが見つからずお預けになっていたページ事例です。
※この写真はタイ料理の「カオソーイ」という、カレー味のヌードルです。カレー VS ラーメンということでセレクトしてみました。

一店舗で精力的に活動されている「カレーの大原屋」

カレーの大原屋
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ページにアクセスすると、店舗ロゴ、カレー写真とともに、電話番号、住所がイメージに入ったウォールが表示されます。凝ったウェルカムページもありませんが、「カレー屋」であることが一目でわかる秀逸なイメージです。
Facebookページ内のメニューを見てみると、クーポン、アクセス情報、お問い合わせ、などアプリを利用しながら公式ホームページにも負けないコンテンツを展開されているようです。残りは、公式HPでやっているネット販売くらいでしょうか。
まずはウォールを詳しく見てみましょう。
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読み進んで行くとまず最初に気づくのが、「出張カレーって何?」。どうやら住宅展示イベントなどに出張し、無料でカレーを振る舞われている、というもの。その他、親子カレー教室など頻繁にイベント開催されているようですね。これは珍しい取り組みですね。写真もたくさんアップされていて私も参加してみたくなりました。
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ファンは573人。ウォールへの投稿は画像も併せてアップされていることが多く、コンスタントに20人前後の「いいね」を獲得されているようです。ほぼ毎回コメントもされており、お店の方もフットワーク軽く対応されているようです。
実はこの大原屋、FacebookやTwitterではちょっと有名なカレー屋さんだったのですが、その起爆剤になったのが、ソーシャルメディアを題材にした勉強会イベントだったとのことです。地元の方をはじめ、Facebookをビジネス活用したい人の勉強会をお店で開催することで集客はもちろん、参加者を中心にさらにネットワークを大きくしてきたという経緯があるようです。
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複数店舗をFC展開しながらファンを拡大する「はやたろう」

「はやたろう」ラーメン
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「大原屋」に比べると各種アプリを使いこなしているわけではありませんが、ほぼ同規模の613人というファンを獲得されています。チェーンの規模が効いていますね。ウォールのやり取りを見ていると「いいね」の数は大原屋以上、コメントもそこそこ付いていて負けていません。
内容を見ると、チェーン展開しているだけあって、メニューの紹介やメディア露出のお知らせなどが多いです。こういう内容だと、一般的には告知じみてきてしまうのですがページオーナーの方のキャラが活きているのか、意外とマイペースな雰囲気になっています。
実はこの「はやたろう」、郊外のロードサイド店舗が多いようで、客層もファミリー比率が高いものと予想できます。エリアを鑑みながらFacebookユーザー層とどれだけ重なるのか?を考えるとこのファン数はかなり多いのではないでしょうか。今後も地方発のFacebookページをチェックしながら比較していきたいと思います。
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まとめ

長野、静岡、というあえて都心でない場所に立地する飲食店をピックアップしてみました。長野の大原屋は都心でないどころか、はっきり言って大変な立地(車でないと行けない)のですが、だからこそソーシャルメディアを使ったブランディングで知名度を拡大し、お店への集客はもちろん、イベント開催や出張カレーという実ビジネスへのきっかけを作られているのが印象的でした。うまく立地上の弱点を解消されています。
「はやたろう」は、静岡とはいえ浜松という立地を生かし複数店舗をFC展開。チェーン全体のPRに役立てているという印象がありました。(しかも実は都内にもお店あるんですね)。凝った運営をされているわけではないようですが、チェーン展開しているだけあって客数が多く、これがファン数にもつながっているようです。
それぞれに特徴がありライバル対決としては「引き分け」といったところです。ただ、不利な立地をカバーすべくアプリを使いこなしながらコアなファンを獲得している大原屋の運営は参考になる点が多いと感じました。特にスタートしたばかりで規模の小さいビジネス(飲食に限らず)において、弱点を解消しつつビジネス拡大をする事例としてチェックされてみてはいかがでしょうか?

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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