家電メーカー対決 iRobot Style VS パナソニックA&V

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こんにちは、ベーシックの有賀です。
さてさてこのライバル対決も、3/30の全Facebookページタイムライン化まであと2回となりました。
今までを振り返って旧ページをベースに紹介するのか、いち早く新ページにしたほうがいいのか迷ったのですが今回は旧ページ、パナソニック(Panasonic Audio&Visual) VS iRobot Style をピックアップしてみようと思います。
iRobotといえば日本でも人気の掃除機「ルンバ」のメーカー。かたやパナソニックのほうはは自社ブランドの家電製品を伝えるために立ち上げられたFacebookページです。特にパナソニックはまだ立ち上げて間もないページのようですが、今後どうなるかウォッチしていくための備忘録としても見ていきたいと思います。

このタイミングでFacebookページを開始したパナソニック

パナソニック(Panasonic Audio&Visual)
こちらのリリースを見ると2012年2月に立ち上げたばかりのFacebookページとあります。もしかすると、立ち上げてすぐタイムライン化のニュースを知ったのかもしれませんね。タイミング的にちょっと微妙(タイムラインの準備で忙しいかも?)ではありますが順をおって見ていきたいと思います。
まずこちらがウェルカムページ。パナソニックのブランドが掲載されていますが、クリックしてもどこかにリンクしている訳でもないし、「いいね」をクリックしても特に何も起きないようです。
pana1.png
いつもなら「作りかけですかね?」と思ってしまうところですが、何か事情があるのかもしれませんね。(本当は作り込んでたけどタイムライン化でポシャった、とか)。とはいえ訪問する人から見れば関係ないことなのでちょっと残念です。
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正直なところコンテンツ的にはとても豊富とはいえないパナソニックFacebookページ。とはいえ他のページに比べるとウォールは充実しているようです。
まだ始まって間もないページですが、主に広報系(商品発表会やウェブサイトオープンなど)やタイアップ、キャンペーンといったお知らせをメインに投稿されているようです。いわゆる顔の見えるコミュニケーションが成り立っている、というところまでは至りませんが、360人のファンであることを考えると、102という話題率や5%程度のリアクションというのは比較的順調なスタートといえそうです。もちろん初期のユーザーの場合、濃いファンや同じ組織の人だったりということもあるので、今後タイムライン化を経てどうなっていくかは注目です。
pana3.png
それともうひとつ気になったのが、左メニューの「お気に入りのページ」。レッツノートやPanasonic Beautyなど多種多様はFacebookページとリンクしています。とにかく自社の他のページをリンクしていますが、このFacebookページを含めちょっと切り分け方が見えづらい印象があります。もちろんブランドありきのFacebookページでしょうから、ある程度合わせていくしかないのかもしれませんが、まんまその単位でページ化しても求める効果を得にくいのではないかと感じました。

オープン以降半年、地道にコミュニケーションしてきたiRobot Style

iRobot Style 
こちらは日本でも大人気のiRobotのページです。最近は東芝からも同じような製品が出ているのをCMでも見ましたがまだまだこっちが本家、といった貫禄を感じます。
robo2.png
こちらがウェルカムページ。「ルンバの?に答えます!」という質問コーナー(外部特設サイトに遷移)と、今開催中のキャンペーン(お手入れセットがもらえる」の紹介があります。ルンバという「知名度はあるけど実際どうなの?」という製品をアピールする場としてはふさわしいコンテンツになっているのではないでしょうか。かくいう私も「段差大丈夫なの?」「人間が掃除した方が絶対きれいになるんじゃないか」といまだに思っているクチで、こちらのサイトはけっこう発見がありましたね。
robo1.png
そしてこちらがウォールです。内容的にはキャンペーン情報やCMや屋外広告についての投稿が多いですが、表現の仕方など気を遣われているようで、いわゆる顔の見える(人格があるような)雰囲気となっています。3400人ほどのファンがいて、1%程度のリアクションが毎回得られているようですね。ファンからのコメントをみても「我が家ではルンバと扇風機が格闘している」とか「犬と仲が良い」のような微笑ましいものもあります。
製品に特徴があり、かつ単一の商品だからこそ、スペック最優先ではない世界観ができているのではないでしょうか。

利用者とコミュニケーションする最適な単位を見極めよう

今回の2つのページ、整理すると
パナソニック:
ジャンルの違う複数のブランドを「コンシューマ向け」という括りで一つのページに束ね、関連情報を紹介する
iRobot Style:
単一ブランドの商品を、ハードウェア的な特徴だけでなく利用シーンやストーリーを意識してアピール
なのではないかと考えました。iRobotのほうが商品種類が少ないので必然的にコンテンツ一つ一つの内容が深まり、ファンの方一人一人との関与度合いも高まっているのだと思います。
今までのFacebookページの形式を考慮すると、今回のパナソニックのようなカタログ+ウォール、という見せ方も収まりが良いですし比較的よく見かける手法でしたが、タイムラインを前提とするなら間違いなくiRobotのような「利用者がどのプロダクトと向き合っているのか?」がシンプルにわかるページが求められるようになるのだと思います。
そして今回のパナソニックの例で言うと
・ページで推すテーマが絞りきれず、投稿内容が雑多になってしまっている
・Facebookページがいくつかに別れており、かつそれらがプロダクトアウト的な分類になってしまっている
あたりが改善点として挙げられそうです。みなさんも一度ご自分が関与するページと比較しておくと良いと思います。
先日のfMCなどFacebook関連のニュースには事欠ないこともあり、新しいページの仕様や運用方法、新しい広告商品をどう使うか、ということばかり気になってしまうのも仕方ありませんが、今一度、利用者とコミュニケーションすべき主体は何なのか?を振り返るいい機会になるのではないでしょうか。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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