高額キャンペーン対決 ストライド VS Fit’s

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そういえば最近みなくなりましたね、高額プレゼントが当たるキャンペーン。前はけっこうあった気がするんですが、気のせいでしょうか?
というわけで、今回紹介するのはストライドとFit’sという、新しめのガムのブランドです。ちょうど近いタイミングで高額賞金があたるキャンペーンをやっているので記憶に新しい方も多いかと思います。
両方ともキャンペーン全体の規模が大きく、簡単には参考にしにくいものではありますが、利用できるエッセンスはないのか?という視点で見ていきたいと思います。

異彩を放つウェルカムページのストライド

ストライド ヤバーランド
さっそくFacebookページにアクセスしてみると。。
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おおよそガムとかお菓子のページとは思えないページが表示されます。「いいね」ボタンを指し示す猿の手がアニメーションするのですが、これがまたさりげなく動くのでけっこう驚きますね。
しかもメインイメージには「1000万円埋蔵金」の文字が。埋蔵金なんて言葉聞くのいつ以来だ?と思いながら「いいね」をクリックしてみると、認証フローを経てこんなトップページに移動します。
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どうやらここにある「診断」ボタンでスタートするみたいですね。賞金1000万円も総額だろう、と思っていたら1名だとのことで見た目に負けないインパクトがあります。
実際の診断はぜひ自分でやってみてほしいのですが、無事診断を終えると結果が表示されます。私は坂本龍馬ということで結果が出てきたんですが、このテキスト、言い過ぎというかホメ過ぎな感じがします。しかもなんで急に坂本龍馬?という唐突さも
見逃せません。
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診断が終わってからが本当の謎解きのスタートになっていて、この後はウォールにアクセスしながら各種謎解きを進めていくという内容になっています。
その他にも「万画ヤバーランド」とか度肝を抜くコンテンツぞろいです。
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ファンが91,810に大して言及しているのが8551人と、話題率の高さが示すとおり、商品キャンペーン系のFacebookページの中ではトップクラスのインパクトです。
そして普段のライバル対決なら要チェックのはずのウォールです。
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見てのとおり、謎解きのメイン会場となっており、パッと見なに言ってるんだかわからない状態です。イラストも不気味なものが多いですね。
と、これは久しぶりにすごいFacebookページ見たな。。というのが率直な感想です。なんだか気軽に友人にシェアするのもはばかられそうな、エッジが立ちまくっていて記憶に残るページ事例といえます。

キャンペーン規模なら負けていないFit’s

LOTTE Fit’s
こちらもガムの新ブランド、とはいえだいぶ認知が進んでいるといえるFit’sのページです。この記事を書いている時点では終了してしまったんですがこちらも賞金777万円と規模なら負けていないキャンペーンを開催していました。
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こちらがウェルカムページです。キャンペーンコーナーをクリックすると、外部のキャンペーンサイトに遷移します。ストライドと違って、あくまでキャンペーンは本家サイトで実施、という形態です。キャンペーンはCMの中に隠れている人や、販売されているガムの味を当てたりと、誰でも参加しやすい内容になっています。
本家サイトで実施しているとはいえ、Twitterアカウントをフォローするとヒントがもらえたり、Facebookページのウォールからもヒントや実況内容が見れたりと、キャンペーンを補完する役割と位置づけているようでした。
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Facebookページ一本でいくストライドに比較すると、ファンは8772人と1/10規模になっているようです。話題率も1%以下というところでした。
こちらもウォールはキャンペーン用途が中心ということもあり、メニュー内には商品紹介のコーナーも設けられていました。
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TVCM、ネットと媒体を横断してのキャンペーンとなっているのがストライドと大きく異なる点ですね。応募総数で比較することはできませんが、同じガムでも参加者の層がけっこう違うんだろうなぁ、と想像できる事例だと思います。

キャンペーンにおいて「ソーシャル」を機能として利用する

今回の2つのFacebookページでは、キャンペーン実施の場としてページを活用していました。一般的(特に中小規模のページの場合)にははまずウォールへの書き込みなどを経てコミュニケーションを促進、じょじょに関与を深めながらイベント開催という流れがポピュラーですが、今回の2つは最初からキャンペーンありきで、「ソーシャル」をどうやってキャンペーン認知を上げるツールとして使えるか、が出発だったのかなという印象を受けました。
予算規模の大きい、いわゆる大企業でないと難しい取り組みではありますが、逆に一発勝負に近いからこそキャンペーン効果を見やすいといえるのかもしれません。
キャンペーン全体で求める数字があるなか、Facebookページは
・その数字全体のどこをサポートする役割なのか?
・もしくは、ページ単独でファンや話題性を上げる、という役割なのか
を最初からはっきり意識して設計しているのでしょう。深く考えすぎて、まわりくどい役割を設定しまうよりは、ある意味シンプルな位置づけですよね。(良い面、悪い面があるとは思います)
Facebookページを始める場合「とりあえず」や「じょじょに盛り上げる」という視点から始まることも多いと思いますが、最初から目的と数値計画ありきで始める、という思考パターンもあるんだ、というのは引き出しとして持っておきたいポイントですね。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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