熱戦パ・リーグ 日本ハム VS 楽天

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今やパ・リーグでは押しも押されぬ人気球団となった日本ハムファイターズと楽天イーグルス。日本のプロ野球チームにもちらほらFacebookページでの取り組みが増えてきているのですが、今回は中でも早めに取り組んでいたこの2チームを比較したいと思います。奇しくもペナントレースで現在上位に食い込むこの2球団、「勝手にライバル」ならぬリアルなライバルともいえますが、ページ上の取り組みには違いがあるのでしょうか?

作り込んである印象の楽天イーグルス

楽天イーグルス【公式】(RakutenEagles) 
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welcomeページまでしっかり用意されています。その他特徴としては、グッズページへのリンクやチケット販売などサービス面を強化しています。楽天グループ内のFacebookページにもリンクしており層の厚さを感じますね。公式サイトで展開中のハイライト動画へもリンクしていて、ファンやイーグルスについて知りたい人には良いサービスになっており、この点は後述の日ハムにはないアドバンテージです。
ウォールの投稿は試合結果や進行が中心です。ビジネス系の告知が若干多い印象ですが親近感のわく言い回しになっていることもあり、「いいね!」とコメントともにまんべんなく獲得できているようです。
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試験運用中の日本ハムファイターズ

【試験運用】北海道日本ハムファイターズ【公式】
ページタイトルにもある通り、実は日本ハムのページは公式とはいえ試験運用中とのことです。いいね!前と後でwelcome(ようこそ!)ページを変えていますが特にコンテンツに変化はなく現状はウォールへの投稿を中心とした運用になっています。
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公式Twitterアカウント(広報ハタナカさん)を併用するかたちでの運用となっており、まずは着手しやすいところから始められているという印象を受けます。先発予告や試合結果をテンポよく発信しつつファンクラブやグッズの紹介をする、というスタイルです。楽天イーグルスに比べると言い回しが若干固く、リアクションを積極的に求めるものが少ないようなので、今後の親近感アップに期待したいところです。

意外にファン数は変わらない?

これだけページ上での取り組み、コミュニケーション内容が異なる両球団ですが、9/4時点でのファン数は日本ハム2,168人、楽天2,364人と意外にあまり差がありません。ページで提供している情報量と比較すると、単純な人数としては日本ハムのほうが効率よく獲得できているように見えます。強いていえば日本ハムのほうがアップしている写真の点数が多く、練習中やキャンプの風景等はよりリアリティを持ってもらえているのかもしれません。立上げ時期やそもそものファンの母数も影響しますので要因はこれだけではありませんが興味深い結果ではないでしょうか。
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両球団の取り組みから

今回はペナントレースで近い順位にいる2球団を、Facebookページでの取り組みという点で比較してみました。展開するコンテンツやファンとのコミュニケーションを見る限り、対決としては楽天イーグルスが圧勝です。コメント数、「いいね!」数ともに楽天の方が多いですし、コメントに対して高頻度で返信するなど、いわゆるエンゲージメントや関わりの深さ、という点でも楽天に軍配があがります。
ただし、ウォールでの情報発信に徹している日本ハムのように、Facebookページを「情報発信&コミュニケーション」と割り切ることで低コストでファンを獲得できているのではないか、という仮説を得ました。
最初からフルスペックのページ、という考え方もありますがあえて「試験運用」「トライアル」と定義することで一部運用に集中し、結果的に低コストでのファン獲得を実現できたともいえます。結果論的なアプローチですが、一担当者としてライバル企業に対抗しなければならないケースの場合はあり得る手法なのかもしれません。本来のFacebookページの王道からは外れてしまいますが、短期間での立上げが必要な場合は参考例としても良いのではないでしょうか。

余談ですが

私の地元である所沢が誇る西武ライオンズは取り組みがないようですね。現状最下位ですし、そんな余裕ないのかもしれませんが今後に期待したいところです。あと、ベイスターズも力入れていないのがちょっと気になります。ページの有無と順位は関係ないはずですが・・

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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