若手農家と私たちを繋ぐFacebookページから見る「共感」を呼ぶ運用のコツ

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「ソーシャルメディアを使いこなし、お客様と生産者が直接つながる、
「ありがとう」といえる幸せな関係を作ります!」

そういった熱い思いを掲げているのは
トラ男 ~秋田の若手米農家たちの挑戦~」という
秋田県の農家と消費者を繋ぐFacebookページです。
今回はこのようにソーシャルメディアの力を使って
地方から熱い想いや商品発信している「トラ男」たちの
ページをご紹介させて頂きます。
秋田県といえばやはり「あきたこまち」という
お米が有名ですが、これは秋田県の
農家の方々が作ったお米をブレンドして
それが「あきたこまち」というブランドになっています。
こういった流れを疑問視して、
より「誰が」どういった想いを持って
作ったお米であるかにこだわり、その人となりに
共感した人々に対して直接そのお米を届けられるように
したサービスがこのトラ男というサービスです。
ちなみにトラ男とは「トラクター×男前」という
意味とのことです。
そういった「誰が」作っているか透明化するのに
最も適したプラットフォームはやはり
Facebookページでしょう。
fb-tora
・燃える愛菜家 TAKUMI
・金色の山男  YUTAKA
・水田の貴公子 TAKAO
現在、秋田県で農業をやられている上記3名の方(トラ男)の
レポートを中心に運用がなされています。
流れとしてはFacebookページにてトラ男たちの
取り組みを紹介してホームページに誘引し、
そこでトラ男たちのブランディングを
強く行なっている印象があります。
それぞれのプロフィール、ブログ、Twitterを
用意してその人となりが感じられるよう
導線を綿密に用意しているからです。
まさしく今回参考にして頂きたい
ポイントはこちらでして、
ソーシャルメディアを活用する上で
大切なのが「誰が」行なっているサービスかというのを
透明化していくという運用です。
つまり「何を語るか」ではなく「誰が語るか」ということです。
今は情報過多といわれる時代で生活者は多くの
情報をスルーしています。Facebookページでの投稿も
例外ではありません。
そんな中、効率良くコミュニケーションとれる方法が
「誰が」言っている話題かというのを明確化させることかも知れません。
※もちろんこの「語る人のブランディング」が重要になってきます。
「この人(Fbページ)の情報だったら必ずチェックする」と
言わせるのが一つのゴールです。
例えば社内のスタッフを写真見せるのも
一つの効果的な方法でしょう。
SNSは友人と繋がり、コミュニケーションを
取るためのツールなので、そこでいかに
人間らしいコミュニケーションを
取っていくかを考えなければいけません。
torao1
こういったのもいいですね。
このFacebookページから参考にできる
2点目のポイントが共感です。
例えば東北復興支援イベントに参加している様子や
学生とも農業や地域活性化を切り口にした交流を
積極的に行い、社会に対して貢献している姿勢を
Facebookページを通じて発信しています。
そもそもこのサービス(プロジェクト)が
起こった経緯というのも後継者問題やTPPなどの
問題で悩まされている農家を何とかしたいと
代表の武田さんが明確な問題意識をもって生まれたサービスです。
共感してくれるトラ男たちと
こうした思いをもって起ち上げたサービスだけあって
積極的に自分たちにできることをFacebook/Twitter/ブログを
通じて発信しているのが特徴でしょう。
もう耳にタコかと思いますが
ソーシャルメディアマーケティングは
「共感」をベースにしたマーケティングです。
有益な情報はもちろん、何らかの共感を
伴う情報発信を意識すべきでしょう。
また、その甲斐あってNHKクローズアップ現代を始め
多くのメディアで取り上げられており、
現在は顔が見える人が作った安心できる物を
食べたいと考えている都内に住む女性が
メインのターゲットということです。
Facebookページからすぐに商品ページにリンクできる
タブも設けており、購入の導線も抑えられております。
どちらにしても「誰が」作ったお米かと
顔を載せているのが素晴らしいですね。
SHOP_TORAO
前回ご紹介致しましたあらたな村の事例
少し重なる部分はございますが、
ソーシャルメディアを活用する上では
「誰が語るか」
「どのように共感してもらえるか」

を意識するのが重要です。
以上、今回の事例紹介では地方だからこその
特徴を強みとして活かしている点が
参考になるかと思いご紹介させて頂きました。
実際に武田さんとお会いさせて頂いたことも
あるのですが、素晴らしい思いやビジョンをもった熱い方です。
農業と消費者の新しい繋がりを積極的に提案している
秋田発のトラ男たちに今後も注目していきたいと思います。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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