カレー王子から学ぶ、「無視されない」Facebookページ運用事例

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みなさま、
チキン南蛮カレー王子のカレ賊王に俺はなルウ!という
Facebookページをご存知でしょうか?
このページ名だけでも突っ込みどころ満載の、
ある意味振り切っているページですが、
こちらの運用はとても参考になる部分が多数あります。
ここは宮崎県にあるカレー屋さんで
「チキン南蛮カレー」を売りにしている店舗のFacebookページです。
しかし、面白いのがここのウリである「チキン南蛮カレー」が
霞んで見えるくらいここのFacebookの運用者である
「カレー王子」の存在が目立っております。
しかしその「カレー王子」の振り切り具合が
とても共感を誘うものになっており、
自分のニュースフィードに流れてきても
思わず見てしまうような、面白いものになっています。
実際に約2,500人ものファンがおり、
地方のカレー屋にしては比較的多くの
ファンとコミュニケーション出来ていると感じます。
ではどのような部分が参考になるのか、
どの点が振り切った運用なのか、
下記にご紹介していきたいと思います。
curryprince
まず始めに過去2ヶ月の投稿を確認したのですが、
投稿内容の割合としては
ゆるい投稿が4割、
カレーの写真が2.5割
メディア掲載報告などが2.5割、
ブログ更新が1割といったところでしょう。
まず「ゆるい投稿」という私なりの定義が
「売る姿勢が見えない投稿」と認識しています。
つまり、その投稿をそのまま個人のアカウントで
投稿しても違和感の無いようなものというイメージです。
活性化しているFacebookページは
「売る姿勢のない」投稿がしっかりできていると感じます。
こちらのページも多分にもれずそうで、
まず全ての投稿文章の末尾が「ルウ」「ござルウ」
締められており、すこし無理やり感のある
感じが笑い=共感を誘います。
例えば投稿内容は
ペットの写真、社員の方の写真、
イベントの写真、パロディ写真などを
中心にコメントをつけて投稿されています。
突っ込みどころのある面白い投稿内容+写真と
いう強力な組み合わせを上手く活用されていて、
平均いいね!50以上はもちろん、コメントも
必ずついております。

ruu
また、自社の商品である、カレーの写真投稿に
関してはなんと「まかないのカレー」の写真を
中心に投稿されているのです。
自社の商品であれば普通は見栄え良く
こだわって撮るのがよくあるパターンでしょう。
しかし、ここではこのような点が感じられないのが
逆にとても新鮮だと感じました。
実際にスタッフが食べている写真をみると
こちらも食欲が湧いてくる気がします。
makanaicurry
またメディアへの露出も頻繁に
行われているようで、アバウトページでは
「次にブレイクするご当地グルメ」とあります。
実際、地元宮崎の各メディアを中心に
観光雑誌や毎日新聞などにも紹介されているそうです。
また、自分達で下記のようなメディアを冗談で
作ってFacebookで公開するのも面白いですね。
mediacurry
以上、このページから総合的に感じるのは
中の人(カレー王子)が心から楽しんで
Facebookを運用しているということです。
もちろん店舗経営という立場があって
出来る運用と言えばそれまでですが、
ぜひ一般企業の中の人にとってもFacebookに限らず
ソーシャルメディアを活用する際には
人とのコミュニケーションを楽しむ姿勢を
意識しながら運用を行なっていくのが
成功への近道といえるでしょう。

また、このページの目的としては
店舗来店はもちろんのこと、
カレーの通販であるというのが見て取れますが
ここまで振り切った強いブランディングを
行なっているだけあって気になる所ではあります。
ソーシャルメディア運用に置いて最も
あってはならない「無視される」ことを
(そこから何も学べないため)
避ける手段としてこういった運用も
一つの切り口として考えてみるのはいかがでしょうか?

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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