地元のお寺に学ぶ!先入観を味方につけるFacebookページ運用

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「業界柄、Facebookページを運用するイメージがわかない。」「カタい業種だから、Facebookページを初めても誰も興味を持ってくれないんじゃないか。」と思っていませんか。
実は外から見ると「カタい」と思われがちな業種こそ、Facebookページで盛り上がれるということもあるのです。
理由は、意外性と希少性の高さにあります。
Facebookページから普段は見ることのない一面が覗くことができるため、興味を持ってもらえることや、似たようなページが存在しないことで、珍しく感じてもらえる、ということがあるのです。
それに気づかせてくれたのは東京都豊島区にあるお寺、金剛院のFacebookページがきっかけでした。
今回は、このページを例に先入観を味方につけるFacebookページ運用のポイントをご紹介します。

外からは見えない、なかの様子

唐突ですが、みなさんは、仏さまの背中を見たことがありますか?ない人がほとんどですよね、私も実際に見たことはないです。
金剛院のFacebookページでは、そんな普段は外から見ることのできない、なかの様子を公開しています。
左が仏さまの背中の写真です。後ろにも細かい模様が入っていることがわかります。ここでしか、見る機会がないように思います。
rexkongohin001.jpg
右は、仏さまをスタジオで撮影している様子です。関係者以外は見ることがないような場面を、投稿から垣間見ることができるのです。
人は、普段外からは見えないものに興味をひかれる傾向にあります。しかも自分の日常の世界から離れていたり、謎が多いぶんだけ興味も強くなるのです。
事実、先にご紹介した投稿には、他の投稿に比べて2~4倍もの「いいね!」が集まっています。
情報の非対称性が高い業界ほど、興味を強く持ってもらえる可能性があるのではないでしょうか。

ギャップに「いいね!」な個性あふれるコンテンツ

「お寺×マンガ」「仏さま×コンテスト」と聞くと、その意外な組み合わせに「何だろう?」という好奇心を煽られるのではないでしょうか。
実はこれ、金剛院のFacebookページで発信している投稿記事の話です。発想がユニークというか、素晴らしいというか、「お寺」のイメージとのギャップを強く感じます。
rexkongohin002.jpg
こういった個性的なコンテンツは、一度だけの投稿でもインパクトがあるのですが、繰り返し投稿していくことで得られるものもあります。
それは、見ている側が抱いていたお寺に対する先入観がとけ、親近感を覚えてもらえるということです。
現に私は、このFacebookページに出会ってから、急速にこのお寺に興味を持ち、近寄りがたいイメージが自然ととけていきました。
敷居が高い、カタい、といったイメージを持たれたとしても、しっかりと「らしさ」を表現していくことで心の距離を縮めることができるのです。

真面目に「いいね!」な話題も、キチンと提供

ここまで、意外性ばかり強調してきてしまいましたが、あなたの強みを活かした真面目な投稿も必要です。
こちらの空海やブッダの教えを説く投稿をご覧ください。
rexkongohin003.jpg
原文を載せるのではなく、キチンとわかりやすい言葉で諭しています。深く内容を理解しているからこそできることですね。
投稿への「いいね!」が多いだけでなく、コメントやシェアがついていることからも、ファンにとって学びや気づきがある内容だったことがうかがえます。
真面目に自分たちの価値を発揮できる情報も、ファンに喜んでもらったり、信頼感を抱いてもらううえでは非常に重要なのです。

頻繁なコミュニケーションで身近な存在へ

その他にも、金剛院ではお寺の「今」を伝えるような情報を届けています。
例えば右のような修繕工事中の様子や、左のような季節の花など。特に四季を感じる写真は、目に留まるうえ趣を感じるので、思わず「いいね!」してしまいますね。
rexkongohin004.jpg
何気ないワンシーンでも、近くにあるお寺での出来事だと思うと、足を運んでないのに心が近づく感覚になります。
Facebook上で頻繁に会うことで、どんどん親近感が募っていくのです。
一方で、どんどん剥がれていくのが、このFacebookページに出会うまでに私が抱いていたお寺へのイメージです。
でも、その先入観があったからこそ、より金剛院の投稿に惹かれ、毎回反応してしまうのだと思います。
なぜなら、おそらく他の業界業種で同じような投稿をしていても、印象に残らなかったと感じるからです。
あなたは「自分たちの業界には、Facebookは向いていない」と思い込んでいませんか?
もしかしたら、そのみんなが持っている先入観こそ、チャンスにつながる要素かもしれませんよ。
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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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