1投稿で17,000件のシェアを生んだFacebookページに学ぶクイズ投稿の3ステップ

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Facebookのニュースフィードにクイズが流れてきたことはありませんか?クイズにトライして、解けたときの爽快感はたまらないですよね。
あなたがFacebookページを運営していたら、シェアやコメントが集まっているクイズ投稿を見て、自社でもクイズを出してみようと考えたこともあるのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。あなたのニュースフィードに流れてきたクイズはシェアされて人気が高い成功事例。私が多くのFacebookページを見てきたなかで言うと、盛り上がらないケースもあるのです。
そこで今回は、Facebookページで盛り上がるクイズ投稿に必要な3ステップをご紹介します。事例として扱うのは、国内でクイズを出題しているFacebookページのなかで、飛びぬけて盛り上がっている1枚クイズのページです。

ステップ①まずは目に留めてもらう

1枚クイズの投稿では、画像を使用しているため、ニュースフィード上でも目立ちやすいのです。こちらの投稿をご覧ください。文章ではなく画像でわかりやすく楽しそうに表現しているため、興味をもってもらいやすいですよね。
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また、画像1枚のなかにクイズが収まっていると、シェアされたときでもクイズの露出度は損なわずにいられるのもメリットでしょう。下のように投稿がシェアされたときはテキスト部分が目立たなくなってしまうので、テキストのなかに問題を記載するのはもったいないのです。
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ステップ②解く気になってもらう

ユーザーにクイズを解く気になってもらうには、難易度の調整が大切です。運営者の方によると「1分以内で消費できるもの。論理的に回答を出して導き出すのではなくて、”閃く”もの」の人気が高いとのこと。
たしかに、Facebookのニュースフィードはじっくり投稿を読む場所には適さないので、あまり時間のかかるものは飛ばされてしまいますよね。
とはいえ、人によっても難易度は違います。そこで注目したいのが、ファン同士でのサポートを後押しする仕掛け。投稿には「答えがわかった人は、答えは書かずにヒントのコメントをつけてシェアですよ。」と記載されています。
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多少クイズを難しく感じても、解こうという気を持続させてくれますよね。
しかも、わかった人は自分は解けたという喜びをヒントという形で表現できるうえ、Facebookページの運営者としては投稿にコメントが集まるという三方よしの仕掛けになっているのです。

ステップ③解いたらシェアしてもらう

シェアしてもらうために重要なことは、いかに友達との会話のなかに入っていける話題を提供するかということです。
ユーザーは企業とコミュニケーションを取るためにFacebookにログインしているのではありません。友達とのやり取りを楽しむためにログインしているのです。
1枚クイズ運営者の方は「情報を提供するのではなくて、話題を提供する」ようにし、「日々のニュースや季節感などコメントを添えやすいもの」を意識しているそうです。
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▲バレンタインにあわせた投稿

クイズを考えるときは「ユーザーとその友達の会話のネタになりそうか」という視点でチェックしてみると良いでしょう。
また、自らシェアをお願いしたり、ルール化することも有効です。
先にもご紹介したように、1枚クイズでは毎回の投稿に「答えがわかった人は、答えは書かずにヒントのコメントをつけてシェアですよ。」と記載しています。
お願いすることは気がひけるかもしれませんが、意外と反応してもらえるものです。ルールのように見せるという手もあるので、継続して呼びかけていくことが結果につながります。

優先すべきはファンの気持ち

過去一番盛り上がった投稿には、なんとシェアが17,000件もついたという1枚クイズのFacebookページのクイズ投稿。
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ユーザーがシェアしたときのコメントを見ていくと、解けたという喜びから、わからないと悔しがる感情まで、クイズを楽しんでいる姿が伝わってきます。ここまでユーザーが夢中になる理由は、クイズ、つまりコンテンツの質が高いことに他なりません。
ソーシャルメディアでプロモーションを行おうとすると、どうしても宣伝のような投稿に重きを置きがちになってしまうケースを多く見かけます。
しかしソーシャルメディアは本来、宣伝をする場ではないのです。自社を好きになってもらうためには、まずユーザーに喜んでもらえるコンテンツを提供することが必要です。
あなたがもし「コメントやシェアが集まりそうだから」という動機でクイズ投稿を考えていたのであれば「ユーザーに喜んでもらえるコンテンツは本当に”クイズ”なのか」「(クイズが良いのであれば)どんな内容なら純粋に喜んでもらえるのか」をじっくり考えてみてください。

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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