地方の企業こそFacebookページを活用すべき?「あらたな村」の運用から考える

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今回ご紹介 させて頂くFacebookページの
テーマは地方×農業×通販です。
というのもこちらのFacebookページは
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町にある「あらなた村」という
会社が運用するページです。
350人程と現段階ではまだまだファン数は
多くないものの、あらたな村の代表である
小野さんの「農業を盛り上げたい!」という思いが
ひしひしと伝わってくる愛のあるFacebookページと
なっています。
なんでも代表の小野明日香さんは
元々「ソーシャルゲートウェイ」で有名な
株式会社アラタナの社員だったのですが
「農業を盛り上げたい」という強い思いのもと
アラタナの関連会社として「あらたな村」を
立ち上げられたそうです。
今では会社の代表として、あらたな村の
村長として日本一働きたい村を目指して
地元で獲れる作物や人の魅力をFacebookページを
通して発信しています。
aratanafb
作物の通販を行い会社(村)を運用しておりますが
今後、個人事業としてFacebookページを
活用するかたにとっては有効な事例といえるでしょう。
2011年の2月中旬から運用を開始されていますが
村長でもある小野さんの人柄が出ている
非常に魅力溢れる運用となっています。
まずはウォールの投稿ですが、「写真」を
上手く活用しています。
「投稿には写真を使う」もうこれは説明不要の
Facebookページ運用のコツですよね。
こちらの投稿写真に関しては
村で獲れた作物や地元の方々の笑顔、
自然に溢れる風景などが中心となっており
都会に住む私たちにとっては懐かしいもの
もしくは憧れるものなのではないでしょうか?
(※Facebookユーザーの半数以上が東京都在住)
特に戦略的な投稿タイミングや内容などは無く、
本当に担当者の感じたことやその日あった嬉しいことを
中心に投稿されています。どちらかというと
日記みたいな使い方でしょうか、その日にあった
出来事をファンと共有しながら交流をとられています。
corn
「売る」スタンスでの戦略的な運用ではないから
でしょうか、ファン数から換算すると非常に高い
フィードバック率となっています。
現段階では350人ほどのファン数に対して平均でも20以上の
いいね!やコメントがついており、エンゲージメント率に換算すると
約5%と比較的高い数値となっています。
※エンゲージメント率はフィードバック数÷ファン数で表され
 ファンが多くなるほど低くなっていきます。
そのように、あらたな村にロイヤリティを感じている
ファンが中心となっているページだけあって
Facebookページ経由のコンバージョン率も
10%近い数字が出ているそうです。
キャンペーンや広告予算を使って
ファンを増やしにいかなくとも
共感を感じてもらえる内容で、軸を持って運用して
いけばと顧客は商品を購入してくれたり、
いいね!したりして応援してくれるのでしょう。
さらに、こういった初期の顧客が最も大切にすべき
コアユーザーにもなります。

広告費をかけ、ファンを獲得したにも
関わらず交流が生まれないFacebookページに
比べると何倍も価値があると思います。
またブログも運用されていて
村や農業の魅力を伝えています。
見ているだけでも、恐らく多くの方が
ここで獲れた作物を実際に食べてみたいと
感じると思います。
地方の魅力というのをFacebookなどの
リアルタイム性のあるソーシャルメディアや
ブログの出現によって今まで以上に
効果的に伝えられるようになっていますし、
さらにいうと日本を飛び越え、
世界をターゲットとして活躍できるツールでもあります。
無料で使えるこれらを有効に活用していくことが
今後ますます重要になっていくでしょう。
ソーシャルメディアマーケティングは結局、
人と人のコミュニケーションになってきます。
いかに人間味を出し、共感を得られるのかが
必要なのではないでしょうか?

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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