料理写真に頼らない!お店にお客様を引き寄せるFacebookページ運用の秘訣

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「飲食店のFacebookページは料理写真を載せておけばOK!」と思っていませんか?
確かに、料理の写真は「いいね!」などファンの反応が多く集まります。しかし「いいね!」の数が多いからと言って、そのぶんお客様が集まるわけではないのです。
あなたのニュースフィードもすでに、友達の投稿も含めて料理写真があふれているのではないでしょうか。そのなかで、自分が「いいね!」した投稿を覚えますか?実際にお店に足を運んだことはありますか?
もはや料理写真を目にする回数は多すぎ、それだけでは来店につなげることが難しいことに気づきますよね。
今回は、お店に足を運んでもうFacebookページ運用の秘訣を京都祇園 天ぷら八坂圓堂のFacebookページからご紹介します。このお店のFacebookページには料理写真以外でお客様を引き寄せるために大事なエッセンスが詰まっているのです。

店内写真にのせるのは、季節や文化の『味わい』

天ぷら八坂圓堂では店内に飾っているお花や、庭にあるオブジェ、仲居さんの着物などを定期的に紹介しています。
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ヒト、モノともに店内の投稿は店内の雰囲気を知ってもらえるため、他の飲食店のFacebookページでも良く見かけます。ただし、天ぷら八坂圓堂の投稿が他と違うのは文化や季節の『味わい』も感じられるということです。
お花や月替わりの仲居さんの着物からは季節を、庭にあるオブジェや着物の柄の解説からは文化を感じることができます。思わず反射的に「いいね!」を押したくなるだけでなく、実際にお店に行って文化や季節を味わってみたいと感じてもらえるという効果があります。

自分たちのことばかりではなく、ファンに喜ばれる情報を

京都御所の一般公開や京都非公開文化財特別公開の告知など、お店周辺の観光情報を発信しています。これらの投稿はファンとの関係性構築来店促進の2面から、お店にお客様を引き寄せる効果があります。
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ファンとの関係性構築は、観光情報が京都を楽しみたい人にとっては有益なため喜んでもらえるということ。そして、観光地の写真自体がファンの目をひき「いいね!」などの反応が得られやすいという意味でも有効です。
来店促進は、紹介している観光地がお店に近いため、同時に来店も促すことができるということです。
このように一見自分たちとは関係がないように見える情報でも、ファンに喜ばれる情報を提供し続けることが結果的には自分たちにとってプラスになるわけですね。

宣伝じゃないのに、食べたくなる!

旬の料理投稿は反射的に「いいね!」されファンからの反応が集まるため、多くの飲食店のFacebookページが投稿に使っています。でも天ぷら八坂圓堂の料理投稿は、他とは一味違うのです。どこが違うと思いますか?
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答えは写真ではなく文章にあります。料理の宣伝から入らず食材にまつわる豆知識から入っているのです。食材についての豆知識を伝えながら、食材の希少性や価値を説明しています。宣伝されている気持ちにさせられずに食材の良さを感じてしまうあたり、非常に巧いやり方ですよね。
また、写真では食材だけでなく出来上がった料理も並べているため「食べたい」という欲求もそそることができます。

来店機会を逃さず、記憶にも残る店舗情報

天ぷら八坂圓堂のページで特徴的なのは、すべての投稿に対してお店の名前、住所、電話番号、サイトのURLとFacebookページのURLが記載されていることです。これには来店機会を逃さないことと、お店を覚えてもらえるという2つの効果があります。
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来店機会を逃さないというのは、「行きたいな」と思ったら、すぐにコンタクトが取れるということです。投稿からFacebookページに遷移したり、お店を検索しなおす必要がなく、そのまま電話したりサイトから詳細を調べることができるのです。便利ですよね。
お店を覚えてもらえる理由は、投稿の度に繰り返しお店の名前や場所を目にするからです。その時はニーズがなくても、いざニーズが顕在化したときにすぐにお店を想起してもらえますね。

最も重要なのはチーム力かも

ご紹介してきたように、天ぷら八坂圓堂のページでは観光情報や、お花やオブジェや着物についての知識、食材の豆知識など様々な情報を発信しています。これらのお店の宣伝でない投稿は、初めは直接お店自体に興味がない人にも広くファンになってもらえたり、「いいね!」をしてもらえるというメリットがあります。
一方で、ここまでバラエティに富んだ情報をある程度深い知識を持って語るには、一人では難しいのではないでしょうか。天ぷら八坂圓堂では、何人もの板場や接客係が交代で記事を担当しているようです。投稿の最後に名前が記載されているため、「ひとけ」が感じられて親近感もわきますよね。
クオリティの高い投稿を続けるためには、内部の人がそれぞれの個性を活かしながら協力していくことが大事なのです。
あなたも一人で頑張りすぎるのではなく、Facebookページの運用に誰かを巻き込んでみませんか?

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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