人気Facebookページ担当者にきく!ゴルフダイジェスト・オンライン【後編】

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Facebookページの運用がうまくいっている会社は何を考え、どう工夫しているのか知りたくありませんか?前回から、人気の高いFacebookページの担当者に会いに行き、そのエッセンスを皆さんにもお届けする連載を始めました。
第一回は株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(以下GDO)さんにお邪魔しました。前編は立ち上げ時の経緯や目的、そこからどのような変化があったのか、現在の運用体制や投稿についてのお話をご紹介してきました。インタビュー前編はこちらです。
後編はファンの集客と、今後の展開についてのお話をご紹介していきます。
※冒頭の写真は左が取材にご協力いただいたGDO中澤様、右がRex編集長の斎藤。
「GDO(GolfDigest Online)」Facebookページ⇒https://www.facebook.com/gdo.co.jp

無理な集客はしない。ファンの友達を集めてくるような集客を!

Q.集客についてお聞かせください。誰をどのようにFacebookページのファンとして集めていますか?
中澤様:ターゲットは国内のゴルファーです。そして、集客ラインは3つです。
まず一番力を入れているのは一番日本のゴルファーが集まるところ、つまりGDOのサイトです。
そしてあと2つがFacebook広告とFacebook内でのキャンペーンです。
基本的にファンの反応率が下がるのを避けるために、無理な集客はしないようにしています
そのため、Facebook広告は本当に面白そうだなと思った人だけがきてくれれば良いというスタンスで出稿しています。
また、キャンペーンもインセンティブに反応してもらうというより、キャンペーンに反応したユーザーの友達に反応してもらうことを狙っています。友達がキャンペーンに「いいね!しました」「応募しました」という記事を自分のニュースフィードで見た人を集めたい、ということです。
キャンペーンの参加条件にページへの「いいね!」は加えていませんが、ファンが喜んでくれるようなキャンペーンをやっていれば自然と「いいね!」してくれる人も増えますよ。
Q.これまでに〝ハネた”キャンペーンはありますか?
中澤様:一番効果があったのは「毎日当たるスピードくじ」です。スピードくじは圧倒的に効果が出ますね。ソーシャルはインタラクティブ性が重要だからでは、と思います。
GDO(GolfDigest Online)(1).jpg
▲スピードくじキャンペーンの告知投稿
ただ、GDOではあまり大きいキャンペーンはやっていません。その代り、キャンペーンが途切れないようにしています。
GDOでは淡々と広告とキャンペーンを続けるマラソン型で集客しているのです。その分ファン数伸びはゆるやかですが。後は愚直にファンの反応を集めるような運用をしていれば、ファン数も伸びるはずだと信じています。

Facebookの運用だけでなく、次は自社サイトのソーシャル化へ

Q.最後に、今後、やってみたいと思う取り組みはありますか?
中澤様:自社サイトのソーシャル化、もしくはソーシャルグラフを活用したマーケティングに一層力を入れて行きたいです。
企業のソーシャルに対するアクションプランという意味では
①ソーシャルメディアに関する運用
②自社サイトのソーシャル化、もしくはソーシャルグラフの活用
という2つにわかれると考えています。
GDOでは両方とも力を入れていて
①がこれまでお話してきた内容ですが、今後は②にも注力していきます。
具体的に自社サイトのソーシャル化の何がメリットかというと、GDOのサイト上でのユーザー行動がコンテンツとなり、他の人にリーチする広告にもなっていくというところです。
例えば、ユーザーがGDOで予約や買い物をしたり、コメントしたことが記事になり、ソーシャルメディア上でその人の友達からも見えるようになるということですね。
Q.具体的に動き出しているものはあるのですか?
中澤様:最近では「ゴルフ場予約幹事サポートアプリ(ゴルカン)」というアプリをリリースしました。
参加メンバーの確認や日程調整だけでなく、ゴルフ場の予約や細かい連絡などすべての調整ができるアプリです。
Facebookのゴルフ幹事アプリ ゴルカン.jpg
GDOの通常の予約をFacebookのソーシャルグラフを用いて楽にするためのツールです。そのアプリ単体で成立することを前提に作っているものとは違って、サイトのなかの一機能として使うような位置づけで作りました。
『Facebookの』ソーシャルグラフに限定するつもりはなく、ユーザーのソーシャルグラフ、友達のつながりを活用していく。それが僕らの考える自社サイトのソーシャル化なのです。

まとめ-ソーシャルは成長するもの -

インタビュー終了後に「ソーシャルはレバレッジの効くツール。少ない資本で多くの人にリーチできるようになる。そして、ある程度のお金をかけ、ちゃんと手間をかければどんどん成長していき規模も影響力も大きくなるもの。」と語ってくださった中澤様。
今回のインタビューでは、まさに細かい改善を重ね続けたFacebookページの成長過程をうかがうことができました。
大切なのは、ぶれない軸となる目的を設定しメンバー間で共有することと、そして続けること。それがあってこその今の人気ページに育ったのだと言えるでしょう。
すでにFacebookページ自体の運用は『成功』しているということで、次のステージに踏み出しているGDOさん。
今後もFacebookページだけでなく、ゴルカンをはじめサイトなども定期的にウォッチし、実際に使ってみることで『ソーシャル活用』の新たな気づきが得られそうですね。

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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