お化粧なしで耐えられる?信頼を集めるスッピンFacebookページ運用のススメ

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「Facebookページの投稿につく”いいね!”が少ない」「コメントがついたことがない」などファンとのコミュニケーションが取れずにお困りではありませんか?
もしかしたら、あなたのページが盛り上がらないのは『お化粧しすぎ』なことがひとつの要因かもしれません。
たまに、Facebookページでの投稿内容が商品・サービスの宣伝、メディア掲載の告知やニュースリリースなどに偏っているページを見かけます。
そういった外向きに整えた情報ばかりだと企業の公式サイトと似たような内容ばかりになり、ページも盛り上がりません。
今回は、ありのままの自分たちを公開していくことで、ファンからの信頼を得る方法をご紹介します。信頼を得ると同時にページ自体も盛り上がっていくはずです。
事例として取り上げるのは感動野菜産直農家 寺坂農園のFacebookページ。北海道富良野にある農家ですがファン数は約3万5千人と多く、ファンからも人気のページです。
最近はひとつの投稿に合計2,000~4,000、多いときで7,000件ちかくの「いいね!」やコメント、シェアなどの反応がついています。
通常3万5千人ほどファンがいるページの場合、350件「いいね!」などの反応があれば良いほうですので、この数字から寺坂農園のページがどれほど盛り上がっているかがわかりますね。

なかの人の日常を見せる

Facebookページでは、ふだん外からは見えない社員や現場の様子を伝える投稿に「いいね!」やコメントが多くつく傾向があります。
こちらの農作業の投稿をご覧ください。運営者にとっては日常でもファンにとっては普段見ない光景ですし、初めて知ることも多いですよね。
寺坂農園3.jpg
また、なかの様子を公開するのであれば、上のキャプチャ右の投稿にあるようなファンが見たことのないであろうインパクトのある風景を出すと反応も大きいのでおすすめです。
寺坂農園(2).jpg
上の投稿をご覧ください。”土にたいし、「おいしいメロンをはぐくんでくれてありがとう!」と、気持ちを込めて”というくだりがありますが、こういった小さなところに運営者の想いが表れています
日常のワンシーンこそ、その人の本当の姿が垣間見えますよね。

想いを飾り立てずに表現する

寺坂農園が来年法人化するということで、投稿で会社理念を発表しています。画像に写りこんでいるものはお世辞にもキレイとは言えませんが、あたたかみや信頼感をおぼえませんか?
感動野菜産直農家 寺坂農園.jpg
この投稿には「役職者12名でみんなで作った」という理念が、まさに生まれた瞬間が写っています。
外向けに飾り立てた後の状態ではなく、まだ人の想いが通った言葉が”そのまま”公開されているからこそ、人の熱も感じられ信じられるのだと思います。
加えて、ファンは先の項目で述べたように日常的にFacebookの投稿を通して運営者の〝想い”に触れています
だからこそ、ファンは『理念』を改めて文章で読むと納得感や共感も深いのではないかと思います。それが「いいね!」やコメントの多さとなって表れてきていますね。

あえてネガティブ情報も公開

寺坂農園ではお客様からの感想はがきを投稿しています。注目すべきは、良い話ばかりではなくネガティブな声も公開しているということです。
感動野菜産直農家 寺坂農園(1).jpg
上の投稿をご覧ください。「1本だけ、腐っていた」というネガティブ情報も出しています。
それに対し「期待していただいていたのに申し訳ない気持ちでいっぱいです」「誠意を持って、愛をこめて対応させていただきたい」ということと、他にも同じような方がいらっしゃったらご連絡くださいと電話番号まで記載しています。
この対応をFacebook上で公開にすることで、腐っていたことを教えてくれた顧客との関係構築だけでなく、その他のファンにも良い印象を与え信頼感をアップすることができているのです。

あなたはスッピンを見せられますか?

感動野菜産直農家 寺坂農園のFacebookページでは、ご紹介してきたような信頼感をアップするような投稿だけではありません。
かぶりものを使ったユニークな投稿でファンに自分たちのことを印象づけたり、育てた野菜で作った料理紹介で商品購入につながる提案などもしています。
でも驚くのは、どの投稿にも「いいね!」やコメントなどの反応がコンスタントに2,000~4,000件もつくほど盛り上がっているのです。
各投稿自体にも反応を得るポイントがあるものの、やはり根底にファンとの信頼関係や絆があるからこそ、ここまでコミュニケーションが活発なのだと思います。
そして、信頼関係が築けるのも、自分たちのスッピン姿を公開してこれたからこそ。中身が本物だったからこそです。
あなたの会社・組織はスッピン、つまり”ありのままの姿”を見せられますか?

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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