これならファンに嫌われない!Facebookページで商品を宣伝せずに魅せる方法

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「商品の投稿ばかりしているとファンが離れるんじゃないか…」と不安に思っていませんか?
Facebookで見かける企業の商品紹介の投稿も、沢山いいね!やコメント、シェアがついている投稿もあれば、全くいいね!も何もついていない投稿もありますよね。
何が違うのでしょうか。
もちろん写真映えのする商品かそうでないかというのも、ひとつの答えです。しかし、それだけではコミュニケーションを活性化させるのは難しいのです。
今回は商品の投稿でも常に大盛り上がりな虎斑竹専門店竹虎のFacebookページから、商品を宣伝せずに魅せる方法をご紹介します。

商品ではない何かを伝える

単に商品が写っているだけの写真ではなく、日本文化や季節が伝わってくるような写真が多いというのがこのページの特徴です。
まずはこちらの団扇の写真。季節が伝わってきますよね。
虎斑竹専門店 竹虎 - コピー.jpg
団扇にいいね!したくなるというよりも、この雰囲気に思わずいいね!してしまいそうです。なんだか心がホッとするようなささやかな喜びがありますよね。
次にこちらの投稿。写っているのは籠ですが、文章で語られているのは「昔は竹が日本人の生活に欠かせない存在だった」ということ。
虎斑竹専門店 竹虎.jpg
この写真のほかにも、日常のなかにある竹製品の写真から日本の文化を感じる投稿が多くあります。また、この企業のミッションが「竹文化の創造と発信で豊かな竹のある暮らしを提案する。」らしいのですが、言葉にならないその想いが各投稿からにじみ出ているように感じます。
商品だけをただ写して一方的に宣伝していたら、嫌われるのは当たり前。
商品を通して、喜んでもらえるようなことや、共感してもらえる想いなどを伝えているというのがポイントです。

裏側(制作過程・人)から商品を見せる

商品そのものを写すのではなく、その裏に存在している人や工程を写すというのは、間接的に商品の魅力を伝えることにつながります。
まず、左の制作過程についての投稿から。竹の加工現場なんて、見る機会ないですよね。普段は知ることのできない裏側が垣間見えるような投稿は、いいね!やコメント、シェアがつきやすいのです。
そして、人が手間暇かけてつくっている様子から商品の「重み」が感じられます
虎斑竹専門店 竹虎(1).jpg
この場合「竹ってこうやって切るんだ!」という感心やちょっとした驚きも、いいね!につながっているように感じます。裏側を見せるような投稿は、できるだけ感心や驚きが大きい、意外性が高いものを探して投稿したいですね。
続いて人、つまり職人さんを紹介している先のキャプチャの左の投稿をご覧ください。写真が見切れてしまっているのですが、職人さんが籠の上に乗っている様子です。
これは品質の高さを2つの側面から表現しています。ひとつめはもちろん商品自体の強度。「乗っても壊れません」を体現していますよね。
ふたつめは。このお年を召した熟練そうな職人さんが登場することで、高い技術をもってして作られたもの(商品)であることが感じられます。
さらに、品質以外で伝わってくるのが誇りといった感情的な部分。これは「あの自信に満ちた表情、忘れんぜよ。」というコメントから伝わってくるものです。
写真で伝わりきらない、もしくは伝わりにくいものはしっかり文章で補足してあげる必要がありますよね。

商品よりも運営者の存在を前に出す

このページを見ていて印象的なのは、商品写真でも必ずコメントがついておりコミュニケーションが活発である、ということ。その秘密は、いい味を出している運営者にあります。
下の写真のように、ご本人が写真に登場している写真は竹製品(商品)と一緒にいることが楽しそう、幸せそうという雰囲気を感じます。
虎斑竹専門店 竹虎(3).jpg
商品だけの投稿でも、そのコメントから竹や商品への愛が伝わってくるものばかりで、どの投稿にも運営者の存在を感じられるようなものになっています。だからこそ、話しかけたくなる心境が沸き起こるのだと思います。
そして投稿で使っている方言には「らしさ」が出ていて、とても魅力的です。見ているこちら側も肩肘はらずに気軽にコメントできる気持ちになります。
商品紹介の投稿でも、そこに「人」の存在が強く感じられること、これがポイントです。

商品だけを紹介する、ではダメ

虎斑竹専門店竹虎のページの場合、商品特性上Facebookで好反応を得やすいのは確かです。でも、商品だけをただただ投稿するだけだったら、ここまでの盛り上がりは見せていないはずです。
また、ここ一年ほどこのページを見続けてきて感じるのは、かなり投稿内容も試行錯誤してらしたのだろうなということです。
一年前とは投稿内容が違いますし、写真の撮り方(今のFacebookページでは特に、いい写真を撮ることは非常に重要です!)も変わってきているように思います。
なので、もしこの事例を見て「とはいえ、うちの会社の商品じゃここまで盛り上がらないよ…」と思ってしまった方も、途中途中でご紹介したポイントのところにフォーカスして、何か一つでも試してみてはいかがでしょうか。

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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