ネットショップでも「この人から買いたい」と思ってもらえるFacebookページ運用で売上につなげる

LINEで送る
Pocket

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたには、行きつけのお店ってありますか?
私には行きつけのアパレルショップがあります。他のメーカーよりも多少高くとも、家に最も近い池袋に同じメーカーのアパレルショップがあっても、わざわざ大宮まで足を運びます。
なぜか?答えはシンプル。「この人から買いたい」と思う店員さんがいるからです。
リアル店舗だけでなく、どうしても条件(特に価格!)の競争になってしまうネットショップでも「この人から買いたい」と思ってもらえる存在になれたら強いですよね。
今回はWeb上でもリアル店舗と同等、もしくはそれを超えるほど顧客とのコミュニケーションをとっているアンダーアーマーFANSのページをご紹介します。
実はこのページ、ブランドの公式ページではありません。千葉県にあるユニフォームやスポーツ用品販売の会社が運用しているのですが、ファン1万2千人超えにもかかわらず投稿に対していいね!がコンスタントに200~300ついているページなのです。
アンダーアーマーFANS.jpg
アンダーアーマーFANSの投稿は、多くのいいね!がついているだけでなく、必ずと言っていいほど10件前後のコメントがついており、コミュニケーションが活性化していることがわかります。
これだけ盛り上がっているのはなぜでしょうか。大きな要素として挙げられるのは『接客』『共感』です。これからこの2つのキーワードを軸に、「この人から買いたい」と思ってもらえるFacebookページ運用について解説していきます。

信頼を集めるような接客

まず一つめの『接客』は、信頼を集めるような接客をしているということ。どの投稿も商品説明が丁寧なうえ、情報が早いのです。
入荷前の新作情報だけでなく、ファンとのやり取りの中で商品の在庫やメーカーに問い合わせ中などの状況もしっかり伝えています。
他には、正確かつ細かい情報をきちんと伝えているのも特徴です。こちらの投稿をご覧ください。商品のイラストと実際の商品とが大きく違っていていたことをお知らせしています。こういった投稿は、誠実さ正直さを感じさせます。
アンダーアーマーFANS(1).jpg
続いて、Tシャツの写真。真正面からだけだとわかりにくいのでバックデザインも映して投稿しなおしたというもの。これも気遣いの一つですよね。
ウォールの写真.jpg
このように、豊富な商品知識や早い対応、正確かつ細かい情報の提供は、信頼を集めます

共感のコミュニケーション

次いで、二つめの『共感』についてです。このページでは、アンダーアーマーや体を鍛えることに対する想いを軸に運営者もファンも共感しながらコミュニケーションを図っている様子がいたる所で見受けられます。
商品紹介の投稿(キャプチャ下左)を見ても、ファンが「欲しい」「かっこいい!」とコメントすれば、運営者も「そうでしょ~」といわんばかりに「オシャレですよね」「メッセージもいいですよね」と応えています。両者とも本当にアンダーアーマーが好きなんだなと感じますね。運営者の商品紹介文からも商品・ブランドへの愛情が伝わってきます。
アンダーアーマーFANS(2).jpg
上キャプチャ右の投稿はプロのアスリートがアンダーアーマーを着用して練習をしているシーンです。アンダーアーマーがお気に入りな人にとってはアスリートに支持されている商品であることが純粋に嬉しかったり、スポーツ好きの人、アスリートに憧れている人にとってはテンションの上がる投稿です。スポーツや体を鍛えることが胸を熱くする、という両者の空気が伝わってきます。
このように自分と同じコト・モノに想いをともにする人とは話も弾みますよね。

この人から買いたい!と思われる情報発信

アンダーアーマーFANSのページで、ファンからのこんな投稿を見つけることができました。
「目先の割引はいらない!どうせ買うなら商品を知り尽くした方から。新しい物を買う時の第一条件です。」
そう、やはり買い物をするときは、商品についてよく知っていて、信頼できる人から買いたいですよね。
そして自分と同じくその商品なりブランドを好きで、価値観が近い人から買うほうが楽しく「この人から買いたい」と思うものです。実際、投稿を見ていると、ファンと運営者がアンダーアーマーの話で盛り上がっており、常連化しているファンもいるようです。
ここまでお伝えしてきて、みなさんもおわかりかと思いますが「この人から買いたい」と思ってもらえる存在になるために必要なものは、リアルと同じ。何もFacebookだからということではありません
「ソーシャルメディアマーケティング」などと言うと何やら新しいもの、複雑そうなイメージを持つ方もいらっしゃるのかもしれませんが、Facebookは、これまでしっかり顧客と向き合ってきた人こそが力を発揮できる場なのではないでしょうか。

The following two tabs change content below.
柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

Facebookマーケティングの教科書

お問合せ