料理写真へのいいね!は社交辞令だと思え!売上につながるFacebookページの投稿とは?

LINEで送る
Pocket

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたはFacebookのなかで見た料理写真にいいね!したことはありますか?
おそらく「はい」と答える方がほとんどなのではないでしょうか。
では、飲食店のFacebookページから流れてきた料理写真が理由で、お店に足を運んだことはありますか?
「いいえ」と答える方、もしくは「はい」と答えた方でも「前から気になっていた」「周りからの評判がいい」など、他にも動機があったケースが多いのではと思います。
飲食店では、もちろん料理写真も大切です。しかし、料理写真の投稿は他の飲食店でもできること。実際にお店に足を運んでもらうには料理写真以外でもお店の魅力を伝えていくことが重要です。そこで今回は、その好事例としてアンティカピッツェリア ダ・ミケーレのFacebookページをご紹介します。

お店の裏側を見せる

アンティカピッツェリア ダ・ミケーレでは2012年1月のお店オープンにむけて、2011年11月にFacebookページを開設。オープン前から準備の様子などお店の裏側を紹介し、ファンを集めながら期待感を高めていくような運用をしていました。
窯搬入.jpg
ナポリで作られた特別仕様の窯を東京湾からお店に搬入・設置するまでの工程を写真つきでライブ投稿しています。
こういった裏側のシーンは、テレビ番組でもなければ普通見られないため興味をそそりますよね。また、ナポリから苦労して運んでいる窯には品質や伝統へのこだわりを感じます
日記.jpg
タイムライン上にも投稿されている『パブロの日記』では、ミケーレの歴史や日本進出の裏側を公開。本場ナポリのピッツァの名店というブランド力や評判の高さを知ることができ、味への期待も高まります

「人」がお店の雰囲気やサービスの良さを表す

Facebookページの運用者はお店の顔であり、ページ上での振る舞いはお店の雰囲気やサービスを連想させるものです。
このページの運用者であるパブロさんの投稿は、親しみやすさと誠実さという2点でとても魅力的です。
まずは親しみやすさを感じる例を見ていきましょう。ときおりギャグも交えながら、テンポ良くコメントしていて、ファンとの対話も活発に行なっています。
ギャグつき投稿.jpg
次に誠実さを感じる例です。こちらは、お客様の声から予約やメニューなどお店の在り方を見直したという報告です。コメントではファンの意見にも丁寧に応え、ちょっとしたコメントにもマメに返事をしている対応姿勢から、サービスの良さが連想させられます。
アンティカピッツェリア ダ・ミケーレ.jpg
また、運用担当者だけでなくスタッフもお店の雰囲気を表しています
ユーモアを交えながらの写真つきスタッフ紹介は、明るい印象を受けると同時にファンとの心の距離を縮める効果もありそうです。
スタッフ.jpg

臨場感のある投稿で、場をより盛り上げる

投稿した情報がすぐにユーザーのニュースフィードに流れるFacebookだからこそ、ユーザーが思わず”今”書き込んだり、いいね!したくなるような臨場感が重要です。実際、リアルタイム×リアルプレイスでの臨場感あふれる投稿は、いいね!も多く集まる傾向にあります。
アンティカピッツェリア ダ・ミケーレは、先に紹介した窯の搬入ライブ投稿をはじめ、リアルタイム×リアルプレイスでの投稿が多いのも特徴です。開店時の投稿の反応率は13.65%(話題にしている人※74/リーチ542)という反応の高さでした。
オープン.jpg

「行ってみたい!」と思ってもらうために

ご紹介してきたように、このページでは味へのこだわり、お店の雰囲気やサービスの良さをうまく伝えながら、活発にファンとのコミュニケーションをはかっています。ページではファンからの「このお店に行きました」「美味しかった」という書き込みも多くみられます。
結果的にお店の魅力だけでなく、他者からの良い評判まで「行ってみたい!」と思ってもらえるような情報がFacebookページ上に載っている状態になっているのです。
Facebook上での料理写真投稿にはいいね!が多くつく傾向にありますが、そのいいね!は「美味しそう」「食べたい」「おなか減った」さらには「なんとなく」クリックしている、など条件反射的に押されているものも多く、来店につながるとは限りません。
Facebookページの運用を売り上げにつなげるには、まずはお店に来てもらうことが必要です。料理写真に多くのいいね!がついたとしても安心せず(そのいいね!は社交辞令くらいに捉えていただいて…)、お店に「行ってみたい!」と思ってもらえる情報発信やコミュニケーションを取っていくことに力点を置いて運用してみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.
柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

Facebookマーケティングの教科書

お問合せ

Tags: