ゆるキャラにだまされるな!「8番らーめん」の実力派Facebookページ

LINEで送る
Pocket

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

またまた食べ物系で恐縮ですが、今回は「8番らーめん / HACHIBAN RAMEN」のFacebookページをご紹介します。
実は私、こちらのお店は知らなかったのですが、北陸を中心に132店舗、海外でも95店舗を運営するラーメン界の猛者なんですね。Facebookページのカバー写真からしてタダものではない雰囲気。。ということでこれは期待できそうです。ラーメンチェーン店としてどんな取り組みをされているか探っていきたいと思います。

いきなりゆるキャラに迎えられる

8番らーめん / HACHIBAN RAMEN 
hachi1.png
Facebookページを訪れると出迎えてくれるのが「ハチコ」を中心としたオリジナルキャラクターたち。「キャラクターをたててコミュニケーションの対象にする」という王道的な展開ですが、ここまでキャラクターが目立っていると、見る側も「このキャラが随所で何か言ってくるのかな?」という心の準備もできるという効用がありますね。ちなみにこのハチコは「ハチカマ」というこのお店ならではのカマボコをキャラ化したものだそう。一度でも行ったことがある人ならすんなり理解できる、というのもマスコットとしてピッタリです。
タイムラインではどんな投稿がされているかというと、
新しいメニューの開発風景だったり、
hachi2.png
店舗スタッフの紹介だったりと、よくある「顔の見える」内容になっています。
hachi3.png
で、上がっている画像を見ていると気付くのが「画像の編集が素人っぽい」ということ。
適当なペイントソフト(?)で手書き文字を書き加えていたりと、Facebookページ全体のテイストやハチコらキャラクターのテイストと相まって独特な親しみやすさと世界観になっています。
hachi4.png
ファン数は現在1981ですが、多いときには3%強の反応があり、かなり「生きた」Facebookページの運営事例ともいえると思います。これから母数がどう増えていくか、増えてきたときの反応がどうなるかを楽しみに見ていきたいところです。

これら投稿があるからこそ、メニュー写真やクーポンが引き立つ

hachi6.png
こんな、ゆるめの投稿が続く中、餃子の写真やキャンペーンのお知らせ、といった直接的なメッセージがちらほら入ってきます。割合的には全投稿の10〜20%程度でしょうか。これだけ多彩な投稿の中だと、逆に新鮮です。大抵は写真とセットにしているので、タイムラインで見たときのインパクトも大きくなるようになっています。投稿の比率はしつこくならないようコントロールしながら出す時は思い切って出す、という運用をタイムラインを使ってうまく実現されているんですね。
仕事中の方、お昼前の方、など、こんな投稿を見たら思わず近くのお店に行ってしまいたくなるのではないでしょうか?
それと、もう一つ特徴的なのが、一般ユーザーの「8番ラーメン」で食事をした投稿をシェアするもの。
hachi5.png
このいかにも「携帯で撮りました」写真をユーザーのコメントと添えてシェアというのは客観的なコンテンツでありながらも宣伝的、来店誘致効果が見込めそうです。投稿をキャッチしていく運用が必要なのでちょっと大変ですが、繰り返していくことでタイムラインを「クチコミを集積する場」のようにしていくことができるのかも、、という新しい使い方もイメージできるのではないでしょうか。これは参考になりますね。
というわけでちょっといいところばかりになってしまったのですが、
今回のFacebookページ、キモは「自分たちが何者であるか、どんなことをしているか」を規模に関わらず同じペースで実行し続けていることだと思います。大変ですが、この土台ができれば打ち手が広がりますよね。まだ決して大きくない今くらいの規模のうちから自分たちが理想とする運用形態、パターンを作っておくこと。なかなか難しいですがこれに尽きるのではないでしょうか。

The following two tabs change content below.
Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

Facebookマーケティングの教科書

お問合せ

Tags: