「淡路島カレー」にみる、バーチャルな組織に貢献するFacebookページタイムライン運営

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こんにちは。
今回のFacebookページはグルメ系、みんな大好きなカレーをピックアップ。「淡路島カレー」という「地都協業(地方と都市部の協業体制)」をうたった今までにないカレービジネス(?)です。
一般的な飲食ビジネスと違い、原料と生産は淡路島、それを都市圏で調理して販売するという、フランチャイズにも似たモデルですが、ちょっと違うのが、既存の店舗で販売可能なこと。最低限の調理設備があれば今のお店の設備を使って空き時間などにカレー販売ができるというものです。
自前の店舗網が必要ないビジネスではありますが、逆にプロモーションが難しそうです。そんな淡路島カレーではFacebookページをどう活用しているか見ていきたいと思います。

どんなFacebookページ?

淡路島カレー
1.png
こちらがカバー画像。
・ロゴ
・コンテスト受賞マーク
・カレーメイン画像
・サムネイル
という内容で構成されています。いわゆるお手本的な一枚もののカバー画像のセオリーからは外れていますが、Facebookページの中にありながら若干ウェルカム的な効用を感じる体裁になっています。
サムネイルの写真がちょっと素材集的な印象をうけますが、ここに淡路島らしさをもっと出せると独自性がアップできそうですね。(玉ねぎの写真は掲載されていますね)
2.png
そしてこちらがアプリ一覧を開いたところ。3211人のファン数とともに、さまざまなコンテンツが見えてきます。「店舗一覧」があるので、「お、淡路島カレーって店舗あるんだ」と思ってクリックすると、なんだか妙な感じを受けます。「淡路島カレー」という一見マイナーなメニューなのに、10店舗以上のお店が出てくるのです。
 3.png
ここではじめて、「普通のお店じゃないのでは?」と疑問を持ち、タイムラインをチェックしていくと徐々に全貌がわかる、というのが大体の来訪者のパターンではないでしょうか。
「淡路島カレー」という聞きなれないネーミングに興味を持つ

お店を探そうと店舗一覧を見るとけっこう店舗があるじゃないか!

タイムラインでは各店の店長が活発に投稿している

マイナーそうなのにけっこう流行っているんだな、と思ってよく読んでみると実は
上記のようなシステムだった
とここまでくると完全に淡路島カレーのペースですね。大体の人は六本木行く時には食べに行こう、となってしまうのではないでしょうか。

Facebookページを使った半バーチャル的な店舗網にひと役かっている

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こちらがそのタイムラインなのですが、普通のチェーン店と比較しても遜色がありません。むしろフランクな投稿の間合いは随分Facebookページ慣れしているんだなぁという印象です。ところどこに原料の淡路島産玉ねぎなんかもチラリと登場していて、いわゆるセントラルキッチン式のカレーとの違いが間接的にアピールされているなぁという印象を受けました。
今回の「淡路島カレー」、淡路島と都内のお店がリソースを折半することでビジネスが成り立っているわけですが、そんな形態をつくるのにFacebookページが役立っているという例でした。各店長の意識や前提条件が揃っていれば、まるでひとつの組織が運営するからのごとく息の合ったタイムライン運営ができるという好例ですね。
バーチャルな組織やつながりをまとめ、外に情報提供する場としてFacebookページおよびタイムラインを利用するというのはいい手かもしれません。何しろタイムライン上の投稿の息が合っていれば、他に何かしなくても一体感を演出できるのはメリットです。誰でもすぐにできる取り組みではありませんが、ノマドワークなど新しい働き方が今後増えるにつれてこのようなFacebookページの利用事例は増えてきそうですね。今後もぜひ注目していきたい取り組み事例ですね。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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