季節を感じさせるコンテンツを通じて利用者と接点を持つ、八芳園のFacebookページ

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こんにちは、ベーシックの有賀です。
今日のFacebookページ事例ですが、ちょうど春だし桜のきれいなカバー画像なんかないかなーと小一時間ほど探していたところ見つけました。八芳園さんのFacebookページです。庭園の桜から、いろんな写真をチョイス、こまめにカバー画像も差し替えられているというまさしくお花を飾っているかのような運用が特徴です。

どんなFacebookページ?

白金台にある結婚式場、八芳園のFacebookページです。
結婚式場というサービスの特性上、誰しもが気軽に、日常的に利用するものではありませんが、サービスを直球で伝えるのでなく、施設内外やイベント、スタッフの方などの風景をメインにタイムラインを構成されています。特徴はなんといっても、庭園の四季の模様です。特に今はさくら。園内には複数の種類の桜が植樹されていて写真だけでも見ごたえのあるコンテンツになっています。
それでは順をおって見ていきましょう。
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まずこちらがカバー画像。きれいな桜ですね。ピントの合わせ方や桜の種類(薄いピンク色)がいかにも日本の桜の写真という感じがして落ち着きます。しかもこのカバー画像、途中で写真を差し替えられているようで、桜だけで数種類のカバー画像を運用していたようです。
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今の季節はタイムラインの中にも桜の写真が満載ですね。少し過去にさかのぼると、徐々に開花するころや、つぼみのころの模様までいっぺんに見ることができます。
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さらにさかのぼると雪が降ったときの模様や、イベントでの子供の姿など、こちらも季節を感じさせる投稿があります。
今のFacebookページだけ見ていると一面のさくらに見入ってしまいますが、実は四季折々でいろんな出来事がある、ということをふと思い出しました。それと同時に感じたのが、この八芳園のFacebookページ、ウリは「季節を軸としたコミュニケーション」なのだということ。「季節を強調する」というのはタイムラインと相性のいい運営方法だということを実感しました。
で、これだけいろんな桜や庭園の風景を見ていると実際に行ってみたくなる方も出てくるというもの。
ここが集客にもつながっていて、自然なかたちで現在開催中のイベントに誘導してくれます。
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こちらがFacebook外の特設サイト「さくら時間」のページです。園内の写真、案内図とどこにどの桜が咲いているかのマップ、カフェや食事のプランが紹介されています。デザインのテイストも桜の雰囲気をうまく使っていて、Facebookから来訪しても違和感がありません。他社のFacebookページでは、とりあえず外部のキャンペーンページにリンク、という雑な送客になってしまうケースもありましたが、この八芳園のページでは、
タイムラインで新たに持った興味 → さくら時間のウェブサイトでのコンテンツ
が興味ベースでスムーズに連結しており、違和感や唐突感を感じることなく読み進んでいました。

受け入れられやすいコンテンツから接点を作る

「Facebookページを始める」という検討をしていると最初にぶつかるのが「はたして何を投稿したらいいんだろう?」「うちのサービスは一般消費者向けじゃないし、タイムラインって言われてもら何をアピールすればいいのやら・・」という問題。
今回の八芳園は結婚式場という誰にでもすぐアピールできるサービスではありませんが、季節を盛り込んだコンテンツをうまく使うことで、「春になれば誰しもが興味をもつ桜」というコンテンツを切り口にうまく自社サービス(さくら時間)に関心を持ってもらうことを実現しているようでした。
「ソーシャルメディアっていうけどどうやってユーザーのコミュニケーションの中に入っていけばいいのか?」と悩まれている方もいらっしゃると思いますが、自社が持っている商品、強みといった資産と、それらに付随する要素を分解していくことで、ユーザーとの強力な接点を見出すことができるのではないか?と思った事例でした。
ソーシャルメディア全体の取り組みにも役立つと思いますので、ブレストのネタにしてみてもいいかもしれませんね。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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