1756年創業のワイングラスメーカーによる、Facebookページをハブとしたファンとのコミュニケーション

LINEで送る
Pocket

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

春も近づき、今は比較的過ごしやすい季節かと思いますが、
この時期盛り上がりをみせるのが日本特有の”お花見“でしょう。
年末年始に続いて友人や会社の人達とお酒を飲む機会も多いと思います。
桜満開の木の下で仲間と一緒に外で飲むお酒は
これまた格別ですよね。それにちなんで今回ご紹介する
Facebookページ事例はお酒の美味しさや魅力をグンと
上げてくれる魅力的なグラスを扱っているブランドである
リーデル・ジャパン」をピックアップ致します。
1756年の創業であり今では一定の地位を確立している
ワイングラスメーカーであるリーデルですが、
Facebookを通したコミュニケーションにおいては
ブランドが持つ威厳は失わずつつも
とても気さくなコミュニケーションを行なっています。
以下に詳細を見ていきたいと思います。

①Facebookページの目的

これについては「オンライン/オフライン問わず
リーデル・ジャパンの活動を集約する場所

であると言えます。その様々な活動をFacebookを通して
ファンに届けながらリーデル・ジャパンの認知を深めて貰う
ための運用を心がけていると感じました。
動画、セミナー、ブログ、キャンペーンなど
様々な取り組みを積極的に展開しているこの
リーデル・ジャパンのFacebookページの
運用方法を分析していきます。

②Facebookページの運用

カバー写真/基本データ/アプリタブ
スクリーンショット 2012-03-15 14.06.49.png
カバー写真
競合の追随も許さないブランド力を持つ商品である、
美しいワイングラスをカバー写真に採用しています。
どんなブランドや企業にも独自の強みがあると思います。
そういった「強み」を効果的に訴求できるのがカバー写真でしょう。
基本データ
ブランドの求める理念を簡潔に紹介しています。
ここをカバー写真に対しての説明に使ってもいいかもしれませんね。
アプリタブ
一番左は写真で固定されるのですが、他3つはカスタム可能です。
こちらはいいね数、キャンペーン、動画を表示しております。
キャンペーンに関してはモニプラファンアプリというツールを
活用してグラスのプレゼントキャンペーンを行なっています。
コメントやいいね!も多く集まり、定期的に実施されている
ところからみて手応えを感じているのでしょう。
動画もワイン好きの人は思わず全部見てしまいそうな内容です。
乾杯の方法、注ぎ方、洗い方などとても有益なコンテンツを用意してます。
YouTubeチャンネルも開設しているところも参考にしたいポイントです。
=================================
商品紹介
スクリーンショット 2012-03-15 13.32.51.png
新しいデカンタが発売されたのを投稿で紹介しています。
これまたすごい形のデカンタですよね、
他の投稿では女優にちなんだグラスを紹介したり、
異なるグラス飲み比べをするなどして有益な情報を提供すると共に
間接的かつ効果的にグラスの紹介を行なっています。
いきなり売りつけるのではなく、このように
コミュニケーションを取りながら商品を紹介するのは
Facebookのストーリーマーケティングを体現していて
とても重要なことだと思います。
また、リーデル・ジャパンの投稿の特徴が
必ず投稿に【】でタイトルを設けることです。
例えばこのポストでは【デカンタ新作3種、販売開始】
というように「何を伝える投稿なのか」というのが
一目でわかるように工夫をされています。
こういった気遣いがエンゲージメントの向上、
ひいては顧客ロイヤリティの獲得に繋がってくるのでしょう。
=================================
イベントレポート
スクリーンショット 2012-03-15 13.32.36.png
顧客との交流を図るために、イベントを定期的に開催しております。
特徴的なのが現場だけの交流でなく
上記写真のように交流会の様子を写真で投稿して、
その感想を述べたりするなど参加できなかったファンとも
その空気感を共有しようとする姿勢が伺えます。
こういった形でのリアルな場でファンや顧客と
コミュニケーションを取ることほどソーシャルマーケティングにおいて
有効な手段はないと個人的に思います。
=================================
マイルストーンポスト
スクリーンショット 2012-03-15 13.31.36.png
この写真はファンが10,000人に達成した時の
投稿写真です。他にもクリスマスの投稿や
年始始めの投稿などの節目となる際には素晴らしい
写真と文章を共にポストしているのが印象的でした。
これまでのタイムライン適応前のFacebookページだと、
「1年前の投稿内容をファンがページを
下までスクロールして見る(見てもらえる)」というのは
ほぼありえないことでした。しかし今はタイムラインになり、
Facebookページの右上の年表をクリックすれば一瞬で
1年前にはそのブランドは何を投稿していたかがわかります。
これは個人のページに対しても同じことです。
つまりここで言いたいことは新機能である
マイルストーンを活用した投稿を行ったり、
特別な日の投稿写真をハイライト設定するなどして
タイムラインを見やすく&盛り上げることが重要だということです。
緩急をつけ、見やすく楽しいタイムラインにすることで、
ファンの滞在時間が増えるかもしれません。

まとめ

以上リーデル・ジャパンのFacebookページを
ご紹介致しましたが、まだまだ面白い投稿が
沢山あるFacebookページですので、ぜひ実際に
ご覧になられてみることをオススメします。
私がここの投稿内容を分析して一番感じたことは
スタッフのワイングラスに対する情熱です。
グラスによってワインは極限まで味を引き立たせることができ、
食事の時間が素晴らしいものになるという
熱い想いを感じることが出来ました。
そして「①Facebookページの目的」にも
書いたとおりここのFacebookページは
想いが詰まったブログ、セミナー、商品、
動画、キャンペーンなどの企業活動をまとめ、
人々に伝えるためのハブとなっています。
これまでのSEOやSEMのように人に来てもらうのを
待つのではなく、ここのFacebookページのように
ファンに対して能動的に自社の活動をアプローチできる
場所にすることがFacebookページを使う意味だと私は思います。
その上で重要なのがブランドやファンに対する
強い想いが先にあるということです。
決してFacebookやTwitterなどのツールが先に
あるということではありません。
しっかりと自分のブランドに対するその気持ちを
整理してファンと正面から向きあい誠実な
コミュニケーションを行なっていけばきっと
ファン数だけでなく、売上も伸びてくると私は考えています。

The following two tabs change content below.
Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

Facebookマーケティングの教科書

お問合せ

Tags: