Facebookページを運営するブランドが目指すべき「場作り」とは。下北沢のカフェからその極意を学ぶ

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みなさまノマドワーカーという言葉をご存知でしょうか?
ノマドとは「遊牧民」という意味で、オフィスという固定された
仕事場所を持たずに場所を転々としながらPC一つで仕事を
こなしていく新しいワークスタイルのことを言います。
ノマドワーカーが現れる代表的な場所として
スターバックスがよく挙げられたりもしてたのですが、
最近ではコワーキングスペースが増え始め、
拠点となる作業場所をそこに設けている
ノマドワーカーも多く見受けられます。
そこで今回は下北沢オープンソースカフェという
その名の通り下北沢にあるコワーキングスペースの
Facebookページをご紹介したいと思います。
しっかりとページのタイムライン化に対応されておりますので、
前回の記事に引き続き、今回も新しいFacebookページの
運用方法を中心にご紹介していきます。

Facebookページの目的

この下北沢オープンソースカフェのタイムラインから
このFacebookページの目的は3つあると考えます。
①お客さん達の一体感を高めるため。
②ファン(実際のお客さん達)同士で情報交換するため。
③イベントの告知をするため。

実際にタイムラインを紹介していきながら
この3つの目的(役割)をチェックしていきたいと思います。

Facebookページの内容について

カバー写真
スクリーンショット(2012-03-08 18.26.50).png
シンプルで洗練されたカバー写真ですね。
オープンソースというのはプログラミングコードを
オンライン上で誰でも使えるように無料で公開することを意味します。
オープンソース文化によって今のような技術が発展した
という歴史があるのですが、それになぞらえているとも
とれる説明がさり気なく訴求されていてオシャレだと感じます。
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基本データ/アプリタブ
スクリーンショット(2012-03-08 17.13.38).png
店舗営業をしておりますので、基本データ欄には
住所、電話番号、営業時間の訴求がみられます。
ここで特徴的なのは2点
「イベント」と「メニュー/サービス」のアプリタブです。
ここのカフェではよくイベントを企画されているのですが、
このイベントのアイコンにはご覧の通り、
お店のキャッチコピーが採用されています。
またメニュー/サービスを紹介するタブも設け、
そこのサムネイルには料金設定が一目で
わかるようにデザインされています。
ウェルカムページが存在しなくなり、
訴求できる情報が限られた今、このようにアプリタブを
活用していくのは有効な手段と言えるでしょう。
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写真の活用
スクリーンショット(2012-03-08 17.22.20).png
コワーキングスペースとしての側面も持つカフェですので、
普通のカフェよりもお客さんの回転率はよくないと思います。
なので足を運んでくれるお客さんをしっかり
エンゲージメントするのが重要になってきますが、
来店時の写真を投稿していくことによってそれが
実現できていると言えるでしょう。
それが先程このFacebookページの目的の①にあげた
「お客さん達の一体感を高めるため」と言えると思います。
上記の写真はオープン1周年パーティにおける参加者達との写真です。
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ファンからの投稿
スクリーンショット(2012-03-08 18.32.33).png
これは目的②の
「ファン(実際のお客さん達)の情報交換の場所」として
Facebookページを上手い使われ方と感じます。
ここは他のFacebookページに比べて
お客さんからの投稿がとても多く見受けられるのです。
実際にお客さんがイベントの紹介やpcソフト寄贈の
やりとりなど、コミュニケーションを行う「場」として
このFacebookページは利用されています。
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イベント告知
「実店舗を持っていて、ソーシャルメディアを活用している
ブランドであるならばファンが集まるイベントを開催すべきです。」
とこれまで何度も述べていますがここほど頻繁に
イベントを開催しているカフェも珍しいでしょう。
1.積極的にターゲット(ファン)の属性にマッチングした
  イベント(仕掛け)をうち、お店への来店のキッカケを設ける。
2.実際に来店したファンとFace to Faceのコミュニケーションを
  通じて下北沢オープンソースカフェを知ってもらう。
3.Facebookページにイベントの様子を写真でアップして
  来店された方々とFacebookページ上でコミュニケーションする。

イベント企画とFacebookによって上の1〜3というサイクルを回し、
強固にエンゲージメントするファンを体系的に作り出していると言えます。
先程述べたとおりファンからの投稿が後を絶たないのが
その証拠と言えるでしょう。
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過去の投稿
例えばあなたがこのカフェの存在を最近知ったとしても
Facebookページを覗けばその歴史を簡単に知ることができます。
タイムラインを見ていけばいいのです。
例えばこの写真はオープン前の工事中の写真です。
スクリーンショット(2012-03-08 18.35.30).png
このようにそのブランドの存在を初めて知った人も
タイムラインによってその歴史を追体験でき、
これまで以上に親近感を得るためのハードルが
低くなったと言えると思います。
代わりにこの「社史作り」とも言える作業を行う
必要がありますが、今後のメリットを考えると
これは選択の余地なく必須の仕事となるでしょう。

まとめ

以上、新Facebookページを有効活用している
下北沢オープンソースカフェをご紹介致しました。
本当にここの場所(オン/オフライン問わず)には
人が溢れている印象を持つことが出来ました。
ファンはこのFacebookページを通して
「下北沢オープンソースカフェと
コミュニケーションをする」というよりも
下北沢オープンソースカフェという場所に集う人々と
コミュニケーションする
」という行為を実現していると感じます。
つまりとても良い意味でファンのための「場」になっているんですね。
それこそFacebookページを運用するブランドの一つの
目指す姿といえるでしょう。
あるブランドに会いにいけば、そこには気の合う仲間がいる。
そこまで信頼される場を作り上げる道は決して
簡単では無いと思いますが、ぜひこの下北沢オープンソースカフェの
Facebookページを参考にして目指して欲しい姿だと考えます。
今の時代に人間同士のコミュニケーションまで
提供してくれるブランドこそ「本物」だと思いますから。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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