お手本のようなFacebookページ。土屋鞄製造所から学ぶ運用において最も大切なこと

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2月になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私に関しましては先月をもって約2年勤務しておりました
株式会社クラッチを退職致しました。
しばらくはフリーのライターとしての立場で
このRexでコラムを書かせて頂きます。
より一層中身の濃く、意味のある情報を提供できるように
努めていきます。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
これまではウォールへの投稿内容の分析や考察が主な内容でしたが
今回からコラム内容をアップデートしたいという意味を込めて
構成分けをしながらお伝えしていきたいと思います。
以下のような要素でFacebookページの事例を
分析していきたいと考えております。
=================================
①マーケティング的な観点から見るFacebookページの立ち位置について
・Facebookページの目的
・Facebookページで伝えたいこと
 (商品やサービスの強みなどの伝えたい部分)
・誰に伝えようとしているのか?
②Facebookページの内容について
・ウェルカムページの訴求方法
・ウォール投稿でのコミュニケーション方法
・コンテンツやアプリによるファン獲得&コミュニケーション方法
③まとめ
=================================
私個人の分析による見解という前提の上なのですが、
これからは上記に挙げさせて頂いた内容に基づき
体系的にFacebookページ運用分析にフォーカスしていきます。
もし何か気になる点や聞いてみたい部分などございましたら
下のコメント欄にてお声を頂ければ幸いです。
といったところで、新しいスタートを切ったこのコラムですが、
自信を持ってご紹介したいFacebookページがこちらです。
tsuchiya
土屋鞄製造所のFacebookページですが、これは秀逸です。
早速ご紹介いたします。

Facebookページの立ち位置について

・このFacebookページの目的は?
一言でいうと「売上の向上」でしょうか。
とはいっても法人組織である以上、売上を上げ続けることは
当たり前のことになってしまいます。
このFacebookページでの目的をより具体的にいうと、
「顧客、見込み顧客に対して特別なブランドと
認知してもらうことによるEC、実店舗での売上向上」
と私は考えます。
・Facebookページで伝えたいこと
ここでは商品に対する「こだわり」を
一番に伝えようとしつつも、ファンと近い距離感を持ち
フレンドリーな一面を伝えようとしていると感じます。
本物の職人さんが作る歴史あるこだわりこそが
土屋鞄製造所の一番の強みであり伝えたいことだと私は考えます。
・誰に伝えようとしているのか?
もちろん鞄を使ってくれてる既存顧客だと私は思います。
そのターゲットに向けた運用で、既存顧客のロイヤリティを
最大限に向上させようという施策でしょうか。
実店舗に来てもらわなくてもこのようなコミュニケーションが
できるFacebookページの可能性を感じずにはいられません。
この既存顧客であるコアファンにフォーカスしていけば
自然発生的に新規顧客の獲得に繋がるというソーシャルマーケティングの
基本を熟知している運用だと感じます。

②Facebookページの内容について

welcome
・ウェルカムページの訴求方法
こちらは商品(鞄)の品質をシンプルに訴求するデザインになっております。
見る価値があるのがやはり動画でしょう。
当たり前ですが、動画は絵や文字よりも情報量が多く
よりリッチな内容を伝えることができます。
「こだわり」という強みを伝えるのに最も適した方法であると考えます。
(YouTubeよりも高解像度の動画を公開できるvimeoという
 動画サービスを使っている点からもこのこだわりが伝わります。)

Tsuchiya Xmas from Tsuchiyakaban on Vimeo.

・ウォール投稿でのコミュニケーション方法
この項目の分析だけでずっと書けそうなくらい内容の濃いウォールです。
ぜひ自分の目で確認することをお勧めします。
多くのヒントを貰えるでしょう。
ここで私が紹介したいポイントは1つ。
写真のクオリティ」についてです。
ファンからのフィードバックを貰うには「写真」が
効果的というのはこれまで何度も述べてきたことですが、
しっかりとこのFacebookページで実践されています。
そしてここで特筆すべき点が他のFacebookページにおける
写真とくらべてそのクオリティが圧倒的に高いということです。
(もちろん内容を選ぶセンスも完璧だと感じます。)
こういった写真の一枚一枚からブランドの持つアイデンティティが
にじみ出ているのを個人的に感じずにはいられません。
wallphoto
直近1ヶ月で最もいいね!とコメントがついているのが上記です。
・コンテンツやアプリによるファン獲得&コミュニケーション方法
商品一覧、店舗一覧、革に関するQ&Aのコンテンツを設けております。
ブランド(商品)のFacebookページをみていて興味を持った
ファンがまず気になるのは
どこで買える?だったりどんな商品がある?
いう問いではないでしょうか?
そういったファンに対してとても親切なコンテンツ設計(導線)が
作られていると感じます。商品一覧から商品詳細ページへ
リンクしているのですが、着地のページも素晴らしいです。
おそらくコンバージョン率は相当高いと言えるでしょう。
僕が欲しくなったくらいですから。

③まとめ

以上、土屋鞄製造所が運用する
Facebookページについてご紹介致しました。
商品、また実店舗を持つブランドのお手本となるような
素晴らしいFacebookページだったと改めて感じるところです。
本サイトでもそうですが全体を通して“一貫したこだわり”
印象として持ちました。そしてそこから学べることは
自社のブランドの持つ特徴を意識しながら、コミュニケーションを
通してそれを伝えることの重要さです。
強みを伝えたいのか?、それとも弱みを隠したいのか?
いづれにせよ、何を伝えるのかを明確にもつことが重要です。
リアル店舗、WEBサイト、Facebookページそれぞれの
顧客とのタッチポイントにおける各々の役割を明確化するのが
ソーシャルメディアを活用における成功のポイントだと思います。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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