実践解説!ファンを集めるFacebook広告(その3ファン獲得単価を下げるには)

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「Facebookの広告でもっと効率的にファンを集めたい!」「ファンを一人あたりの獲得単価を下げたい!」という方へ。前々回から広告内容の企画から出稿、効果検証から改善までの方法を実例を紹介しながら解説しているこのシリーズ。

今回は第三弾としてファン獲得単価を下げる方法について解説していきます!(これまでの

広告企画から出稿までの記事はこちら広告のクリエイティブの効果検証の記事はこちらです。)

1.まずはファン獲得単価について知ろう

1-(1)あなたのページのファン獲得単価は?

何はともあれ、まずはあなたのページのファン獲得単価を知ることがすべての始まりです。広告の管理画面から広告データをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたCSVを加工し、以下の検証に必要な数値だけ残していきましょう。

【元から入っている数値のなかで残す数値】
インプレッション数(Impressions)
クリック数(Clicks)
クリック率(CTR)
クリック単価(CPC)★
インプレッション単価(CPM)★
広告費用(Spent)★
ページのいいね!(Page Likes)
【算出して出す数値】
コンバージョン率(CVR)
ファン獲得単価(CPA)

★のついている数値はなぜかダウンロード時に2ケタ繰り下がって記載されているので、2ケタ繰り上げてから加工してください。

そしてコンバージョン率、ファン獲得単価を算出します。

コンバージョン率(CVR)は、「ページのいいね!」÷「クリック数」
ファン獲得単価(CPA)は、「広告費用」÷「ページのいいね!」で算出します。
③コンバージョン率(CVR)は41.3%、ファン獲得単価(CPA)140円でした。

あなたのファン獲得単価(CPA)はいくらくらいでしたか?

 

1-(2)ファン獲得単価はコレで決まる!

あなたのページのファン獲得単価がわかったところで、もっと低く抑えられたらいいなと思いませんでしたか?ここからようやく記事の本題、ファン獲得単価を下げるにはどうすればいいかということをご紹介していきます。

ファン獲得単価を下げるためにすべきことは
①クリックしてくれた人に、よりファンになってもらう=コンバージョン率(CVR)を上げる
②クリックしてもらうまでにかかる金額を下げる=クリック単価(CPC)を下げる
の2つです。

①のコンバージョン率(CVR)を上げるために広告やコンテンツをどうするか、ということについては前回の記事『実践解説!ファンを集めるFacebook広告(その2広告クリエイティブ効果検証)』の「3-(2)原因を考え、次のアクションへ」をご覧いただくとして、ここでは入札タイプの選定について解説していきたいと思います。

②のクリック単価(CPC)を下げるは、単純に入札価格を下げればいいわけですが、Facebook広告はひとつやっかいな問題があります。それは入札価格が設定できない場合がある、ということです。詳しく次の章で説明していきます。

 

2.クリック課金、インプレッション課金のどちらが効果的か

Facebook広告は入札タイプをクリック課金にするかインプレッション課金にするかを選択できます。そして、インプレッション課金を選択した場合は入札価格が設定できません。

「ユーザーが広告をクリックしてもしなくても表示されたらお金がかかるなんて!Facebookが広告を乱発してたらお金だけかさんで無駄が発生しそう…心配だ。」と思いませんか?私は思いました。
でもご安心を。Facebookはファン獲得目的の広告を出稿してインプレッション課金を選択した場合、ファンになりそうな人を自動的に選んで広告を表示してくれる、というのです!(かなり、かいつまんで話しているので詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。)

「え?でもそれって本当?」ということで、検証してみました!こちらがクリック課金とインプレッション課金で同期間、同じ日予算で、同じ広告を出稿した結果です。

なんと、クリック課金に比べインプレッション課金のほうがクリック率(CTR)もコンバージョン率(CVR)も高く効果的という結果が出たのです!

しかも本検証ではクリックしてもらうまでにかかる金額=クリック単価(CPC)もインプレッション課金のほうが低かった(※)のでファン獲得単価にしてクリック課金¥140、インプレッション課金¥90と大きな差が出たのです!
(※CPCはインプレッション課金とクリック課金で純粋な比較はできません。あくまでも本検証の場合での話になります。ただし、私たちの検証ではCPCを推奨入札価格を大きく下まわるような金額に設定したりしないかぎりはインプレッション課金のほうが結果的にCPCは低かったのです。詳細をお知りになりたい場合は以下の表をご覧ください。)

と いうことで、「ファン獲得にはインプレッション課金のほうが効果的なのかもしれない…素直にFacebookの言うことをきいておけばいいのかも!」と個 人的には思っています。が、ページやターゲットなどの状況によっても結果が違うと思うので、ぜひ一度クリック課金とインプレッション課金を同条件で検証し てみることをおすすめします。

 

3.クリック単価を調整しよう

では、②クリックしてもらうまでにかかる金額を下げる=クリック単価(CPC)を下げるという話に戻りましょう。

先にも少し触れたとおり、クリック単価(CPC)を下げるには単純に入札価格を下げればいいのです。でもどこまで下げればいいのかが、いまいちわからないですよね。

おすすめは、素直にFacebookが提案してくる推奨入札価格の範囲内で下げることです。そして、インプレッション数を見ながら日々調整していく。当たり前ですがこれが一番近道です。

と言いますのも、推奨入札価格よりも入札価格を下げると極端に表示されなくなるからです。そして、逆に推奨入札価格より上げたからと言って急にCPCが高くなって表示回数が圧倒的に増えるというようなこともありませんでした。

クリック単価はあなたの設定したターゲット層に広告を配信したい人がどれくらいいるかによって決まります。つまり外部環境によって日々変わるものなのです。だからこそクリック単価を適正範囲内で低くおさえるためには『調整』が必要なのです。

 

3回にわたってお伝えしてきた『実践解説!ファンを集めるFacebook広告』シリーズも今回が最終回です。以前の記事をまだ読んでいないよという方は以下もぜひご覧ください。

実践解説!ファンを集めるFacebook広告(その1出稿方法・出し方)
実践解説!ファンを集めるFacebook広告(その2広告クリエイティブ効果検証)

 

※本記事はインサイトスコープ(現在は閉鎖)というブログにて柴が執筆した記事を移植したものです。

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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