2012年、まずは変化に対応できる組織づくりを

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新年明けましておめでとうございます。本年も引き続き、Facebookページの運用に関する記事を公開していきますのでよろしくお願いします。
さて、2012年第1回目となる今回は、2012年のFacebookページ運用の傾向を予測していきましょう。なお、2011年の運用トレンドについては、昨年末に公開した「2011年Facebookページ運用の3つのトレンド」をご覧ください。
Facebookは、昨年に引き続き、2012年も成長を続けるでしょう。現在、600万人の国内登録ユーザーは、半年以内に1,000万人に到達すると考えられます。2012年も引き続き、最も注力すべきソーシャルメディアとして、ビジネスに大きなインパクトを与えます。

何のためのFacebookなのかが問い直される

企業が運用できるソーシャルメディアはFacebookだけではありません。Google+ページ、mixiページ、Twitterブランドページ、LinkedInの会社ページなど、複数のソーシャルメディアで企業アカウントを運用することが可能になっています。
こうした中、企業戦略において、なぜソーシャルメディアが必要なのか、複数のソーシャルメディアがあるなかで、なぜFacebookを使うのか、Facebookページ運用で何を目指すのかが改めて問い直されることになるでしょう。
戦略やゴールを持たずにソーシャルメディアに取り組むと、運営に関わるコストが注目されがちです。
Facebookページでブランドの認知度を上げるというようなゴールを設ければ、Facebook上に集まるユーザー数や話題にしている人の数などを指標として効果を測定することができます。最終的には、そのブランドが購入候補に入ったか、Facebookページの情報が購入のきっかけになったかどうか、さらにはユーザーの購入体験がシェアされたか、ユーザーが購入後誰かに商品を薦めたかといった視点からも、複合的に評価をしていく必要があります。

全部署にソーシャルメディアの理解が求められる

2011年においては、Facebookページを運用するのは、主にマーケティング関連の部署、広報関連の部署などが中心でした。
2012年は、特定部署のみに関わらず、営業、顧客サポート、人事、制作などの複数の部門のメンバーの関与が重要になります。
例えば、昨年から注目を集めているソーシャルリクルーティングにおいては、人事部の担当者にFacebookページを運用スキル、オンラインでコミュニケーションを測るスキルなどが求められています。今後は、人事部に留まらず、顧客との接点があるすべての部署において、Facebookを始めとしたソーシャルメディアの理解とよりよい運用のためのアイデア共有が求められます。
そのためには、経営陣を含めた意識改革、ソーシャルメディアの社内教育が急務です。2012年前半は、ソーシャルメディアの社内勉強会などが盛んになるでしょう。

フィード購読:個人の影響力が拡大する

Facebookは、2011年新しい機能として、友達関係にならなくても、Facebookの個人アカウントを購読できる「フィード購読」という機能をリリースしました。
これによって、Facebookの個人アカウントもTwitterやGoogle+と同じように、影響力を持つユーザーの発信力が高まることになります。影響力を持つユーザーは、企業に属す社員であったり、ロイヤリティーの高い顧客であることもあります。
例えば、外部組織での活動(勉強会やコンテンスト)で有名なプログラマーやデザイナー、人気のブロガー、講演活動や執筆活動を行うコンサルタントなどは、Facebookの個人アカウントのフィード購読者数が、会社のFacebookページの「いいね!」よりも多くなる場合があります。会社は、こうした影響力のある社員とも協力しながら、ブランディングを測っていく必要があります。
もう一つの顧客という側面で言えば、料理や園芸など特定分野で圧倒的な支持を得ているユーザーもFacebook上で影響力を持つようになるでしょう。企業は、こうした人達の発言を聞いたり、その周りのユーザーの反応を分析することが必要になります。

まとめ:変化に柔軟に対応できる組織づくり

さてFacebookページ運用の予測を3つ取り上げました。多くの企業が新年度を迎える4月までに、新しいコミュニケーション方式であるソーシャルメディアをどう活用していくかという体制を整え、戦略をたてる必要があります。
ソーシャルメディアに詳しい社員の声や、外部の専門家のアドバイスなどを聞きながら、自社のミッションやゴールにマッチした方策を決定しなければいけません。
ソーシャルメディアやユーザー行動は大きく変化しています。この変化を敏感に察知し、適切に対応できるかどうかが、企業の今後を大きく左右します。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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