運用しやすいのはドッチ?FacebookページとGoogle+ページ

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2011年11月、ついにGoogleが企業やブランド向けのページである、Google+ ページを公開しました。早速、登録された方も多いのではないでしょうか。今回はGoogle+ページと、Facebookページの運用の違いについて考えてみましょう。
なお、Google+ページの作り方や操作方法などについては、「Google+ページを作ろう!:基本と使い方ガイド」を参考にしてください。

ところで、Google+ページって?

Google+ ページとは、企業、店舗、ブランド、製品のためのページで、Google+のアカウントがあれば無料で作成できます。
Google+ ページは、以下のいずれかのカテゴリーに分類することができます。選択したカテゴリーによって、登録できる項目などが異なります。

  • ・地域のお店や場所
  • ・商品/ブランド
  • ・会社、機関、組織
  • ・芸術、エンターテインメント、スポーツ
  • ・その他

比較1:ユーザーとページとのコミュニケーション

まずユーザーとの関係を見てみましょう。
Facebookページの場合は、ユーザーがページに対して「いいね!」をします。すると、ページとの間につながりができて、ページからの更新情報がユーザーのニュースフィードに流れるようになります。
Google+ページは、ユーザーがページを「サークルに追加」します。サークルに追加をクリックすると、自分が管理しているサークルが表示されるので、任意のサークルを選択、あるいは新規作成してページを追加します。
スクリーンショット 2011-11-20 16.58.48.png
Google+ページも追加してくれたユーザーをサークルに追加し返すことができます。ユーザーがページをサークルに追加していない場合は、ページの方からユーザーを追加することはできません。
サークルに追加したユーザーのGoogle+内での投稿は、ページのストリームに表示されるようになります。さらにページ名を使ってユーザーの投稿に返答することもできます。以下の例ではユーザー(Ayumi Fukaya)の投稿に対して、ページ(深谷歩事務所)としてコメントしています。
スクリーンショット 2011-11-20 17.00.48.png
Facebookページの場合は、Facebookページ名でコメントできるのでは、ページ内(自分のページと他のページ)のみです。ユーザーがFacebookページに投稿してくれれば、ページとしてコメントを返すことができますが、ユーザーが自分のウォールに投稿した内容については、ページ名でコメントを返すことはできません。
ユーザーは、企業に対してのコメントを必ずしもページに対して投稿するわけではありません。ちょっとした感想や意見を自分のウォールに投稿することのほうが多いでしょう。Google+では、こうしたユーザーの日常的なコメントに対して、反応できるのは大きなメリットです。
ただし、Google+ではユーザーがページに新規投稿することはできません。ページが投稿した内容に対して、ユーザーがコメントしたり「+1」することはできます。

比較2:情報の発信方法

Facebookページでは、配信している情報は、「いいね!」と言っているすべてのユーザーのニュースフィードに届けられます。
Google+ページでは、サークルに追加してくれたすべてのユーザーに届けることもできますし、限定したユーザーのみに配信することでもできます。
Google+の限定配信を可能にしているのが「サークル」です。
例えば、デフォルトで設定されている「VIP」というサークルには、お得意様のユーザーだけを追加しておきます。そして、お得意様限定のパーティがあるときにこの「VIP」というサークルだけに、パーティの開催日時や場所などの案内を配信することができます。
「株主」というサークルを作成すれば、そのサークルに宛てて「今期の決算報告」「株主総会スケジュール」というような案内を送信できます。
また先ほど説明したように、サークルに追加しているユーザーの投稿を見たり、コメントしたりすることもできるので、「VIP」のユーザーの投稿は必ずチェックして、できる限りコメントをしてコミュニケーションをとる、といった運用も可能です。
ページに集まってきたユーザーに対し、極め細やかな情報配信やコミュニケーションができるのは、Google+であるといえるでしょう。
反面、多数のユーザーをサークルに分類する作業が必要になり、それを煩雑と感じる人にとっては、シンプルなFacebookページに魅力を感じるかもしれません。

比較3:管理人の制限

Facebookページでは、複数の管理人を指定することができます。よって、複数人で日々の運用やインサイトのチェックを行うことができます。
スクリーンショット 2011-11-20 16.44.34.png
一方、Google+のほうは、11月現在の仕様では、ページを作成した人が管理人となり、他のユーザーを追加することができません。規模が大きくなればなるほど、管理は大変となるので、一人のみの運用ではまかないきれないでしょう。
ユーザーから複数管理人機能の追加要望は大変大きく、Googleも2012年の第一四半期には実装することを発表しています。
当分は一人の管理人でがんばるしかないという現状ですが、早く実装されることに期待しましょう。

まとめ:中小企業はGoogle+ページが向いているかも

運用面の比較という観点からみると、Google+ページは以下のような期待に応えることができます。

  • ・ひとりひとりのお客様とコミュニケーションしたい
  • ・ユーザーの投稿に反応したい
  • ・ユーザーを分類して、異なる情報を配信したい

一方、Facebookページは、大量のユーザーに情報を配信していきたいという期待に応えることができます。
サークルに追加してくれているユーザー数がそれほど多くなく、Google+アカウントと実際の人物が結びつくような場合は、Google+ページが向いているかもしれません。
ただし、Google+の利用者数はまだまだ少なく、Google+ページという存在に気づいている人も少ないというのが現状です。多くの人にリーチしたいと考えるのであれば、今のところはFacebookページのほうがいいかもしれません。今後、ユーザー数が増えてきたら、Google+ページが巻き返す可能性は大いにあります。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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