「パワーエディタ」でFacebook広告を運営しよう(後編)

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先週、「パワーエディタ」でFacebook広告を運営しよう(前編)で、パワーエディタの基本的な使い方をご紹介させていただきました。
まだ、ご覧いただいてない方は、ぜひ、前編もご覧ください。
今回は、パワーエディタを利用することで、広告配信するターゲットの設定について紹介します。
従来のウェブ広告では実現できなかった「カスタムオーディエンス」や、それに伴う「類似オーディエンス」の作成など、従来の広告運営では考えられなかったターゲットの選定について紹介します。

カスタムオーディエンスって

カスタムオーディエンスとは、Facebook外のデータ(メールアドレス、電話番号、FacebookのユーザID、アプリのユーザID)で所有しているデータをパワーエディタにアップロードして、照合し、それを広告配信オーディエンスとして定義する機能です。
つまり、Facebook内にいるユーザで、自社で所有しているユーザデータを照合させ、その人たちに広告をリーチできるようになるのです。多くの企業でメールアドレスを含む顧客データを持っていると思いますが、そのデータをアップロードさせ、まだ、Facebookページに「いいね!」をしていない人にだけキャンペーンの告知をすることが可能になるのです。
ここで、誰もが個人情報をFacebookに提供することに不安を覚えることでしょう。
Facebookでは、この照合をするときに、データをハッシュすることで、アップロード時にFacebookの方で個人情報を取らないと明言しています。
ハッシュとは、テキストを短いフィンガープリント(メッセージをある関数によって導きだされる値)に要約することです。Facebookは元々、メールアドレスや電話番号をハッシュして保有し、アップロードされるデータもFacebookにアップロードされる前にハッシュ化されます。その値を照合するので、アップロードするデータをFacebookが保有することはありません。

カスタムオーディエンスの設定方法

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パワーエディタの左メニューの「対象」を選択してください。ページ上部に「対象ユーザを作成」とありますので、そこをクリックして、「カスタムオーディエンス」をクリックしてください。
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「ターゲット名」「説明」は、後々管理をするときのための名称を任意で記入してください。できるだけ、そこに登録されている人の属性がわかるような名称にしておくとよいでしょう。
ファイルは、CSVかTXT形式で、1行に1データとしてアップロードしてください。

類似オーディエンスって

類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスを使って作成されるオーディエンスデータで、カスタムオーディエンスのユーザと似たユーザをターゲットとして指定する機能です。この類似オーディエンスにも広告を配信することができます。
この類似オーディエンスには、「類似性」と「より高いリーチ」の2種類があり、「類似性」を選ぶとユーザ規模は小さくなりますが、カスタムオーディエンスで指定したユーザとより類似しているユーザを指定します。「より高いリーチ」は、その逆でユーザ規模は大きくなりますが、類似性という部分ではややずれるユーザも含まれるようです。
これで、カスタムオーディエンスをベースにして、より自社のサービスに親和性の高そうなユーザ向けに広告を配信することができます。ただし、類似オーディエンスを設定するには、100人以上のカスタムオーディエンスデータがなければ設定できません。

類似オーディエンスの設定方法

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類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスを元に作成しますので、ベースとしたいカスタムオーディエンスを選択します。
作成されたカスタムオーディエンスは、パワーエディターの対象を選択すると表示されます。
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カスタムオーディエンスを選択すると、ご覧のように類似オーディエンス作成のボタンが表示されますので、これをクリック。
作成するリストの国を選択し、「類似性」か「より高いリーチ」を選択すれば操作は完了です。あとは、Facebook側でリストを作成するまで24時間ほど待たなければいけません。
一度、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスを作成したら、そのターゲットは保持され、通常のFacebook広告の出稿画面でも選択できるようになります。
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効果の高いユーザを保持しよう

このように作成したターゲット向けに広告を配信していくわけですが、パワーエディターでは効果の高かったターゲットを保持することができますので、異なる広告を出稿していく際に、そのターゲットに向けて配信していけば非常に効果も高まるでしょう。
Facebook広告は、これからも進化を続けると思いますので、このような機能を一度は利用して、進化にキャッチアップしていきましょう。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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