Facebookページが上手くいっている企業が次に注力するものは?

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先々週に発表した「Facebookページ 運営白書 Winter 2012」も、おかげさまでSlideshareのView数が4000を超え、非常に多くの反響をいただいております。ご協力いただいた皆さまには本当に感謝しております。
公開している白書は、全部で55ページに及ぶものなのですが、それでも収めきれないデータが数多くあります。今週、来週と「運用チェックポイント」では、公開していないデータの中でも気になるものを厳選して紹介していきたいと思います。
今週は、特に、運営に迷った時に目安とすべき数値について解説したいと思います。

「いいね!」数と「実感」はリンクするのか?

本白書では、毎回「目的に対して上手くいっていると実感していますか?」という設問を設けて
「すごく実感している」
「実感している」
「まだよくわからない」
「実感していない」
「もう難しいと感じている」
上記の5つの選択肢の中から回答いただいております。このブログでは、この設問のことを「実感」と呼ばせていただきます。
jikkan2.png
こちらのグラフでもわかる通り、「すごく実感している」「実感している」という回答が約30%もあります。
果たして「いいね!」が多いページは実感していると言っているのでしょうか?
iinejikkan(rex).png
(クリックすると拡大します)
この表では、各「いいね」幅の中で一番多い部分を水色、二番目に多い部分をオレンジにしています。
この数字を見ると1000人を超えると「実感している」という回答が多くなってきますね。
当然、業態や目的にも依存するかを思いますが、まずは最初の目標に1000人という数字を目指してもいいのかと思います。

どういう目的のページが「実感している」と回答しているのでしょう

jikkanmokuteki2.png
「ブランディングの浸透」という回答をしているページが18件で一番多く、「すごく実感している」「実感している」と回答したうちの36.7%でした。「ブランディングの浸透」という目的は、あくまでも主観的なものなのではありますが上手くいっていると「実感」しやすいのかもしれませんね。
ちなみに、このような回答をしたページの「いいね!」数は、ご覧の通りでした。
iinejikkanbranding(rex).png
3001人から10000人というゾーンが一番多く、「ブランディングの浸透」を目的にしていこうというページは、この辺をKPIにするといいのかもしれません。

意外(?)と少ない投稿数

Facebookは昨年から「Always On」戦略を提唱しています。これは、大きなニュースを単発的に出すよりも、頻繁に小さなニュースを提供していつもそばにいるような関係性から信頼関係を構築していこうというメッセージです。
そうすると、最低でも1日1投稿は必要かと思っていたのですが、今回の調査では、思いのほか頻繁に投稿しているページが少ないという結果が出てきました。
honsuu2.png
この結果を皆さんは、どう思いますか?私は非常に少ないなぁと思ったのですが、運営の現場にいる方にとってはこんな感じでしょうか?
そこで、本数が多いページの共通項を探してみました。ところが、運営時間が長いわけでも運営人数が多いわけでもありませんでした。ただ、運営期間は長いページが多かったです。6ヶ月以上の運営をしているページが約83%ほどありました。
これは、運営に慣れているという点が大きいんでしょうか?どちらにしても、私としては最低でも1日1投稿をオススメします。

上手くいっていると実感しているページの集客法

次に「実感」しているページが、どのような集客をしているのかを見ていきましょう。
jikkanshuukyaku.png
ここで、FacebookAdを利用しているページと懸賞・検定アプリを利用しているページの「実感」を調べてみようと思います。
FacebookAdを利用しているページは23社ありました。そのうちの12社が「実感」しているという回答がありました。最近は、懸賞や検定のアプリを利用しないページも増えているような気がしますが、システムよりも企画勝負というところがあったり、多くの「いいね」を集めたあとの反応が少ないと「実感している」という回答にはならないのでしょう。

「実感」している企業は、今年、何に注力していくのでしょう

さて、Facebookページ運営の目的に対して上手くいっていると実感しているページは次にどこに向かうのでしょう?
「すごく実感している」「実感している」と回答したページの結果
jikkan2013.png
全ページの結果
20132.png
最も多かったのが「ファンに受け入れらる投稿の分析」で、これはトータルの結果とも同じでした。注目したいのが「とにかく『いいね!』を集める」という回答が少なかったということと、「すごく実感している」と回答しているページだけの回答を見ると「オウンドメディアのソーシャル化」という回答が多かったということですね。
どのページでも「ファンに受け入れられる投稿」を探すというポイントに注力されるのは間違いないでしょう。そして、その先には「オウンドメディアのソーシャル化」という波が待ちうけているような気がしてなりません。

セミナーのご案内

いかがでしょうか?運営をしていく為の目安になるような数字がわかったのではないでしょうか?
ただ、これは、あくまでも統計データです。皆さまのページの目的や外部環境に応じて運営していただければと思います。
このように、「Facebookページ運営白書」には気になるデータが沢山あります。
色んな視点でデータを集計しようと思えば、いくらでも可能です。
まだまだ伝えきれないデータを、2/27(水)に渋谷でセミナー会場でお伝えします。
このセミナーでは、白書の未公開データの発表だけではなく、人気Facebookページ「JTB」「リーデル・ジャパン」のご担当者さまにも登壇いただき、運営の実態をお話しいただけます。お時間のある方は、是非、ご参加ください。
セミナーのお申込みはこちらから
http://everevo.com/event/3713

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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