2013年、絶対押さえておきたい3つのキーワード

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2013年、最初の記事は恒例の予測記事です。企業のソーシャルメディア活用が当たり前になった現在、2013年はソーシャルメディアのその先が重要になってくると言えます。
今回私が取り上げるキーワードは3つです。

  • ユーザーが作るオンラインコミュニティ
  • リレーションシップマネジメント
  • コンテンツマーケティング

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ユーザーが作るオンラインコミュニティ

2012年は、知り合い、友だちとのオンライン上のつながりである「ソーシャルグラフ」が構築された1年でした。2013年は、これまで築いてきたソーシャルグラフを踏まえ、さらに個人の興味や関心でつながる「インタレストグラフ」が構築されていくことでしょう。
インタレストグラフ構築の場となるのが、オンラインのコミュニティです。すでに、mixiコミュニティなど既存のコミュニティに加え、LINEやGoogle+など新しいプレイヤーが登場し、ユーザーが作るコミュニティが活性化するでしょう。
特にニッチな分野でのコアな情報交換ができるコミュニティが盛り上がると考えられます。例えば、盛り上がるのは「料理」という広いものよりも「自家製カレー」「アウトドア料理」など、もう一つ奥に入ったところのコミュニティでの情報交換が活発化しそうです。盛り上がるというのは、参加者のアクティブ率、更新頻度などで、参加人数はあまり関係ありません。
なぜなら、奥に入った情報ほどソーシャルグラフ上で共有しても反応が弱くなり、一方通行になりがちだからです。ニッチな分野でのインタレストを共有できる人同士での交流が活発になり、場所、世代を超えた情報交換が行われることでしょう。

リレーションシップマネジメント

コミュニティがユーザーが作る場所であるとしたら、企業はどうすればいいのでしょうか。ユーザーのコミュニティの中に、企業が直接入るのは不可能ではありませんが、反感を買うだけで関係を構築することにはつながりません。
そこで、これまで築いてきたFacebookページなどを中心とした、ユーザーとの関係を深めるための施策に注目が集まります。Facebookページはどちらかというと、ページの運営者が情報を発信し、集まってきたユーザーがそれを受けるという特徴があるため、興味がない人は、無反応だし情報そのものをみなくなってしまいます。
そこで、ソーシャルメディア上のユーザー行動や声を聞き分析した上で、興味や関心の強い人たちとの関係を深めるためのイベントなどオフラインの企画や、エンゲージメントの高いユーザーを選抜したロイヤルカスタマープログラムなどが、Facebookページを始めとしたソーシャルメディア施策と組み合わせて行われていく新しい顧客管理、関係構築が注目されるようになるでしょう。
ソーシャルメディアで「つながる」のは簡単、ではソーシャルメディアのつながりをどう深めるかという議論がされる1年になりそうです。

コンテンツマーケティング

そして最後がコンテンツマーケティングです。コンテンツマーケティングとは、ソーシャルメディアに限らず、Web媒体、紙媒体、リアルイベントなどを含め、トータルに情報発信する手法です。特にターゲットに合わせたチャンネル設定やメッセージなど、よりきめ細かなユーザー指向の情報発信が求められるようになるでしょう。
しかし、コンテンツマーケティングは、一朝一夕で実現できるものではありません。始めたからと言ってすぐに注目を集めることができるわけではありませんし、すぐに売上などに直結することもありません。継続してユーザーの立場にたって求められるコンテンツを発信し、ユーザーの理解を深めることを目指していく必要があります。
特に、新しい考え方やアイデアを具現化したようなサービスやプロダクトにとっては、需要を喚起するための土壌作りとしてターゲットにマッチしたコンテンツマーケティングができるかどうかが大きな鍵になるはずです。

まとめ:2013年はもっと幅広く!

2013年を予測するキーワードとして、ユーザーが作るオンラインコミュニティ、リレーションシップマネジメント、コンテンツマーケティングの3つを取り上げました。どれも、ソーシャルメディアは重要になりますが、ソーシャルメディアだけというわけでもありません。+αが求められるようになるでしょう。
さて、この「運用チェックポイント」ではこれまでFacebookページの運用を主眼において記事を掲載してきました。今後は、Facebookに限らず、もう少し幅広い視野でソーシャルメディアやコンテンツマーケティングについて取り上げていく予定ですので、楽しみにお待ちください。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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