Facebookページの投稿が見られないは本当か?Facebookページと個人アカウントの違いを正しく把握しようvol.2

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「Facebookページの投稿よりも、個人の投稿のほうが見てもらえる」「ビジネスにあえて個人アカウントを使うことにした」という話をたまに耳にします。

確かにビジネスの規模やサービス内容など、場合によっては個人アカウントを使ったほうが効果的なこともあるでしょう。

しかし、Facebookページと個人アカウントの機能をよく把握しないままに決断するのは危険です。後悔しないためには、正しく違いを理解しておくべきです。後編となる本記事では、Facebookページと個人アカウントの違いを解説していきます。

前編はこちら『Facebookページの投稿が見られないは本当か?Facebookページと個人アカウントの違いを正しく把握しようvol.1

Facebookページの5大メリット

1.ターゲットとなる人を集めやすい

Facebook内で自分のメッセージを多くの人に届けるためには、つながっている人(ファンもしくは、友達やフォロワー)を増やす必要があります。その点では、Facebookページは広告とプラグインが有効です。それぞれ解説していきましょう。

■広告
FacebookページはFacebook広告を使って宣伝することができます。一方で、個人アカウントを宣伝する広告はありません。(2015年1月現在。以前は投稿の広告のみ存在しました。)

広告と聞いて「私は出さないから関係ない」と切り捨てるのは早計です。無料で膨大な時間をかけてファンを集めるよりも、有料で確度の高いファンを早く集めたほうが安上がりかもしれません。

Facebook広告には低予算から始められる、ターゲティング精度が高いという特長があります。特に後者は、狭いターゲット設定におけるターゲティング精度が他のオンライン広告は27%であるのに対して、Facebookは91%と高く、コストは71%削減ができているというデータ(※)があるほどです。※引用元『 power of facebook advertising

■プラグイン
Facebookページは自社サイトやブログに設置するプラグインが、個人アカウントに比べてリッチです。以下をご覧ください。

rex_Fb_account_001

Facebookページの場合は、どんな情報発信をしているのかまでわかります。そのぶん、ファンになってもらいやすいと言えるでしょう。

 ■つながっている人の数だけでなく質が重要

まれに「個人アカウントで無差別に友達申請をすることで、無料でつながっている人(=友達)を増やす」という手段に出るケースもあるようです。しかしその方法は、ターゲットが集まる可能性が薄いばかりか、スパム認定される可能性があるのでやめましょう。

また、本当に友達だったとしても、ターゲットではない人であればビジネス的な効果は期待できません。投稿には社交辞令的な「いいね!」が集まりやすく、一見効果が出ているように錯覚しがちなので注意しましょう。つながっている人(ファンもしくは、友達やフォロワー)を増やすと言っても、質が重要なのです。

2.Facebook未登録者も閲覧できる

そもそも個人アカウントの投稿はFacebookにログインしていない状態では見ることができません。以下のキャプチャのように、Facebook未登録者からは、ほとんどの内容を見ることができないのです。

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2011年に武雄市が自治体の公式サイトをFacebookページに移行したことが話題になりました。これはFacebook未登録者も閲覧できるFacebookページだからできたことです。個人アカウントでは機能的に実現しえません。

メルマガやブログからFacebookのコンテンツに誘導したり、自社サイトの代わりにFacebookを使おうと考えていた人は、必ず押さえておくべきでしょう。

3.みんなで運用できる

Facebookページは複数人に権限を付与し、運用することができます。一方で、個人アカウントにログインできるのは本人だけです。

例え「Facebookページを作ったところで、私一人しか使わない」といった場合でも、信頼できる人にFacebookページの権限を与えておくことをおすすめします。

そうすれば、万が一自分のアカウントが削除・一時凍結・乗っ取りにあった時に、他の人のアカウントからFacebookページを操作することができます。

4.一人で複数ページ保有できる

Facebookページは複数作成することができます。例えば、あなたがカフェと居酒屋を経営していた場合は、2つのお店のFacebookページを持つことができるのです。

個人アカウントは実名制で1人1アカウントしかありません。

5.数値で結果が見える

Facebookページのファンが30人を超えると、無料のアクセス解析ツール「インサイト」が使えるようになります。

インサイトを見れば、ユーザーがどこからFacebookページに流入してきたのか、ファンの年齢層と性別やエリアなどの分布、投稿が何人に届いたのか、投稿を見た人の反応数など、本当に様々なことがわかります。

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▲Facebookページインサイトのダッシュボード画面

数値が見えれば、改善策を考えることができます。長く運用し、成果を出していくにあたってインサイトは大きな味方になってくれるでしょう。

個人アカウントのメリット

ここまで、Facebookページのメリットばかりを伝えてきました。では、個人アカウントに秀でているものはないのかというと、そんなことはありません。

個人アカウントのメリットは、個々人と積極的に交流できることです。

例えば、普段あなたが個人アカウントから友達に対して何気なく行っている以下の行為は、Facebookページではできないのです。

①こちらからのメッセージ送信(Facebookページは相手からのメッセージへの返信は可能)
②相手のタイムラインへの投稿
③相手の投稿への「いいね!」やコメント(Facebookページはシェアのみ可能)

rex_Fb_account_003
また、Facebookページには個人をフォローする術がありません。そのため、下記のようにFacebookページのニュースフィードでチェックできるのはFacebookページの投稿のみとなります。

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▲Facebookページのニュースフィード

その点、個人アカウントは相手の近況を知り、こちらから積極的に声をかけるといったコミュニケーションが取れるのです。結果的に、自然と双方の関係性を深くしていくことができるでしょう。

Facebookページと個人アカウントの比較一覧

ここまで解説してきたことも含め、Facebookページと個人アカウントの違いをわかりやすいように表にまとめました。

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並べてみるとそれぞれのメリット、デメリットが整理できますね。

目的に応じて使い分けよう

Facebookは単なるツールです。規約違反や非常識な行動をとらないかぎり、Facebookページも個人アカウントも使い方は自由です。ビジネス活用においても、個々のケースによって最適な使い方が異なるので、一律にどちらを使うのが正解と言えるわけではありません。

ただ、Facebookページはビジネス活用むけに作られているのです。そのため、ターゲットを集めてチームで運用し成果を出していくには便利な機能が盛り込まれているということはおさえておくべきでしょう。個人ページにリソースを集中した後に「最初からFacebookページを活用しておけばよかった」と後悔したのでは、もったいないのです。

だからこそ、最初に違いを把握したうえで、目的に応じて使い分けるべきなのです。正解はあなたが試行錯誤した先にしかありません。ぜひ、上手く活用してみてくださいね。

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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