Facebookページの投稿が見られないは本当か?Facebookページと個人アカウントの違いを正しく把握しようvol.1

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「Facebookページの投稿は表示されにくいから、個人の投稿のほうが多くの人に見てもらえるんですよね?」最近、こんな質問を受けることがあります。この質問に「はい」と答えるのは、ある意味間違いです。

なぜ間違いなのか、そもそもFacebookページと個人アカウントにはどのような違いがあるのか。それをきちんと理解しないままに、個人アカウントをビジネス活用すると後悔することになるかもしれません。

本記事から2回にわたり「Facebookページの投稿が見られないは本当か」を考え、Facebookページと個人アカウントの違いを整理していきたいと思います。

根本的な表示の仕組みは同じ

本当にFacebookページよりも個人アカウントの投稿のほうが多くの人に見てもらえるのでしょうか。

それを考えるには、「多くの人に見てもらえる」には2つの要素が必要であることを知らなければいけません。

一つ目、つながっている人(友達やフォロワーもしくはファン)を増やすこと。二つ目は、つながっている人に投稿が表示される割合を上げることです。

第一回目の本記事では、二つ目の「つながっている人に投稿が表示される割合」について解説していきます。(つながっている人を増やすことについては次回の記事で触れます。)

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個人にしろFacebookページにしろ、私たちの投稿は、友達やフォロワーもしくはファンといったつながっている人全員のニュースフィードに表示されているわけではありません。

何割の人に表示されるのかは、投稿する人もしくはFacebookページによって異なります。3年前のFacebookの公式発表では平均16%でしたが、現在はもっと低い数値になっていると言われています。

ここからが本題です。どうすれば、より高い割合で投稿が表示されるのでしょうか。
簡単に言うと、たくさんの反応(いいね!、コメント、シェア、クリックなど)を集め、ネガティブな反応を減らせばいいのです。

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▲Facebookのニュースフィードの表示ロジックの4大要素
※詳しい仕組みなどは『Facebookのニュースフィードの表示ロジック「エッジランク」を理解しよう』をご一読いただければと思います。

実はこの根本的な表示の仕組みは、Facebookページも個人アカウントも同じだと言われているのです。

ではなぜ「Facebookページの投稿のほうが表示されにくい」という話になるのか不思議に思いませんか。確かに仕組みを深く調べていくと、Facebookページと個人アカウントで細かい違いはあるようです。(例えば友達のテキスト投稿は表示されやすくなる一方、Facebookページのテキスト投稿が表示されにくくなる※、など。)※引用元『News Feed FYI: What Happens When You See More Updates from Friends

しかし多くの人が「Facebookページの投稿よりも、個人の投稿のほうが見てもらえる」と感じる理由は、他にあると考えています。それは単純に、個人アカウントのほうがつながっている人との関係性が深いからです。

 

個人アカウントのほうが“有利”と言われるワケ

突然ですが、あなたはFacebookを使っていてこんな行動をとったことはありませんか。
・内容以前に(特定の)友達の投稿だからというだけで反応してしまう
・友達とFacebookページで同じリンクをシェアしていたが、友達の投稿のみ「いいね!」した

友達であれば、相手に興味があるのも自然なことです。当然誰が運営しているかもわからないFacebookページよりも、反応する頻度は高くなるわけです。

コメントひとつとっても、友達の投稿のほうがしやすいですよね。個人アカウントはつながっている人との関係性が深いからこそ、反応が集まるのです。

そして反応が集まるからこそ、ニュースフィードに表示されやすくなるという良いスパイラルが生じやすくなります。

 

「Facebookページか個人アカウントか」ではない

問題は、一概に「Facebookページの投稿よりも、個人の投稿のほうが見てもらえる」と認識されてしまうことです。

友達や企業のFacebookページとの関係性の深さ(普段どれだけ反応しているか)は、個々人によって異なります。

あなたのニュースフィードで、Facebookで一応つながっているもののよく知らない友達の投稿より、頻繁に「いいね!」をしているお気に入りのFacebookページの投稿のほうが表示されているのではいでしょうか。

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冒頭で「Facebookページの投稿は表示されにくく、個人の投稿のほうが多くの人に見てもらえるって本当ですか?」に「はい」と答えるのは間違いと言った所以はここにあるのです。

Facebookページにしろ、個人アカウントにしろ、その人もしくはページとの関係性によるので、一括りにはできないのです。

 

本当の効果とは何か

そもそも、ビジネスでFacebookを活用することのゴールは「多くの人に投稿を届けること」なのでしょうか。違いますよね。

購入にしろ問合せにしろ、然るべき結果を出すことだと思います。そのためもまず、結果を出すために適切な相手、ターゲットに投稿を届けることが必要です。

個人アカウントは結果的に友達からの反応が集まりやすいというのは前述したとおりです。一見効果が出ているように錯覚しがちです。いくら「いいね!」などの反応を集めても、結果が伴わなければ意味がありません。

もちろん、ビジネスの規模やサービス内容など場合によっては個人アカウントを使ったほうが効果的なこともあるでしょう。その反面、ターゲットに対して投稿を届けるという意味では、個人アカウントは不利な点も多いのです。(このことについて、詳しくは次回の記事で解説します。)

ただ私が伝えたいのは、Facebookページと個人アカウントの違いを正しく理解せずに個人アカウントのビジネス活用に走るのは早計だ、ということなのです。次回はその「違い」について整理していきます。

続きはこちら『Facebookページの投稿が見られないは本当か?Facebookページと個人アカウントの違いを正しく把握しようvol.2

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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