なんじゃこりゃ!Facebookキャンペーンの失敗パターン5

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Facebookページを盛り上げるためには、まず日常の運用が大事ですが、それだけではなく、定期的にキャンペーンを開催することで、さらに集まったファンを楽しませることができます。
Facebook自身も、この戦略を推奨しています。以下のような図をご覧になったことのある方も多いでしょう。下側が日常の運用、上がキャンペーンです。両者を組み合わせて、ユーザーと交流を深めることで、ファンベースを成長させていくことができます。
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さて、だからといってなんでもかんでもキャンペーンを開催すればいいというものではありません。キャンペーンでやっていはいけない5つのポイントを整理してみましょう。

1.プレゼントの内容がページと関係ない

デパート共通商品券、Amazonギフト券、ディスニーランドの入場券。確かにもらえれば嬉しいアイテムです。
でも・・・。例えば自分が誰かに贈り物をする時に、こうした商品を選ぶ時って、以下のような感じじゃないでしょうか。
「うーん、あの人、どういうものが好きなのかよくわからないなー。変なのあげても喜ばないしなー。商品券なら本人が自由に使えるし、迷惑にはならないから商品券にしよ!」
要するに、相手のことがよくわからないし、自分の好みを押し付けるわけにもいかないような間柄なので、無難なものに逃げているのです。そういう間柄の相手ならそれでよいでしょう。
しかし!今回プレゼントする相手は、自分のFacebookページに「いいね!」してくれている人、または「いいね!」をしてくれようとしている相手です。
ユーザーがどうして「いいね!」をしてくれたのかに思いを馳せれば、よりぴったりなプレゼントが思いつくのではないでしょうか。
ちなみに、商品券などをプレゼントにすると、キャンペーンの参加者が増え、ページへの「いいね!」を参加条件にしている場合は、「いいね!」が増える傾向にあります。しかし、「キャンペーンマニア」「懸賞マニア」が集まる可能性があり、本当の「ファン」の割合が減ってしまう危険性もあります。本当のファンが減ってしまう、ということは、先週取り上げた「話題にしている人」の割合が減ってしまうということでもあります。
本当にFacebookページに興味を持っている人に対して感謝の気持ちとしてプレゼントしたいというのであれば、プレゼント内容はよく考えて選びましょう。

2.キャンペーンのお知らせが不親切

Facebookでキャンペーンを行う場合は、Facebookアプリを使ったり、外部のWebサイトに誘導して応募データを登録するように規約で制限されています。
Facebookに不慣れな人は、新しくアプリをインストールところや外部サイトに切り替わってしまうところで、つまづいてしまうことがあります。
こうした「参加したいのに参加方法がわからなくて離脱してしまう人」を減らすには、参加のためのステップについて、詳しく説明する必要があります。
説明する方法としては、投稿でお知らせしたり、説明のページを用意したりするのがおすすめです。アプリの開発元の利用ページなどを紹介するのも良いでしょう。環境によってアプリが動かないということもあるので、不具合があった場合のお問合わせなども明記しておくとよいとでしょう。

3.期間が短すぎる

キャンペーンを開催するには、一定の期間が必要です。多くの人に参加してもらうには、少なくとも1週間以上はキャンペーンを開催するべきでしょう。
ガイアックス ソーシャルメディア ラボの「【調査データ公開】Facebook懸賞キャンペーンは平日20時~20時30分に告知すると参加して貰いやすい!」という記事では、Facebookページによって、ユーザーが参加しやすい時間や曜日が異なる傾向にあることを紹介しています。
自分のFacebookページを投稿したときの反応などを見ながら、何曜日、あるいは何時が反応しやすいのかを考えてみましょう。キャンペーンの開始時刻、終了時刻の設定では、アクティブなユーザーが多い時刻を含めるなど、ちょっとした工夫でユーザーが参加しやすいキャンペーンになります。

4.キャンペーンの規約違反

一番忘れてはいけないことが、Facebookでキャンペーンを行う場合は、必ずFacebookのプロモーションガイドラインに従わなけれないけないということです。
Facebookに規約があり、規約に違反すると、時としてページを強制的に閉鎖されたり、アカウントが停止されてしまう可能性があるということは、多くのFacebookページ運用者に知られるようになりました。
しかし、Facebookページを見ていると、まだまだ規約を無視していしまっているページが見受けられます。運用が上手なページなので、事例として紹介しようかな、と思ってよく見てみたら、規約違反をしていることに気づいたときのガッカリ感といったら!(もちろん、そういうページは紹介候補から外れます)
Facebookの場合「勉強不足でした」では済まないことがあるので、十分に注意してください。

5.スパムじゃないの?というような挙動

キャンペーンの中には、独自にアプリを開発して、ユーザーが参加することでニュースフィードに情報が流れるように設計し、クチコミで広まっていくことを目指しているものもあります。
アイデアがすぐれたアプリやページや商品・サービスの特性とあわせた楽しいアプリがたくさんある一方で、思わず「えっ!?」と思うようなアプリもあります。
特に注意したいのが、参加したユーザーの友だちの名前をタグ付けするようなアプリです。最近は減りましたが、一時期友だちの名前を大量にタグ付けすることでバイラル性を高め、アプリをインストールする時に、ごっそりユーザーの登録情報を抜いていくスパムアプリが流行りました。
こうしたスパムアプリの影響もあって、Facebookユーザーは、友だちの名前をタグ付けするようなアプリを好まない人が多くなっています。
アプリを企画するときには、ユーザーやその友だちが不快な思いをしないような設計をするようにしてください。

まとめ:すてきなキャンペーンで関係性を強めよう

さて、今回はよくないキャンペーンの例をあげてみました。少しユーザーの立場にたってシミュレーションしてみるだけで、もっとよいキャンペーンになるのではないでしょうか。
キャンペーンを企画してみたら、「すでにファンの立場だったら」「Facebook初心者だったら」「キャンペーンをきっかけに「いいね!」するユーザーだったら」という複数の立場を想定して、考えてみてください。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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