クチコミの可視化!「話題にしている人」の価値を再考する

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Facebookページのタイトルの下に表示される「話題にしている人」。
「この数字の意味がよくわかっていなかった」と言われることがあります。なんとなく「多ければいいんだろうな」という風に理解している人もいますが、なぜよいのかという理由をご存じない場合もあるようです。
今回は、改めて「話題にしている人」が何をあらわしているのかを整理しましょう。そして、「話題にしている人」が増えることで、どういうメリットがあるのかを考えてみます。
さらにこの「話題にしている人」をKPIにする場合の数値目標の設定や、注意点についても考えてみましょう。
なお、英語では People Talking About Thisと表現され、PTATなどと略称されることもあります。

話題にしている人とは何か

「話題にしている人」が表示されるようになったのはおよそ1年前の2011年の秋です。それ以前のFacebookの運用者の多くがページ全体の「いいね!」や投稿の反応を参考にしながら運用の改善をしていました。
「話題にしている人」は、ページとユーザーがエンゲージした結果、自分または友だちのニュースフィードにストーリーを作成したユニークユーザー数です。
ストーリーというと「?」となるかもしれませんが、以下のようなものはすべてストーリーになります。
・深谷歩さんがRexについて「いいね!」と言っています。
・深谷歩さんがRexさんの写真について「いいね!」と言っています。
・深谷歩さんがRexさんの投稿をシェアしました。
「話題にしている人」は、Facebookページ全体の「話題にしている人」と、投稿ごとの「話題にしている人」があります。Facebookページの場合は過去7日間のユニークユーザー数の合計、投稿は公開されてから28日間のユニークユーザー数の合計を表示します。例えば上記3つの行動を3日間でやっていたとしたら、1としてカウントされます。
Facebookページ全体の「話題にしている人」は、すべてのユーザーが閲覧可能ですが、投稿単位の「話題にしている人」は、Facebookページ管理人のみがインサイトから確認することができます。

「話題にしている」とカウントされる行為

では、Facebookページとユーザーがエンゲージした結果、ニュースフィードに表示される行為にはどんなものがあるのか、みてみましょう。
・ページへの新規「いいね!」
・ページの投稿に対して、「いいね!」、コメント、シェアする
・ページからの「質問」に回答する
・イベントに出欠の返答をする
・ページについて言及する(例:@Social Media Experienceと投稿する)
・写真にページをタグ付けする
・スポットにチェックインする
・スポットを「おすすめ」する

「話題にしている人」は何を教えてくれるのか

「話題にしている人」の数値からは、上記で説明したような行為をしたユニークユーザー数を把握できます。その人数分だけ、新しくストーリーが作成され、他のユーザーにも自分のページの情報がクチコミされたと考えることができます。
Facebookページへの「話題にしている人」の場合は、インサイトからどのように話題にしているのか、その結果どれくらいの人にクチコミリーチしたのかということがわかります。
Facebookページのインサイトからは、話題にしている人の人口統計データを確認することができます。このデータは期間を変更することができるので、どの時期にどういうユーザーから反応が得られたのかを確認することができます。キャンペーンなどを開催した時期と広告を配信した時期、通常の運用のみの時期を比較してみたり、「いいね!」と言っているユーザーの人口統計データと比較することで、運用に役立てることができます。
インサイト
インサイトの下部の「話題にしている方法」では、それぞれの方法でどれくらいの人が話題にしているのか、さらにその結果としてどれくらいの人にリーチできたのかということが確認できます。
話題にしている方法
投稿の「話題にしている人」については、「いいね!」やコメントの数と合わせて評価して、どういう投稿がユーザーからの反応がよいのかを考えてみましょう。

話題にしている人の合格点はどれくらい?

話題にしている人は、Facebookページの「いいね!」の数によって大きく異なります。大体盛り上がっていると考えられるFacebookページは、「いいね!」と言っているユーザーの10%以上が話題にしています。
「いいね!」の数が少ないときは、この割合が大きくなることが多いですが、ページの成長にあわせて、%でおおよその目標を決めるとよいでしょう。
注意したいのが、Facebook広告を配信している時期の評価です。Facebookページの広告を出稿していれば、ページへの「いいね!」の数が増えますし、「投稿の宣伝」をしている場合は、投稿への反応も高くなります。
よって、広告によって一時的に「話題にしている人」が増えていることを、通常の運用の評価としてしまうと、正しい評価ではなくなってしまいます。
広告を出稿している場合は、広告によって獲得された「いいね!」や反応は差し引いて考えるようにするとよいでしょう。
なお、「話題にしている人」の数値をあげるために、広告を出して「いいね!」を増やすというようなやり方は避けましょう。KPIを達成するために手段を問わないというような方式に走ってしまうと、そもそも何のためのKPI、何のためのFacebookページ運用なのかがわからなくなってしまいます。

まとめ:話題にしている人はページの「今の」健康状態

Facebookページへの「いいね!」が1万あったとしても、運用を止めてしまうと、「話題にしている人」はどんどん減っていってしまいます。
Facebookページ全体の「話題にしている人」の数は、ユーザーも見ることができるので、「いいね!」が多くても、「話題にしている人」が少なければ、最近はちゃんと運用されていないということがわかってしまいます。
まさに「話題にしている人」は、そのページの健康状態を示しているとも言えます。数値をチェックしながら、みんなが話題にしたくなる活性化したページを目指しましょう。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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