【2014-2015年1月】Facebookアルゴリズム変更まとめ~投稿のリーチを向上させるには~

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2014年は「Facebookページのリーチが激減した!」と騒がれた一年でした。繰り返されるアルゴリズム変更に加え、様々な噂も飛び交いました。

Facebookページのリーチ数が全体的に減少していること自体は事実だと思います。では、2015年からは何に着目して運営していけばいいのでしょうか。

今回は、そもそもなぜリーチが減少するのかという話と、2014年のアルゴリズム変更のまとめを説明していきます。

本当にリーチは激減しているのか?その理由は?

Facebookページ関連ニュースのなかでもインパクト大だったのが『Facebookページリーチ激減り、ただ乗り終了のお知らせ』という記事です。

“現在同社(Facebook)は「投稿のオーガニックリーチ(無料投稿配信数)を1、2%まで下げる」途中みたいですよ?”という一文が大きな話題となりました。現に記事には5,100件もの「いいね!」が集まっており、広く拡散したことがうかがえます。

一方でその後、Facebookからは以下の『Facebookでのオーガニックリーチ: 皆さんの疑問にお答えします』が公開されています。

Facebook for Business

「1、2%まで」の真偽は不明ですが、「オーガニックリーチが低下しているのはなぜですか。 」の質問に対して理由を明示していることから、リーチの低下自体は間接的に認めているようにも受け取れます。

そして、肝心のオーガニックリーチ低下について、2つの理由が挙げられています。引用すると長くなるので、かいつまんで解説します。

1.人々が作成しシェアするコンテンツの数が毎日のように増えている。つまりニュースフィードがより混雑するようになった。
2.ユーザーに合わせて関連性の高い記事を表示する仕組みになっている。その精度を高めるため、高品質なコンテンツを優先して表示し、スパムを排除するように改良を続けている。

この部分を読むかぎり、一律Facebookページのリーチを一定値まで下げるということではないと受け止められます。高品質なコンテンツを出し続けていれば影響は少ないのではないでしょうか。

現に、運営がうまく行っているFacebookページの担当者の声をきいていると、あまり大きなマイナス影響が感じられないということもあるのです。

 

2014-2015年1月のアルゴリズム変更まとめ

では、2015年はFacebookページの運用でどのようなことに気を付けていくべきのでしょうか。 そのヒントを探るべく現時点で発表されている2014-2015年1月のアルゴリズム変更について、簡単におさらいしましょう。

■1月21日
テキストだけの投稿が表示されにくくなる

厳密にいうと、友達のテキスト投稿は表示されやすくなる一方、Facebookページのテキスト投稿が表示されにくくなるというものでした。

公式発表の記事内では、視覚的な要素も含めて投稿内容にあった投稿タイプ(リンク、画像、動画など)を選ぶことをすすめています。

引用元:『News Feed FYI: What Happens When You See More Updates from Friends

 

■4月4日
(1)明示的に「いいね!」、コメント、シェアをけしかける投稿が表示されにくくなる
(2)何度も回覧されている投稿の表示頻度が下がる
(3)スパムリンクの検出精度を高めて排除するようにした

(1)の解説には例として以下のような投稿が掲示されていました。このニュースを境に、国内でもこういったタイプの投稿を見かける頻度は下がりましたね。

like-baiting-screenshot

ただ、ファンに対して純粋にディスカッションを促しているページには影響はない旨も記載されていたため、ボーダーラインの見極めが難しいかなと感じています。

引用元:『News Feed FYI: Cleaning Up News Feed Spam

 

■8月25日(反映は数か月かけて行う)
(1)強引にクリックを狙うような投稿の表示を減らしていく
(2)投稿にURLを記載するときは、画像投稿よりもリンク投稿が表示されやすくなる

(1)は正確に言うと、リンク先の記事に対するユーザーの反応を調べ、投稿をニュースフィードに表示するか否かを決めという変更内容です。

投稿内のURLから記事を見に行ったユーザーが、どのくらいの時間でFacebookに戻ってくるかや、その後のFacebook内での行動から記事を評価するようになったのです。

(2)について、リンク投稿と画像投稿の違いは以下のような例(左がリンク投稿、右が画像投稿)が挙がっていました。

News Feed FYI- Click-baiting  Facebook Newsroom

リンク投稿のほうが何の記事かわかりやすいため、ユーザーから好まれるのでしょう。

引用元:『News Feed FYI: Click-baiting

 

■9月18日
投稿に反応が沢山集まったタイミングでより表示されやすくなる。

「いいね!」やコメント、シェアが「いつ」集まったのかまで勘定に入れるようになったということです。

引用元:『News Feed FYI: Showing More Timely Stories from Friends and Pages

 

■11月14日(反映は2015年1月から)
宣伝色が強い投稿が表示されにくくなる

具体的には以下のような投稿が対象です。
・商品の購入やアプリのインストールをさせるためだけの投稿
・何の脈略もなくプロモーションや懸賞に誘いこむような投稿
・Facebook広告を再利用した全く同じ内容の投稿

要は、ファンに嫌がられるような唐突な宣伝が表示されにくくなるということです。なお、この変更はFacebookページによる広告投稿には適応されません。

引用元:『News Feed FYI: Reducing Overly Promotional Page Posts in News Feed

 

目線の先はニュース記事ではなくファンであるべき

ニュースフィードアルゴリズムの更新は、ご紹介した以外も存在(※)します。ファンが嫌がる投稿の非表示設定が容易になったり、動画リンクを投稿に埋め込むよりも動画ファイルを直接アップロードしたほうが表示されやすくなるなどです。

※更新情報一覧は『News Feed FYI 』をご参照ください。

色々な更新がなされていますが本質的には、ユーザーがFacebook上で過ごす時間がよりよいものになるよう最適化されているのです。その手段として、高品質なコンテンツを優先して表示し、スパムを排除しているのです。

つまり運営者としては、2015年も引き続きファンに受け入れられるような投稿、喜んでもらえる投稿づくりを目指すべきなのです。

アルゴリズム変更のニュースが出るたびに、右往左往してしまうかもしれません。しかし、Facebookページ運営者が常に気にしなければいけないのはファンのことなのです。

2015年も、しっかりファンを見つめながら、楽しくコミュニケーションをとっていきましょう。

 

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柴 佳織

柴 佳織

ソーシャルメディアコンサルタント。 企業のFacebookページのコンサルティングから、解析・運用支援などを行う。 各種Webメディアでライターとして、Facebookマーケティング関連の記事を執筆。 企業内外でのセミナー講師を務める。主な著書に『Facebookページ販促&集客ガイド 決定版 (得する技)』(技術評論社)がある。

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