目的別Facebook活用法「気に入ってもらう、差別化をはかる」ために出来ること

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はじめまして。Social Media 360.jp[役に立つソーシャルメディア情報配信サイト]というサイトを運営しています。株式会社TAM加藤ともうします。Facebookページの運用について、Social Media Experience 深谷さんと交代で執筆してまいります。どうぞ、よろしくお願いします。
今回から数回に渡り、Facebookから発表された「Best Practice Guide Marketing on Facebook[Facebookによるフェイスブックマーケティング最強ガイド]」の「目的別Facebook活用法」をベースにしながら、そこで紹介されている7つの目的を達成する方法を事例を交えながら紹介していきます。
「Best Practice Guide Marketing on Facebook[Facebookによるフェイスブックマーケティング最強ガイド]」を翻訳したものが、こちらにありますので参考にしてください。
「7つの目的別Facebook活用法」は、以下の7つです。
1.Foster product development and innovation(製品の開発と革新を進める)
2.Generate awareness(注目を集める)
3.Drive preference and differentiation(気に入ってもらう、差別化をはかる)
4.Increase traffic and sales(サイト訪問数と売上を増やす)
5.Build loyalty and deepen relationships(お得意様をつくり、関係を深める)
6.Amplify recommendation and word of mouth(おすすめや口コミを増やす)
7.Gain insights(情報を得る)
これらは、企業やマーケッターがソーシャルメディアが出現する以前から実現するべく努力を重ねてきた目的が並んでいます。Facebookをどのように使えばどのように実現出来るでしょうか?今回は「3.Drive preference and differentiation(気に入ってもらう、差別化をはかる)」についてご紹介します。
目的別Facebook活用「気に入ってもらう、差別化をはかる」ために出来ること
ここでは、気に入ってもらうというのは、ユーザーに自分にとってメリットを感じてもらいMemory(記憶)してもらうこと。
差別化をはかるというのは、競合のブランドに比べた際に「優位性」や「独自性」などで優れているとユーザーに認識してもらいマインドシェア(消費者の心理に占める企業ブランドや商品ブランドの占有率)を獲得することだと定義したいと思います。
Facebookを使うと、ファンに対して継続的に企業ブランドや商品ブランドについて情報を配信することが出来るようになります。また、Facebookでユーザーは、それぞれの友人からのクチコミという形で、そのブランドに出会うことになります。そういった特性を有効に使い情報を発信するように心がけましょう。
1.コア・コンピタンス(Core competency)とそこから生まれる商品ブランドの「優位性」、「独自性」を認識する
筆者が所属するTAMでは、Facebook活用についてプランニングする前に、まずその企業ブランドや商品ブランドがユーザーにもたらすメリット、競合のブランドに比べた「優位性」、「独自性」を書き出します。
そこには企業の競争力の源泉となる、コア・コンピタンス(Core competency)といわれるものや、コア・コンピタンスから生まれる商品の「優位性」や「独自性」がずらりと並ぶことになります。そられをコンテンツとして落とし込み継続的に配信することで、競合との差別化を行ない優位にたつ事が出来るでしょう。
※コア・コンピタンスとは
ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。(via.wikipedia
muji.jpg

https://www.facebook.com/muji.jp

無印良品 265,556人
日本のFacebookページでもっとも成功しているといってもいい、無印良品の会社概要には以下のようなことが書かれています。
“ノーブランドの商品発想でつくられました。商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること。そのために、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包装を簡略にしました。この方針が時代の美意識に合い、シンプルで美しい商品が長く愛されてきました”
無印良品のコア・コンピタンスは、この文章に集約されています。
ノーブランドの商品発想で作られたシンプルで美しい商品。その商品を説明するために余分な情報はいりません。必要な情報をアノニマス(匿名的)な語り部が発信を行なっています。そういった姿勢を無印良品のFacebookページ全体を通じて感じることができます。

2.ストーリーテリングを行なう

企業ブランドや商品ブランドについての、理念やコンセプト、思いなどを伝えるために、それらを想起させる物語を通して伝える。その手法をストーリーテリングと言います。
体験や身近な出来事をベースに物語を作ることによって、より効果的に聞き手の心に響きやすくさせることが出来ます。
pocarisweat.jpg
http://www.facebook.com/pocarisweat.jp
ポカリスエット 97,346人
大塚製薬のポカリスエットFacebookページの中には、[ポカリが生まれたお話。]というタブがあります。
これは、ポカリスエットが生まれた経緯を物語のように紹介したものです。開発の過程が物語風に描かれておりとても読みやすくなっています。ユーザーはこの物語を読む中で、ポカリスエットの理念やコンセプトに自然にふれることとなります。


3.インタビューを行なう/お客さまの声を掲載する
riceforce.jpg
http://www.facebook.com//riceforce
ライスフォース ( RICE FORCE ) 8,423人
ライスフォース ( RICE FORCE )のFacebookページでは、お米から作られた天然成分ライスパワーエキスを使ったスキンケア[RICE FORCE]やサプリメント[RICE HEALTH]が紹介されています。
Facebookページには、[インタビュー]や[お客様からのお便り]というタブが設置されています。
[インタビュー]では、たくさんの芸能人やモデルの方のライスフォースの使用感についてコメントなどが寄せられています。(それぞれのコメントに「いいね!」ボタンがついておりシェアすることができます)[お客様からのお便り]では寄せられた商品に対する意見や感想の中から、選ばれたものが掲載されています。
こういった形で、企業が商品ブランドについて紹介、説明するのではなく第三者の声をコンテンツとして掲載することでクチコミに近い効果を得ることができます。


4.会話をする
ファンと会話をすることも、気に入ってもらったり差別化する上で非常に重要な手段です(当たりまえですね)。
curryclubruu.jpg
http://ja-jp.facebook.com/curryclubruu
チキン南蛮カレー王子のカレ賊王に俺はなルウ! 2,155人
チキン南蛮カレー王子のカレ賊王に俺はなルウ! Facebookページは、宮崎県都城市にある「カレー倶楽部ルウ」のキャラクター(代表)であるカレー王子のFacebookページです、お店の様子やカレー王子の活動の記録が配信されています。
カレー王子とファンとの会話も活発です。「カレー倶楽部ルウ」のまかない情報(おいしそう)を紹介したり、新商品の開発の様子を報告したりといった形で頻繁に情報が更新されています。
会話をすることは、親しくなるほかにも自分たちで気付かなかった企業ブランドや商品ブランドの「優位性(強み)」や「独自性」を知るきっかけになることがあります。
ピーター・ドラッカーは、「自社のことは自社ではわからない。特に強みは」と言っています。また、「自社を最もよく知るにを腰を低くして聞かなければならない」とも言っています。1番に紹介した自社の「優位性」や「独自性」を知るために、会話は非常に重要な方法です。
まとめ
今回は、Facebookを使って「気に入ってもらう、差別化をはかる」ために出来ることを4つご紹介しました。これらの方法は、Facebookが取り沙汰される以前にもおこなわれていたことですが、Facebookの特性をうまく使うことでもっと効果を出すことが出来るはずです。一度、自分の企業ブランドや商品ブランドにあてはFacebookページの運用をがんばってください。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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