Webサイトのインサイト:FacebookからWebサイトへのトラフィック誘導力を知る

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前回はFacebookのインサイトについて取り上げましたが、Facebookには、「Webサイトのインサイト」というのも用意されています。
Webサイトのインサイトからは、指定したWebサイトからのFacebookへの流入、Facebook上で指定したWebサイトのリンクがシェアされた回数や表示回数、クリック率などを詳細に表示するものです。
Facebookを使ってWebサイトへのトラフィックを増加させたい、あるいは、Facebookでの露出機会を増やしたいとお考えの方は、評価項目としてぜひ参考にしてみるとよいでしょう。
Webサイトへのトラフィック流入は、Googleアナリティクスからもわかりますが、Facebookのインサイトを使うと、Facebookの各種ソーシャルプラグイン(いいね!、コメントなど)からどの程度流入があるのかを把握することができます。
今回は、利用の方法と確認できる項目を紹介します。次週はより詳細なデータの見方や分析方法を解説する予定です。

Webサイトのインサイトを利用するには

Webサイトのインサイトは、登録するドメインに設置したWebサーバーの管理権限があれば、誰でも利用できます。
Facebookのユーザーアカウントは必要ですが、Facebookページがなくても利用できます。また、参照できるデータが限られてしまいますが、該当のWebサイト内で「いいね!」ボタンなどFacebookのソーシャルプラグインを設置していない場合でも利用することができます。
利用するには、以下のようにデータを取得するWebサイトの登録を行います。
インサイト」にアクセスして、「ウェブサイトのインサイト」をクリックします。
i1.png
「ウェブサイトのインサイトを取得」画面が表示されるので、ドメインを指定します。
i2.png
続いて「リンク先」を指定します。自分の個人アカウント、Facebookページの管理人、アプリの管理人から選択することができます。複数人を管理人としたい場合は、仮のFacebookページまたはアプリを作って、登録したいユーザーを全員そこの管理人にすればよいでしょう。ここで登録したアカウントのみがインサイトを確認することができます。
ウィンドウに表示される以下のようなメタタグをコピーして、Webページのルートのファイルの<head>セクションに書き込みます。
<meta property=”fb:admins” content=”user_id” />
<meta property=”fb:app_id” content=”your_app_id” />
サブドメインでわける場合は、サブドメインごとに登録してください。
これで登録できました。
次に先程のウィンドウから「インサイトを取得」をクリックしてみましょう。アクセスが可能になり、インサイトの情報が取得できるようになります。

Webサイトのインサイトから何が見えるのか

登録できたら早速データを確認してみましょう。タイミングにもよるとは思いますが、初めてWebサイトのインサイトを登録した場合、データの取得までに2日間くらいかかる場合があります。
データの見方は次週詳しく解説しますので、今回はどういうデータが取得できるのかを確認してみましょう。
以下の図は、Webサイトのインサイトで確認できる内容です。赤い矢印で書いた部分がWebサイトのインサイトから確認できるデータです。
スクリーンショット 2012-02-20 15.03.25.png
まず、図の②の部分は、WebサイトのリンクをFacebook上でシェアした数です。シェアには、Webサイトに設置された「いいね!」ボタンのクリック、リンクのシェア、「送る」ボタンによるシェア、コメントボックスからのコメントの投稿が含まれます。
そして、③の部分は、シェアされた結果として、URLのリンクがFacebook上でどれくらいの表示回数の機会が得られたかという数値です。④は、Facebook内でURLを見た結果として、Webサイトを訪問してくれた数です。
以下のスクリーンショットは、Webサイトのインサイトの概要部分です。
スクリーンショット 2012-02-20 15.10.18.png
1ヶ月の間に1,500回、Social Media ExperienceのデータがFacebook内でシェアされました。結果として、シェア回数の2700倍の405万回、Facebook内でURLが表示されることになりました。そのURLを見て、Webサイトに訪れてくれた人は、3,800人です。

まとめ:FacebookはWebサイトへの流入の増幅装置になる

さて、このデータからもFacebookでシェアされることのインパクトが分かるのではないかと思います。自分のフィードやFacebookページでリンクをシェアすることも重要ですが、Webサイトを訪れた人がリンクをシェアしやすいように、いいね!ボタンやコメントプラグインを入れることは、現在のWebサイト作りの基本中の基本となるでしょう。
情報発信の本拠地をFacebookとするのか、Webサイトにするのかでも変わってきますが、多様な情報を載せられること、検索エンジンからやってくる新規ユーザーのことなどを考えると、Webサイトをメインの情報発信の場として、Facebookを拡散装置として活用するのがよさそうです。
次回は、Webサイトのインサイトのデータのチェックポイントを紹介します。

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Satoshi Saito
Rex編集長 ソーシャルメディアだけでなく、コンテンツマーケティング、特にBtoB向けのコンテンツマーケティングのコンサルティングを展開。ビジネスモデル開発のフレームワークを使ったワークショップなども開催している。

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