カメラマンが教える手ブレ対策5か条~撮影時の動き、暗さ、カメラの持ち方に注意~

手すりに寄りかかり撮影
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FacebookなどのSNSで多く見られる写真の中で、良くない写真の一つに手ブレ写真があります。

手ブレ写真は、シャッターを押す瞬間にカメラもしくはスマートフォンが動いてしまい、写真自体がブレてしまうことによって起こります。

手ブレが起きてしまった写真を、後からの補正や加工によって復活させることはできません。はっきり言って救いようがない写真になってしまうので、最初にこれは注意したいと思います。

今回は、手ブレを防ぐための5つの方法をお伝えしていきます。

1.片手で撮影しない

一眼レフのカメラなどはどうしても両手で持って撮影するので、両脇を締めて撮るっていうのが基本です。しかし、コンパクトなカメラやスマートフォンなどで撮影する場合、ついつい気軽に撮れるから片手で撮影しがちですよね。しかし、片手での撮影は不安定になるためブレやすいのです。

2.シャッターが切れるまでカメラを動かさない

シャッターを押してシャッターが切れる時にはカメラを動かしているというのは、よく見る光景です。

カメラによってはシャッターを押してからシャッターが切れるまでにタイムラグがある場合もあります。特にスマートフォンに関しては、機種によってタイムラグが長いものがあるので、注意が必要です。

カメラやスマートフォンを最後までしっかりとホールドすることによって、手ブレのほとんどは軽減できます。

3.正しいカメラの持ち方を意識する

では、どうしたら手ブレを防げるのでしょうか。実際の悪い例と見本の持ち方を写真で説明していきましょう。なお、ここでは普段の生活のなかで手軽に撮影することを想定して、iPhoneを使用しています。

■横位置悪い例
片手で端だけもっていると、スマートフォンの重みでブレやすくなります。また、シャッターを押す時タイミングで指が動き、ブレることも多いのです。
両手横持ち

■横位置見本
左手でしっかり握り、右手で上下をおさえて固定しましょう。この型だと、親指の可動領域にも余裕があるのでブレにくいです。
両手横持ち

■縦位置悪い例
こちらも片手で持っている状態です。先ほどの横位置よりはスマートフォンが安定しやすいですが、シャッターを押す時タイミングでブレやすいことには変わりません。
片手縦持ち

■縦位置見本
右利きの人は左手でカメラを包み込むようにして持ちます。その際写真に手がかぶらないよう、レンズに穴だけはしっかり空けておきましょう。安定感を高めて右手で軽くシャッターを押す方がブレにくくなります。
両手縦持ち

4.暗い場所での撮影には特に注意する

また暗い状況で撮影すると必然的にシャッタースピードが遅くなり、ブレやすくます。スピードが遅くなるのは露出の関係ですが、かなりハードルが高くなるのでここでは専門的な説明は省略したいと思います。

光が少ない暗い時にも最近のカメラはある程度対応してくれるのでほとんどの方は気軽に撮りますが、本来は三脚を立てるのが望ましいです。

5.カメラを固定する

しかし、通常三脚なんて持ち歩くことはないですよね。その代わりに幾つかカメラを固定する方法を紹介します。

■テーブルの上の場合
両肘をテーブルの上にしっかり置いてカメラを構え両手でしっかりホールドします。横の場合は、きちんと4隅をおさえることができるため安定します。
テーブル横持ち

縦の場合は、一番下が右左両方とも固定された状態になります。人差し指を上部に添えて、ぐらつかないようにしましょう。
テーブル縦もち

■壁や手すりを使う場合
壁や柱や木などに半分身を預ける感じで身体を固定するだけで、かなりブレを防ぐことができます。この場合、壁や柱に手首や手の甲までつけられたらより安定感が増し、ブレにくくなります。

壁に寄りかかり撮影

また、手すりなどに片方の肘だけでも置くことができるとこれだけでもかなり安定します。この場合も肘をついた手でしっかりカメラをホールドしてください。
手すりに寄りかかり撮影

このように、まわりにあるものもうまく使って、ブレないように工夫しましょう。

手ブレを防ぐ心がけを

手ブレ補正機能といった技術も進歩してきてはいますが、まずはブレないように撮影することが基本中の基本です。せっかくのシャッターチャンスを手ブレで台無しにするのはもったいないですよね。今回ご紹介したポイントをしっかりと意識して、シャッターを押すことを心がけましょう!

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菖蒲 タケル

菖蒲 タケル

20年以上雑誌、広告写真撮影を中心にプロとして活動。芸能人、タレント、経営者、文化人等の人物撮影から、ファッション、料理、旅物、舞台、ステージ、イベント記録等ジャンルを問わず撮影している。「写真を撮る、撮られる楽しさを伝えて行くのも自分の一つの使命」と、近年は一般の方のプロフィール写真や結婚式、家族写真、子ども、ペット等の撮影も手がけている。

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